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百舌鳥夜話(15thNight)声真似の原点〜幼少期とイベント会社編

現在、音声配信が主力化しておりその中でも取り分け「声真似」がメインになっています。

来春に音声配信の大部分をお引越しさせてしまうので、今のうちに声真似について色々思い出とかを語ろうかな…と云う回です。

(何週間分かの蓄積なので、やたら長いです…)

まず声真似を"いつから、どうして"について。

いつからかは分かりません(笑)

でも確か…キッカケのひとつは「この面白さをヒトに伝えたい」と云う気持ちから「そのシーンを再現する」つもりで始めたのだと思います。
(noteで初めてやったドラキュラXのオープニング再現が正にです。)

モノマネ自体にも興味はあって、テレビの"モノマネ王座決定戦"は必ず観てました。

モノマネ四天王と言われるコロッケさん、栗田貫一さん、清水アキラさん、ビジーフォーさんの頃の話です。(時代が古い…)

モノマネへの興味をより強くし実行させたのは意外にも、アニメです。

「名探偵コナン」で、怪盗キッドとの初対面の時にキッドがトランシーバーひとつで様々な声を模して撹乱する…と云うシーンがあります。

当然キッドの声優さん本人が真似してるワケではありませんが「あの顔でこの声を出す」部分に声真似への衝撃を覚えました。

「自分もそれを現実でやりたい」

これまで伝える為に喋り方や雰囲気を似せていた所から"声そのものも近づける"に移行したのは、この辺からかもしれません。

何から始めたかは覚えておらず、きっとそれがムスカでありシャアなんでしょう。
地声が近いのは、もしかしたら変声期にやり過ぎてそうなっちゃったんでしょうか……。

声真似をすると言っても、大勢の前でやるんじゃなく、1人で練習したり超親しい友人にだけ見せる程度で満足でした。

ようは趣味の範囲と云うやつです。
その頃は接客業が主体でテーマパークにも居ましたけど「流行り言葉等は原則使わない」ようになっていましたし、自信が皆無なのでやってません。

人前で完全に見世物としてやったのは音声投稿でも話した「無茶振りでやらされたルパン3世」です(笑)

大きな転機はここでしょうね。

イベント会社で小芝居を打つ企画を考え、脚本、演出をして出演もしてたのでちょこちょこと「人前でモノマネする」事と「お芝居」に慣れてったカンジです。

「エンターテイメント寄りのサラリーマン」なので自分の素地と言うのは「元々なにかをしてました」ではなくて、仕事で必要だから学び習得した…と思ってください。
例えば研修で商品知識を覚えたりするように、進行台本を覚えたり、音響機材の使い方とか、素材の作り方とか…そんな事をしてました。

後半はほぼ小芝居をしており、何かしらなキャラクターをオマージュして台本を書いていたのもあって、当時はスナイプ先生とか、ウィリーウォンカとかやってました(笑)←衣装、メイクと見た目も近づけます。

キャラではなく役柄で言えば、チンピラ、囚人、お爺さん、吸血鬼、侍……とか。
僕の脚本ではない時は、芝居心なんて技術は自分に無いので、与えられた役に対して「見聞きした誰か」にコンバートさせてやってました。

それも引いては「誰かのモノマネ」でしたね。
基本的にインパクトある人しか選ばないので、例えばチンピラならば「ごっつええ感じのコントに出てくるチンピラ(今田耕司)」とか(笑)
誰でも良いのですが"自分"では演じられないみたいで……。

よく「立っているだけ」の芝居が難しいなんて聞いた事あるかと思いますが、そんな感じで"普通が出来ない"
だから他の誰かの人格や性質を借りる手段を選んだんですね。

中には金キラキンなジャケットに伊達メガネと付け鼻して気が触れたようなテンションで話すド派手な役もありました(笑)
サンタクロースも「常にカタコトで喋れ」と普通じゃないことやらされたりと。

素でやるにはハートを著しく抉るのは、そうやって切り抜けたと同時に気付けば基礎が出来上がってた…んだろうなぁと。

当然イベントMCとしての進行はそれはそれでしっかりやらせて貰ってまして、今でも活かされています。
例えば声の色を変える事で雰囲気を変え、ヒトに注目してもらう(騒がしい空気をぶった斬るのに最適です)とか、もちろん速度とか抑揚とか、そこで滑舌も頑張ったんですけどねぇぇ(笑)

僕の仕事がテーマパーク時代も、立った状態で時にカラダも動かしながらダイナミックマイクで喋るモノだったので、ラジオ配信とは全然違ってる故に…まだ慣れてないのかもです。

イベントの仕事は大変だったけど楽しかったですし、それはお客さんにも伝わってたはずです。
笑ってくれてましたから(笑)
この辺で「趣味は趣味だが、仕事でも耐え得るクオリティに近づいた」のだと思います。

そこで得たモノたちが、何をどうかして……現在に至ると。

声真似の生い立ちについては、こんな所でしょう。人に歴史ありと言いますが、振り返ると改めて思い出される事があるんだなと、良い機会を頂けました。

以前リクエストされていた「イベントMC時代の事」を話せるタイミングだったので、合わせてそうしました。


読んでくださりありがとうございます。

長くなりすぎたので、続きは次回…出来れば12/31の夜あたりにでも。

年を跨いだらすみません(笑)

次は声真似の取り組み方についてになると思います、宜しければ読みに来てくださいませ。

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