心に遺るゲーム音楽3選"前編"(スクエニ以外:スーパーファミコン)
今日も記憶の棚の奥底から思い出を引っ張り出して参りましょう!
レトロゲーム音楽シリーズも4回目。
忘れていた思い出し"かつてコドモだったオトナたち"の皆さんにしか感じ得ない思い出もありましょう。
まことしやかに好評頂いております。
今回はスクウェアとエニックス"以外"の作品からの紹介です!
みんな、待たせたな!()
時間かかったのは詰め込み過ぎたからです。
本当は4選でしたが各項目の文章量が多い上に、
4作品目に至っては「曲の話全然しないで当時の背景やシステムの話ばっかり」
しかもエラい長くなってしまったので…。
3作品(前編)1作品(後編)でお送りします。
いやぁ………盛り上がっちゃったな(笑)
始めに
どっぷり思い出に浸りたい方は、
過去作がありますので、コチラをご覧ください。
その前にちょっと小話。
スーパーファミコンのソフトって何本あると思いますか?
なんとその数1448本。結構多いんですね。
ちなみにファミコンソフトは大体1250本ほどだそうです(不鮮明なのはサイトそれぞれで数が違うから。なに、ダマでリリースとかあったの?)
では今回もやって参ります!
※ニンテンドー多めです、すみません。
ゼルダの伝説 神々のトライフォース / 表の地上
スーパーファミコンで神曲として名高いのはコレです、やはり。
ゼルダはディスクシステムスタートだったはずなので"タイトルは知ってるがプレイはここから"の方って多いと思います。
パズル要素があるんですが全然分からず、
ネットなんかありませんので情報は雑誌か友だちだけ。
大技林(言わば裏ワザ本)なんて持ってたら神様扱いでしたね(笑)
上手くステージを越さない時は、町のニワトリを切ったり投げたりと八つ当たりしてました。マスターソードフルマックスの波動当てまくったり…。
あの時はゴメン、ニワトリさん。
ゼルダと云えばこの曲(?)も、有名ですね。
これがかの有名な伝説のごまだれ(笑)
レベルアップの音と云ったらドラクエのアレだと多くの人が答えるように、
"なにかを手に入れた音"と云ってコレを思い出す方はきっと多いはずです。
伝説のオウガバトル / サンダーおおえどAチームのマーチ
曲名だけでは絶対分からないやつです(笑)
聴いたら「あぁフィールドのやつ!」となると思います。
この曲を選んだ理由は「やり込んだ率上位に入るから」で名作かと云うと賛否分かれるでしょう。
発売は1993年。ここから始まる"オウガバトルサーガ"の記念すべき1作目になります。
特筆すべきは"シナリオとシステム"で当初スーパーファミコンでここまで重厚なストーリー、細かな舞台設定のものは無かったような気がします。
ハッキリ言って内容は小〜中学生には難しかったかもしれない。
と云うかヒトを選ぶゲームな気がします。
そして、更にとんでもないシステムが難易度すら上げてプレイヤーを苦しめる。
それはカオスフレーム。
右端にあるコレ。
物語は、帝国の恐怖政治に苦しむ人々から救う為に、反乱軍のリーダーとしてその支配から脱却しようと云うもの。
このゲームはシミュレーションゲームですが、よくある"強くしてボコボコにする事が出来ないゲーム"でした。
カオスフレームは英雄値ゲージとも云われ、ようは「英雄的な行い如何によって増減する」ものです。
例えば市街地を守る敵が居るとします。
そこへ敵より遥かに強いユニットで行ったら楽勝ですが、ゲージは下がります。
逆に敵より弱いもしくは互角程度だと、ゲージは上がります。
ゲージが低いと貰えるお金が少なく資金繰りに苦労します。主人公は反乱軍なので、解放した街の民衆の寄付金で闘っているんですね。
ゲージが低くてもゲームは進めますが、まずバッドエンドだったり、仲間に入るはずのキャラが加入してくれなかったり。
鬼なゲームでした(笑)
もっと云うとパラメータの中にあるアライメント(秩序性)が低いユニットを街に置いとくだけでゲージか下がる!
友だちと情報交換したり雑誌を回し読みしたりして、最終的には「見えてなければ何やってもOK」と云う…ようは解放するユニットと敵を倒すユニットを分ける方法で落ち着きました。
93年時点でここまで練られたゲームがあっただろうか。
このオウガバトルのプロデューサーはゲームファンの中では有名な松野泰己さん。
後にスクウェアに入り、有名な所だとFFタクティクスやFF12を手掛けた方です。
(僕はベイグランドストーリーが大好き)
後になって、好きな作品を同じ人が作ってたと知った時は「尊敬を通り越して崇拝」に近い気持ちになった事を覚えています。
シムシティ / Capital
1991年発売。プレイヤーは無人の土地に街を作り、市長となって住民の要望等に応えながら産業、交通、公安、災害等多くの事に目を向けながら発展させていくシミュレーションゲーム。
街は人口に応じて名称が変わっていくのですが、
曲もステージによって変わります。
最初のビレッジではのどかな曲調だったのが次第にアーバン化するに連れ、曲も豪華になっていく。
キャピタルは、ビレッジ、タウン、シティに続く4番目のステージで、その時に流れる曲になります。
ここから曲の雰囲気が一気に変わるんですよ。
これはやってないと分からない話で、僕は
「ここまで来たか感」
「ここからが真の闘い感」
を思わせてくれる、ベスト曲だと思ってます。
まぁ……まずは空港です(´・ω・`)
これまでは序章に過ぎないと言わんばかりに(シティで洗礼らしいものはあるが)色々な事が起きて、一度イヤになるポイントだった記憶があります。
オウガバトル同様、スーパーファミコンが出た当初にここまでデキたゲームが有ろうとは! と云う程でレトロゲームとは云え多分今でも充分遊べるし、今の方がマトモに出来るかもしれません。
久しぶりに聴いて、少しやりたくなりました。
…ちなみに、このシムシティ発売から間髪入れずに「シムアース」なるソフトが出ましたが……全く意味が分からず、何かを設置したらすぐ宇宙へ飛んでっちゃうと云うコドモには難しいゲームでした。
最後に…
…いかがでしたでしょうか。
本当はこの後続けて4作目があったのですよ。
さすがにポカンか、お腹いっぱいでしょう(笑)
ですので今回はここまでに致します。
ファミコンもそうでしたが、スーパーファミコンには音の制約が付きます。
脳裏に、譜面に描いたものをどうやってゲームの世界で表現するのか、それは苦悩と失敗の連続だったと思います。
しかし決して屈する事無く、むしろ果敢に挑んだからこそ生まれた名曲の数々。
改めてサウンドクリエーターの皆さまに敬意を表します。
後半の1曲は、何でしょうね。
もう出来上がっているので、是非予想しながらお待ちくださいませ。
コメントに書いてくださってもOKです。
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