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これからも

2024.5.13
私のシーズンが終わった。
幕切れはあまりにも突然だった。

最後負けが決まり、時間だけが過ぎる10秒間がどんなに長く苦しいものだっただろう。終わらないで、そう願った。だってこのチームをもう見れないなんて、また一緒に戦えないなんて、受け入れられない現実だった。そのくらい好きだった、シーズン前は赤と黄色やや黄色よりだった私の魂も完全にブレックスイエローに染まっていた。

強いだけじゃない、時に弱さを認め、仲間に寄り添い誰よりも励ます。自分だって苦しいのに仲間に差し伸べる手があったかい。そんな人間らしさが好き。世界で1番かっけえチーム。そんなチームを応援してます、自分が黄色を纏うことは本当に誇らしかった。

優勝したいんじゃなくて、みんなが笑って終わってほしかった。昨シーズンの悔しさを抱えオフは早めから始動したとてつもない覚悟と気迫、シーズン前からみんなが今シーズンに賭けているのを知っていたから。でも目指す一番高いところに届かないとそれが叶わないから、たくさん叫んでたくさん応援した。

しばらくは心にぽっかり穴が空いていた、茫然とした。
だって終わってしまったから。

でも本当に素晴らしい戦いだった、最後までブレックスメンタリティを体現し続けたチームが誇らしい。コート上のメンバーだけではなくベンチメンバーも共に戦っていた。これが私の大好きな宇都宮ブレックス。悔しいより何より一緒に戦わせてくれてありがとうだった。

そしてエースは言ったんだ、成長するチャンスだって。

私はこの言葉で、前を向こうと思った、また次のシーズンがやってくる。どんなワクワクする景色を見せてくれるだろうと。

宇都宮ブレックスが存在する限り私たちは一緒に戦わせてもらえる。メンバーが変わるのはちょっぴり寂しいけど。(ちょっぴりどころじゃないけど)
どこに行ってもこの最高のシーズンを一緒に戦った仲間なのは変わらない。私たちにとってはずっとチームメイトだ。

この混戦極めた23-24シーズン、最高勝率を叩き出し、全体1位で東地区優勝。周りは最強って言ったけど、決して平坦な道のりではなかった今シーズン。いろんな負けがあった。苦しんでもがいてみんなで戦って掴み取った全体1位。誰よりも勝ったんだよ?すごいじゃん。目指すところには届かなかったけど、最高の景色をたくさん見せてくれた。CSという舞台みんなでワイワイ応援できた。特別なシーズン。絶対に忘れない、大切なシーズン。

寂しくないと言ったら嘘。
でも今はワクワクしてるんだ、来シーズンどんな景色を見せてくれるのかなって。どんな成長をみれるのって。

私もまだまだ共に戦うよ、ブレックスがブレックスである限り。これからもずっと。


最高のシーズン共に戦ってくれたチーム、ファン、全てに感謝を込めて。また来シーズン。絶対に。

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