あの日私の応援してる人はヒーローになった
人生であれを超える現地観戦はきっともうない。
そう言い切れるほどの試合だった。
自国開催のW杯、どこのチームよりも早い6月から代表合宿は始まった。富樫勇樹をはじめ、長年日本代表を引っ張ってきた選手たちからは何か並々ならぬ覚悟を感じた。特に最年長の彼は東京五輪の時に一度引退を考えたとも口にしていた、それでも世界で一勝したいんだ、私はそれを見届けたいと思った。
この夏がJAPANを背負って戦う最後の勇姿かもしれない。これで見納めでも後悔のない夏にしよう。みんなが戦う姿を目に焼