パワーストーン２【ジュエリー大好き】
前回の続きです。
石やモノに条件を付けたり価値を見出すのは人間です。他の回で「興味のない人にとっては宝石もだタダの石ころだ。」と書きました。お守りやパワーストーンだって同じです。
自分がほしいと思う結果から選ぶのがいいと思います。
こんなふうにまとめましたが、なんとも乱暴な終わり方でした。
そんなにスッパリ決められないから困っているんじゃないの。
決めるのは難しい
自分を信じる
実際世の中には情報があふれすぎて、余計に悩んでしまいがち。
そんな時は直感を信じてみてください。
パッと見たり、実際触って「きれいだな」「気持ちが良いな」「今はこれが欲しいな。」と感じたら、それが今のあなたにとって価値のあるパワーストーンではないか、と私は思います。
その時にもし他人の評価が気になるようなら、アクセサリーなど見える形で身に着けるものではなく、小さな石そのものを持ち歩けばよいと思います。
悩みをやわらげたくてパワーストーンを持ったのに、こんどはその石について、他人からの評価が気になっていては本末転倒です。
好きな石ならなんでもいい
私はパワーストーンと呼ばれるものを持っていません。
好きな種類の石の中には、そのように呼ばれているものはありますが、「パワーストーン」として扱うことはありません。
理由は単純で、石は見た目と結晶の面白さ、直感以外で選んでいないからです。
石に意味付けするのも、それを「効果があった！」と判断するのもすべて人間です。だったら自分で「これで良い。」と決めたらいいと思いませんか？
私が今までで一番惹かれた石
高卒でジュエリー職人になって、10年以上宝石を扱いました。
後半は個人作家さんの技術サポートもさせていただき、ガラスプラスチックも含め、鉱物、合成石など宝石以外も経験しました。
その私が今までで一番惹かれたものは、ある合成アメシストです。
古い枠から外した石で、カケがあったため廃棄されるところを譲ってもらいました。
このタイプは昭和期のものだと思いますが、細長いオーバルでトップは変形のカボッション、裏はファセットカットになっていました。
天然石のアメシストよりどぎつくて、カットも最高にかっこよかったのです。一目ぼれしてしまったわたしはすぐにクリーニングして大事に持っていました。
数年後シルバーリングにして、気合を入れたい時によく着けていました。
今も手元にあり、20年以上手放さずにいます。
いまだにこの石を抜くものには出会っていません。
面取りみたいになっている。
天然石のパワーストーンじゃなくても、お守りになったり、ラッキーアイテムになるんですよね。
これは私のだいじなお守りです。
だから、本当に自分で「好き」と思える石を見つけてみてください。
他人からの評価を恐れたり、見た目を気にすることはありません。
持っていて気持ちの良い石を選んでくださいね。
あなた自身が良いと思ったものが正解なんだと思います。
販売したいなら
ただ、もしあなたが天然石を「パワーストーン」として販売するとしたら、それなりの覚悟をもって臨んでください。
あなたが売ろうとしているものは何なのか、きちんと理解してから売ってほしいと思います。
信用できるパワー要素
浄化とかそいうのは私にはわかりませんが、色についてだけ信用しています。
色が気持ちや体に作用するというのはよくわかります。
なので天然石も好きな色で選ぶのはいいかもしれません。
今欲しい色が心の状態を反映している、ということはあり得ると思います。
クオーツに関しても、微量の電流があることは証明されているようなので、その点で体に作用することもあるでしょう。
2回にわたってパワーストーンについて書いてみました。
むずかしい回でした。でもまだ足りない気がします。
いつかまた書きますね。
まとめ
依存しない
心に作用する商品を扱う業界は、ちょっと怪しい輩が混ざりがちです。
依存し過ぎないように、過信しすぎないように注意して買ったり売ったりしてください。
自分を信じて、今「これ好き！」と思える石に出会えることを願っています。
あなたの好きなパワーストーンは何ですか？
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記号・リュウコ
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