見出し画像

今の私が、私なりに気づいたこと

こんにちは。

自分の病気のことを綴ってから、月日が経ちました。
多くの方から「読んだよ」と、「大丈夫だよ」と、励ましの言葉や連絡をいただき、
なんて優しい方々に出会えたのか。と噛み締めていました。

私には、やりたいことが沢山あります。
例えば、ワーキングホリデーやイベント企画運営、インドやスリランカに「アーユルヴェータ」を学びにいく、日本中を旅行して新発見、ベジタリアンや健康食品について広めるフェスの開催、、などなど。あげようとしたらキリがありません。(笑)

そのためにも、心の底から「摂食障害」とうまく向き合い、克服していきたいという気持ちが増しに、増しているのです。
前回のnoteでの書いたように、この病気と向き合うのはとても大変です。

でも、克服するために新しく始めたこともあります。
❶3食しっかり食べて、過食欲をなくす。
今や、「空腹が大切」「16時間ダイエット」「週末だけしっかり楽しむ」などさまざまなダイエット法がありますが、朝食を6年ぶりに食べ始めるようになって、気づいたことは「摂食障害に流行りのダイエット情報は天敵」ということ。
朝食を食べるのは本当に怖かったし、まだ何時間も運動していないのにと思うこともありました。
しかし、朝食を食べることで、過食欲が改善され、少しずつソワソワが減ってきました。甘いものの過食も減った。良い進歩でした。

身体のために何が必要なのか、しっかり学ぶこと。
私は、摂食になって栄養についての知識はとっっても増えました。PFCから、運動量から、何から何まで。しかしそれを

「しっかりと身体を思って、取り入れ、行動すること」

は全くできていなかった。
断食することの危険性、炭水化物を取らないことへの影響、取らない栄養素を増やしていくことでの身体のバランスの変化、などなど。私が行っていたことは、将来の自分を痛めつけていたことばかりでした。
筋肉量は減り、基礎代謝や平均体温が信じられないくらい低い、この歳で骨粗鬆症と診断され、消化力も低下、運動しても痩せられない身体作り、低血糖に低血圧、貧血など。影響は信じられないほど進行していました。今も、血圧は上が80台、下が40台。低体温。
身体のための栄養や行動について学べば、学ぶほど、変えていかないとという意識が高まりました。そこから痩せていること=いいことではなく、筋肉をしっかりつけて、Healty=健康的な肉体美を目指したい、ボディメイクをしたいと思えるようになりました。

ジムに通い始めた
私はもともと運動することが大好きです。しかし摂食障害になってから、頭の中は、「運動しないと食べたらダメ」「運動したら食べてもいい」という考えに支配され、毎日5・6時間ほど動き続けました。明らかな運動強迫です。
この考えは今も変わっていなくて、運動しないとご飯は楽しめない。
でもジムに通ったことで、目指すところが「痩せ=美」の考えではない人々との出会い、自分を心から愛している人、運動を楽しいことと考えている人など、たくさんの考えの方に出会えました。
そこから、「運動強迫=しなければならない、しないとダメだ」から、「運動は楽しい」「みんなに会いたい」「筋肉量を増やして、綺麗に自分を内側から好きになりたい」と思いながら運動できる日が増えました。

❹自分の考えに悪影響を及ぼすSNSの情報をブロックした
世の中は、間違いの情報や、摂食障害を助長させる投稿で溢れていると感じます。
例えば
・痩せたければ食べるな
・夜の炭水化物は敵
・〇〇cm 〇〇kgの食事
・ダイエット中食べてはいけないもの〇選
・モデルはこれを食べない
・モデル体重はこれだ!
・何kg あったら重い            …と、言い出したらキリがないです。

特に日本のルッキズムは本当に酷いと思います。
簡単に情報が手に入れられる時代だからこそ、何を発信するか気をつけないといけないのに、それが全くできていない、そしてそれを鵜呑みにして、真似したり、ときには自分自身を責めてしまう私たち。
影響力がある人(インフルエンサー)などの情報も信じて真似しがちですよね。だって憧れだから。

でも、、

どのような食事が良いのか、どのような運動が良いのか、どのくらいの体重が合っているのか、何を食べると“健康的“になれるのか。そんなの「人それぞれ」です。
100人いれば、100通りの身体の作りがあって、全員がその方法や体型があっているかなんてわからない。だから、ダイエット方法に「断定」することはできない。

じゃあ、このような情報が目に入って、自分で自分を痛めつけてしまうのなら、一旦それを見れない世界に自分を置いてみようと思いました。
「『痩せている』ことを求められる世界」ではなく、「『自分を好きになれる』環境作り」をしてみようと思いました。
これはまだ始めたばかりですが、なんとなく比較して落ち込む時間が減った気がしています。

「自分を大切にしてくれる人を、大切にする」ために自分を愛するための行動
私は、人と関わることやコミュニケーションをとることが大好きです。話すのがとにかく好き。そして、誰かにサプライズをすることも大好きです。
とにかく、周りの人を幸せにできたら良いなと考えています。
でもあるとき、いつだかは忘れたけど、聞いてから忘れられない言葉あります。

「自分を愛していないと、他人を幸せにすることなんでできない」

誰が言っていたんだろう。すっかり忘れてしまいました。しかし、この言葉にすごい感銘を受けたのを覚えています。
私の周りには、とても優しくて尊敬できる人が沢山います。前述したように、人と話すのは大好きなのに、「心の底から信頼できる人」や「愛せる人」はとても少ないです。
私は、私のことを「好きだよ」と言ってくれる人に感謝をし、大切にしたいと思いました。
でも、自分を好きでないと、他者へ幸せを笑顔を与えることはできないんだ。そしたら、自分を愛していくために行動しないとと思いました。

それから一度、ゆっくり休養を取る決断をし、自分が「好きだ!」「やりたい!」「気になる!」と思ったことに飛び込んで、行動して、経験するようにしています。
まだまだ自分を愛することはできないけれど、自分の真の気持ちに従って、行動することはできてきているし、それで「楽しい」と思うことが増えています。

「痩せで手に入れた幸せや肯定感は、簡単に崩せてしまう」

だからこそ、前述したことを意識して、生活し、自分に耳を傾けて、自分の“内側“から愛してあげようと考えています。
難しいことだけれど、少しずつ、少しずつ、進んでいきたい。

とっても長くなりました、以上が、摂食障害6年目の私が、「今」気づいたことで、
シェアしたかったことです。

ここまで読んでくれた方、本当にありがとうございました。😊!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?