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ブンゲイファイトクラブ

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準決勝に際して——感想・コメントあるいは三つの質問

 準決勝に際したファイターはいったいどのような心理状態なのか、感想あるいはコメントをいただこうと思いました。ただ、デリケートな状態であるのは間違いないので、あまり無理は言わずに、三つの質問に答えていただくのみでも可という尋ね方を採用しました。以下が四名の回答になります。

北野勇作

質問1 ブンゲイファイトクラブのこれまでの作品で一番好きだったのはなんでしょうか

 雛倉さりえさんの「飼育」です

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2回戦ファイターによるジャッジの採点およびコメント

採点詳細

大前粟生

5 笠井康平
3 橋本輝幸
5 仲俣暁生
2 樋口恭介
3 元文芸誌編集長ブルー

笠井康平氏を次に進めたいジャッジに推します。
ジャッジのなかで、ファイター同様に、というかきっとそれ以上に、この人は文章で闘っているのだな、と笠井氏の評を読んで思います。文章を読み、書くということを考えるためのものであるような笠井氏の評はファイターやジャッジや観戦者の文章を成長させるためのA

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2回戦結果とジャッジによる作品評

2回戦結果
A
「あなたと犬と」金子玲介 勝点3 準決勝進出
「森」雛倉さりえ 勝点2 

B
「砂のある風景」北野勇作 勝点4  準決勝進出
「グリーン テキスト」齋藤優 勝点1 

C
「抜ける日々からむいていく」大前粟生 勝点2 
「いっぷう変わったおとむらい」蜂本みさ 勝点3 準決勝進出

D
「天狗の質的研究」吉美駿一郎 勝点1 
「ミドリノオバサンとヒト、およびウマ」齋藤友果 勝点4 

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1回戦ファイターによるジャッジ採点の説明・補足など

伊藤なむあひ 竹花一乃 式さん 吉美駿一郎 林四斜
大田陵史 冬乃くじ 齋藤友果 珠緒 磯城草介

伊藤なむあひ
ジャッジの採点方法について、以下の通りとした。

a.採点の基準が明確か(配点2)
b.対象作品を読みたくなるか(配点2)
c.芸になっているか(配点1)

*各作品への採点は上記の配点に影響しない
0から5点で、数字が大きいほど良い評価となる。ジャッジのジャッジはとても難しく、自分の

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2回戦作品

2回戦作品

対戦 A
金子 玲介×雛倉 さりえ

あなたと犬と 



対戦 B
北野 勇作×齋藤 優

砂のある風景

グリーン テキスト

対戦 C 
大前 粟生×蜂本 みさ

抜ける日々からむいていく

いっぷう変わったおとむらい

対戦 D
吉美 駿一郎×齋藤 友果

天狗の質的研究

ミドリノオバサンとヒト、およびウマ

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 一言で言えば

 ブンゲイファイトクラブ(BFC)はすべての文芸の書き手たちが作品で闘うという前代未聞の、とても無茶なイベントです。

 特徴

 特徴が幾つかあります。まず賞金がありません。優勝しても手にはいるのは名誉だけです。副

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1回戦結果発表

8名のジャッジの採点により、2回戦進出者が以下のように決定しました。 A 「アボカド」金子 玲介
 B 「飼育」雛倉 さりえ
 C 「天の肉、地の骨」北野 勇作
 D 「その愛の卵の」齋藤 優
 E 「私の弟」大前 粟生
 F 「遠吠え教室」蜂本 みさ
 G 「夏の目」吉美 駿一郎
 H 「鳩の肉」齋藤 友果

ジャッジ
笠井康平、QTV、道券はな、仲俣暁生、橋本輝幸、樋口恭介、元文芸誌編集長 ブ

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ブンゲイファイトクラブ1回戦Hグループ

「鳩の肉」齋藤 友果
「ハハコグサ」磯城 草介
「くされえにし」林 四斜
「ハワイ」貝原

作品

「鳩の肉」齋藤 友果

「ハハコグサ」磯城 草介

「くされえにし」林 四斜

「ハワイ」貝原

※一名辞退されたために、次点の林 四斜さんの「くされえにし」が空いた位置に入りました。したがってタイトル50音順から外れています。

ブンゲイファイトクラブ1回戦Gグループ

「跳ぶ死」伊藤なむあひ
「夏の目」吉美 駿一郎
「ニルヴァーナ 川柳一〇八句」川合 大祐
「パゴダの羽虫」中島 晴

作品

「跳ぶ死」

「夏の目」

「ニルヴァーナ 川柳一〇八句」

「パゴダの羽虫」

ブンゲイファイトクラブ1回戦Fグループ

「手袋」珠緒
「天空分離について」伊予 夏樹
「遠吠え教室」蜂本 みさ
 読書感想文「残穢」一色 胴元

作品

 「手袋」

「天空分離について」

「遠吠え教室」

 読書感想文「残穢」

ブンゲイファイトクラブ1回戦Eグループ

「私の弟」大前粟生
「抱けぬ身体」原 英
「立ち止まってさよならを言う」 栗山 心
「月と眼球」式さん

作品

「私の弟」

「抱けぬ身体」

「立ち止まってさよならを言う」

「月と眼球」

ブンゲイファイトクラブ1回戦Dグループ

「その愛の卵の」齋藤優
「甲府日記 その一」飯野 文彦
「逆さの女」正井
「殺人野球小説」矢部 嵩

作品

「その愛の卵の」

「甲府日記 その一」

「逆さの女」正井

「殺人野球小説」矢部 嵩

※齋藤優さんの「その愛の卵の」はグループ分け時点の「無題」からの改題です。

ブンゲイファイトクラブ1回戦Cグループ

「天の肉、地の骨」北野勇作
「期待はやがて飲み込まれる草」伊藤 左知子
「来たコダック!」蕪木 Q平
「愚図で無能な間抜け」植川

1名のみが2回戦に進出

「天の肉、地の骨」

「期待はやがて飲み込まれる草」

「来たコダック!」

「愚図で無能な間抜け」

ブンゲイファイトクラブ1回戦Bグループ

「飼育」雛倉さりえ
「インフラストレーション」大田 陵史
「宇宙が終わっても待っている」後谷戸 隆
「伝染るんです。」竹花 一乃

1名のみが2回戦に進出

作品

飼育

インフラストレーション

宇宙が終わっても待っている

伝染るんです。