【日記】風の中に立つ

連日、暖かい日が続く。
三寒四温はもう越えたのだろうか。ということはもう本当に春…？春一番も吹いたことだし、もう寒くはならない…？

年々春と秋が短くなっていると言われているこの世界、つかの間になるだろう春を満喫したい。鼻をすすり、目をこすりながらそんなことを思って日々をゆるりと過ごしている。
精神的ソーラーパネル搭載型人間（伝われ）なので、季節問わず晴れていたらもうそれだけで概ね機嫌良く過ごせる。ふと買い物に出かけたとき、空を見上げたら梅が咲いていて思わずそれに目を細める。

風か吹くたび花びらが舞い散る光景を、見るのが好き。

最近はよく紅茶を飲んでいるのだけど、いろいろ考えて思考が一定の箇所で足踏みをしはじめたら、紅茶を入れたマグカップを持ってベランダに出る。
花粉の弊害は一旦忘れることにして、太陽光の下に出て、風の中に立ってみることにしている。そして、ベランダから行き交う人を眺めつつ深呼吸をする。
強制的に、脳みそをリフレッシュさせるような、一点集中で見つめている部分からあえて目を逸らすような時間を持つことは、なかなか自分にとって有効な手段だということがわかってきた。
心の栄養にとって、太陽のちからは本当に偉大だ。

さらに、好きなサクラフレーバーのお菓子をつまんでみたり、少しだけチョコなど甘いものを口にすることも有効。だんだん自分の操縦方法がわかってくる。それを実感するたび、ここまで自分をさほど労ってこなかったから、こういうことに気づくのが遅れたなあと気付かされる。

無印良品で見つけたサクラシリーズの一部。
嬉々として買ってきた！

そんな、春の入り口。
恐らく私は明日も鼻をすすりながら、風の中に立つ。