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大切にしていたことに気づく7月

北海道に移住してから2か月。もうすぐ3ヶ月突入。
早い。8月を感じる。北海道でもちゃんと蝉っているんだな。
でも、暑苦しい断末魔というよりは夏の風情を感じる奏でるような断末魔に思う。ええ、断末魔であることには変わりはないが。

さて、今月も今月とて振り返り。

ちゃんと暑いじゃないか美唄

7月は美唄市から出ない月だった。6月の札幌に行った回数を考えると、なんという振り幅なのか。とはいえ、足を広げなくてはという焦りから脱出した表れのようで、メンタル的にはいいことだと思っている。

8月でも平均28℃と私調べてはなっていたというのに、7月中頃になると最高気温を30℃超える日も続き、クーラーが恋しくなった。今は一日中、窓を開けて風通しよく過ごしている。
暑いものの風はあるし、夜は涼しいのでまだ助かっている。

でもさ。
ちゃんと暑いじゃないか美唄。

半袖そんなにいらないかって捨てちゃったじゃないか。

そんな後悔を抱きながらも、他所に出ないで、何をしていたかというと、少々美唄を満喫していた。

美唄の未来を語らい考えるワークショップ参加

福祉の観点から美唄市を考えるワークショップに参加して、世代を超えて自分の意見を出し合った。課題に向き合い人と話し合えるってやっぱり最高だなと。自分は人と意見を出し合うのが好きなんだなと再認識した日だった。

お気に入りのお店の限定メニュー堪能と新しいお店開拓

引っ越してすぐに虜になってしまった日用品と喫茶Tape
お店では二週間置きに変わる期間限定メニューがある。

Tapeのホットサンド。ほくほくのじゃがいもとスライストマトとスパイシーなひき肉が入ってる。サラダにはアーモンドとピスタチオが掛かっていてQOLの向上を感じた。


引っ越して今度食べようと思っていたホットサンドが提供終了になるということで、パートナーを引き連れて週末に食べに行った。
この日はちょうど雨だったけど、そんなのお構いなしだ。そんな力を持つTape。ご飯ももちろん美味しいのだけど、ここで特別な時間を過ごすために私は楽しんでるんだと思う。
月1ペースではなく、少なくとも月2ペースで赴くようになった。

コーヒーフロートは自家製コーヒーゼリーが入ってて最高に美味しかった。もうほんといいんですか?ってくらいたっぷり。

この月は、新しいお店も開拓した。
金曜日は仕事を頑張ったご褒美に外で食事をすることが多い。
いつもは元祖美唄焼き鳥の福よしや居酒屋チェーンのつぼ八が多いが、今回は新しいところをチャレンジしようとGoogleマップで調べる。
そこで見つけたのが楽蔵
メニューもお酒もレパートリー豊富でどれも美味しいし、量が多い。これはいいところ見つけた!とパートナーとご満悦の開拓日。
それ以降、パートナーは東京や大阪から出張に来る上司と飲むときは決まってこのお店になった。

これからもどんどんお店を開拓していきたい。

ほかにも、同世代でBBQをしたり、神社で開催されたビアガーデンを楽しんだり、ワークショップで同じ班だった方が主催のイベントに参加してみたり。
自分が今住む地域の楽しそうなところに足を向けることが多い月だった。

美唄を満喫したこの月は、気づきもあった。

作る人は豊かだ

場づくり、ものづくり。作ると言ってもいろいろあるが、何を作るにしろ、何かを作っている人は豊かだと思った。
表情が朗らかなのだ。人生をと言えば大袈裟かもしれないが、今このときを楽しんでいるように見える。それが羨ましいほどに弾けて見える。

作らずとも消費するだけでどんなものを簡単に手に入れることができる現代社会。消費する、使うことももちろん楽しいが、作ることには全く違った楽しさがある。体験が身も心も豊かにしてくれる。自分に自信をくれる。新しい世界を見せてくれる。自分と向き合える。受け身ではなく自ら動く。与えられたものを受け取るのではなく、ほしいものを作り出す。

作ることは自分の人生を豊かにしてくれる。
そう思うのは、作ることによって発生する自身の中の化学変化を感じているからかもしれない。

消費するだけでなく、生涯つくる人でありたい。
それは料理でもいいし、アクセサリーでもいいし、物語でもいい。
今、作っているものをまずは大切にして、自分を大切にすることは忘れない。

私が気づいた大切にしていたこと

引っ越してから、「よくそんなに動けるね」「よくそんなに人と繋がろうと思えるね」「よくそんなに住んで間もないのに地域のことを考えようと思えるよね」といった言葉をもらうことが多々ある。

私にとっては結構当たり前だったけど、案外、一般化はされていない部分なんだなと言葉を受け取ることが多くなるにつれて思うようになった。

当たり前なのだ。私にとっては今いる地域で動き人と出会うことは。
理由ははっきりしている。
今いる場所で楽しみたいからだ。

どこで生まれたか、どのくらい住んでいるのか、その地域に特別な思い入れがあるのか。
それももちろん大切な項目かもしれないけど、私にとってはあまり関係ない。
今この場所に私がいるという事実が一番重要だ。
この場所にいるからには楽しみたい。どこに行っても同じように過ごすのはつまらない。その土地のことを知って、その土地にあるものを大切にしたいし楽しみたい。人だって一期一会かもしれないけど、これからどんな付き合いをしていくかなんて、出会ってみないと分からないし、狙って理想の付き合い方ができるわけでもない。

楽しんで、出会って、今私はちゃんとここにいるんだと噛み締めていたい。

聞かれて答えるたびに、思ったより私はこのことを言語化して落とし込んだうえで行動していたと気づかされた。

たぶん、これからもどこに行こうが住もうが、私はその場所を都として楽しむことは変わらないと思う。

以上、そんなことを思った7月。
8月は雨も多いし、湿度が高くてむしむしする日も多いけど、8月も楽しむぞ。

8月にやりたいこと

8月にやりたいことはいろいろあるけど、確実にしたいことはこの3つ。

・坊っちゃん文学賞の応募作品を書く。
・数行日記をつける。
・印刷会社に小説の入稿データを提出する。

坊っちゃん文学賞の応募作品を書く

昨年も応募した坊っちゃん文学賞。結果はいいものではなかったが、今年も応募する予定だ。こういうのは継続が一番。計画的に書いて、ぎりぎりまで粘って4,000字に賭けたい。

数行日記をつける

感性を磨くことと自分が書いていて気持ちの良い文体と人に読んでもらうことを前提とした文章の書き方、構成をトレーニングするために日記をつけたい。
ただ、完璧にやろうとするくせに三日坊主が私の特技なので、二、三行の数行だけでもいいし、書き足りなかったらいっぱい書くしというあまり文字数にこだわらない日記にする。
直感で書くのも良し、考えて書くもよし。ただし、タイトルは必ずつける。自分のそのとき喚起された感情を見つめ直す。これは緩くても続けること。
上旬、中旬、下旬で分けるか、前半と後半で分けるか、大好きな夏生さえりさんをお手本にする予定。

印刷会社に小説の入稿データを提出する

入稿するぞと意気込んで、何か月経ったんだろうという感じなので、そろそろ入稿したい。これに尽きる。ただやるのみだ。やれ。

おわりに

北海道の夏を楽しみながら、今月も緩く自分を抱きしめて生活していこう。
ここまで読んでくれた方々、ありがとうございます。
よければ、今月の目標をコメントで宣言してください。
一緒にゆるめに頑張りましょう。

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