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10連休に寄せて〜転職して1ヶ月経っての現在位置

10連休にかこつけて。新しい職場に来て1ヶ月経ったので、その振り返りを簡潔に。比較的良いカンジでオンボードできていると思います。

ユーザーに会いに行けた

この会社に決めた最大の理由の一つが「ユーザーに会いに行ける機会が多い」ということでした。toBのサービスはユーザー感覚を得るのが難しく(いわゆる消費者ではないので自分の経験にないユーザーコンテクストがある)、しかもその感覚がないと数字の読み方も分からない(例:この機能使っていないのは何故か?その背景にあるユーザー一人ひとりが置かれているシチュエーションが分かっていないと数字の良し悪しが判断できない、など)。前職はその辺りで苦労したので、解消したく思ってました。

面接時にユーザーに会いに行く(=学校訪問)の機会が多くあると聞いていたのですが、まさか最初の2週間で2回もユーザーの現場に行けるとは思っていませんでした。しかも自分のプロジェクトではなく、他案件に相乗りする体での参加でした。私としてはタダで同伴する訳にも行かなかったので、これまでのデプスインタビューの経験を活かし、実査のアイスブレークをしたり、(案件やリサーチ目的をキャッチアップした上で)インサイトの深堀りをしました。これがプロジェクトチームから感謝され、自分の持っているリサーチの経験がこの会社に貢献できるポイントの一つだなと感触を得ることができました。

メンバーの熱量とそれがもたらすもの

教育という、ある意味特徴のある領域に特化した組織だからか、メンバーのモチベーションが非常に高いです。みんな、この業界を変えていきたいと思っている、貢献していきたいと思っている。そんな、温度感の高い環境です。

みんなそれぞれ思いを持っていて、業界歴の長い方は特にこれまでの失敗経験も含め、それぞれアイデアを持っている。また私のような門外漢が持っているアイデアも受け入れてくれる文化があります。よって、ブレストやグループワークをすると、どんどんアイデアが出てくる。またみなさんブレストも上手なので、相乗的に練り上げられ新しいものに辿り着く、そんな感覚があります。

人がオープンで思いがある、大義がある。そんな印象をうけています。

通勤ラクになった

ここからは個人的な話になるのですが、まず通勤がラクになりました。電車に乗っている時間はおよそ半分ほどに。乗り換えが増えたのでドアtoドアではそこまで削減されませんが、それでも2/3は短くなっています。

これが思った以上に精神的に良い影響をもたらしています。遅くまで会社にいても、それほど時間をかけずに家にたどり着けることは、私にとってこれまで思っていた以上に重要なことのようです。

自分のデスクがある安心感

前職は最後の方はいわゆるフリーアドレスでした。拠点移動も多く、自分の根を張るところがありませんでした。それはそれで遊牧民のような(なったことないですけど)感覚を楽しんでいました。しかしいざ自分のデスクとモニターを与えてもらえると「朝自分が行くべき場所」「その周りにいる仲間」が明確になるため、新しい環境での心理的安全を感じることの手助けになっています。

分報とコンフルでアウトプットして自分の考えを知ってもらう

初日にまず社内Slackの分報チャネルを作りました。そこでどんどん自分のやっていることや会った人、聞いたこと、考えていることを吐き出しています。また、社内Confluenceに自分のスペースを作りプロジェクトにおけるアウトプットの下書きや、考えを簡単にまとめた文章を書いています。

このような粒度の細かいアウトプットをパブリックな場所に晒すことで、いろんな人からフィードバックをもらったり、実際に話すときのネタになったり。自分を知ってもらうための材料になっています。

さいごに

次の1ヶ月も頑張ります

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