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わたしのデータ化、リスト化遍歴1〜古き良き野球ゲーム1

自己紹介を兼ねて、わたしのリスト化、データ化遍歴を並べてみます。ちなみに中学生のころの話です。大目に見てください。

野球ゲームで打率の計算をしてみる

今やパワプロとか、プロスピとか、ほんとにリアルでいろんな機能満載のゲームが当たり前になってきています。

しかしそれは夢の世界。というのもさかのぼること30数年前、野球ゲームというのは今とは比べものにならないほど原始的でした。

選手が成長するなんてあり得ませんし、そもそも選手一人一人の成績が変化する、試合結果がセーブされる、なんて機能はありませんでした。ただただ試合をこなす、だけです…。

ですので、果たして今打席に入っている選手はどのくらいの打率なのか、当然わかりません。前の打席がどうだっか、表示されません。

ならばと紙とペンを用意し、一打席一打席各選手の記録を取り、打率の計算をはじめました。

ヒットなら○印、凡打なら✖️印とし、表を作って計算です。試合を重ねたら、通算打率も電卓で計算します。

ついでに打点とホームラン数も記録します。ただ、ホームランはむかしのゲームはあまり出ませんでした。

ただ打率を計算するのではつまらないので、6チーム作ってみました。といっても、コンピュータ側ではなく、紙面上に。まさに妄想の世界…。

各チームはアニメや漫画の登場人物をあてがいました。ドラえもんチームとかサザエさんチーム、とかです。

これから行う試合はドラえもんチームとサザエさんチーム、わたしがドラえもん、コンピュータがサザエさん。打順は…、という具合です。

ここまで行くと、暗いでは済みません。闇そのものです。我ながら引くほどです。

で、各選手の打率を1Pのときであろうが、COMのときであろうが、すべて書き留めます。

おそらく1試合20分くらいで終わるところを倍以上の時間はかけてこなしていたと思います。

ペナントレースなどコンピュータ上には存在しません。わたしの方で組みました。全部で何試合だったか忘れましたが、1シーズン50〜60試合だったかな?数シーズンやったと思います。

こんな調子なので、最初のうちは広告チラシの裏とかに記録していましたが、最終的にはコクヨのいちばん分厚いノートに記録していました。

後にも先にも、あんな分厚いノート使ったことありません。

程なくして試合データが表示されるゲームが登場してきたのでこちらも衰退していきました。

打率計算で気づいたこと

世の中のリアルプロ野球はよくても打率3割台ですが、ゲームの世界では、5割、6割は当たり前!だということに気づきました。打率7割はさすがに夢の数字、って感じです。

考えてみれば、1-0の試合、コンピュータ上でやっても面白くないですしね。打ちまくりたいですしね。

そして、四死球はほとんどありません。これ、今のパワプロとかもそうじゃないですか?わざわざボール選ばないですしね。

こうして打率の神秘を知るでんぱ少年であった…。

(つづく)


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