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二次創作

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二次創作をまとめています。
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#斑鳩三角

快晴に漕ぐ傘の花

快晴に漕ぐ傘の花

斑鳩三角は特異な存在だった。
入学式では校長挨拶の間キョロキョロと辺りを見渡していたかと思えば、あ〜!あんなところにさんかくが〜!と言い、急に立ち上がった。入学式には生徒たちの保護者も出席しているので、早速子供たちの間で、斑鳩くんとは関わっちゃダメよ、という教えが広まった。
発達障害か何か障害を持っているんだろう、勉強もできないんだろうとみなされ、彼に関わろうとする者はいなかった。教師でさえも。

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晴天に失った秘め事

晴天に失った秘め事

傘が意味をなさない夕立ちの中、担当者との打ち合わせを終え寮に戻ると、玄関の前で三角くんが背中を丸めて座っていた。
また鍵を持っていないのかね、と声を掛けたが返事が無い。気になって覗き込むと、木の枝で地面に三角形を沢山描いている。邪魔をしないようにそっと傘を差し出すと、やっと三角くんが顔を上げた。
「オレに関わらないほうがいいよ」
それだけ言うと、三角くんは土砂降りの雨の中を傘も持たずに駆け抜けてい

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さんかくの証明

さんかくの証明

学生たちは夏休み真っ只中の8月上旬。私は締切2日前に依頼された文芸誌への寄稿が無事に終わり、蝉の声をBGMにしながらバルコニーで紅茶を飲む。納期を守った代償としてバキバキに凝った背中をほぐすため、椅子の背もたれに背中を預け真上を向くと、3人の顔が視界に飛び込んできた。
「ありすの服、さんかくじゃない〜!」
「うげっ、このタイミングで三角星人のおでましか」
「アリスさん、夏休みの宿題で分からないとこ

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【A3!二次創作】ギモーヴを買いに

【A3!二次創作】ギモーヴを買いに

リビングのソファで目を覚ますと、いつもしかめっ面に見える十座が、目を輝かせながらマシュマロのようなものを食べていた。その様子を臣が洗い物をしながら見守っている。
「……オレも……マシュマロ欲しい……」
手を差し出しながら十座の元へ向かうと「これは''ギモーヴ''って言うらしいっす」と言いながらギモーヴと呼ばれるものを手のひらに置いてくれた。
試しにひとつ食べてみると、食感はモチモチとしており、噛み

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【二次創作】三角と吸血鬼

【二次創作】三角と吸血鬼

「……アリス、この紅茶、渋い」
そう言うと、密くんは紅茶が注がれたカップにマシュマロを大量に詰め込んだ。
「おいおい、そんなにマシュマロを入れたら紅茶の風味が台無しではないかね。それに、ワタシの入れた紅茶が渋かったことなんて今までにあったかい?」
私は自分のカップに注いだ紅茶を一口啜った。
「渋いというより、開封してしばらく経つから風味が飛んでしまっているね。ワタシとしたことが密くんの口に合わない

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