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【 Obsidian × iPhone 】:AIのためのデータ収集を効率化

皆さんも経験があるのではないでしょうか?アイデアが浮かんだ瞬間、慌てて携帯を取り出してメモアプリを開く。
私は、長年Google Keepを愛用していました。「とにかくメモしまくる!」が私のモットーで、日々の思いつきからやらねばならないことまで、何でもかんでもKeepに放り込んでいました。
ところが数ヶ月前、友人から「Obsidianがすごい!」と教えてもらったのです。Obsidianは見た目も機能も複雑そうで、何から手を付ければいいのか全く分かりませんでした。それに、慣れ親しんだ簡単便利なGoogle Keepを手放すのも抵抗がありました。もし友人の強い勧めがなかったら、私はObsidianを使ってみようとは思わなかったでしょう。
そこから私の「メモ活」は一変しました。Obsidianの強力な機能とカスタマイズ性に驚かされ、今では手放せないツールとなっています。

1. Obsidianとの出会い:メリットの数々

Obsidianを使い始めて、まず驚いたのが「リンク」の概念です。今まで別々に保存していたメモ同士が、まるで糸で繋がるように関連付けられていく。「あれ?このアイデア、前に考えたことと繋がってる!」という発見が起こるんです。

さらに、マークダウン形式でメモを取ることで、自然と情報を整理する癖がつきました。見出しを付けたり、箇条書きにしたり。気づけば、自分の頭の中も整理されていくような感覚です。

そして何より、全てのデータがローカルに保存されるという安心感。「このアイデア、絶対に失いたくない」という大切な情報も、安心して保存できます。

私もまだわからないことは多いけれど、使い続けてみてようやく慣れてきたような気がしています。ここまで戸惑うこともかなりありましたが、日々の発見や整理の感覚が少しずつ積み重なって、今ではObsidianが手放せないツールになりました。これからも使い続けて、さらに多くのメリットを見つけていきたいと思っています。


2. でも、ちょっと待って。iPhoneでの使用感が...


Obsidianのすごさが少しずつわかってきたけれど、大きな問題もありました。それは、iPhoneでの使用感。せっかく思いついたアイデアも、入力している間に霧散してしまいそう。結局、「ちょっとしたメモならKeepの方が楽かな...」と、古い習慣に逆戻りしそうになる。せっかくObsidianに移行したのに、モバイルでうまく活用できないもどかしさを感じていました。さらに正直な気持ちを言うと、Google Keepのような「すぐ書ける」というクイックノート感がないんです。スマホでObsidianアプリを立ち上げてページを開いて、さらにカーソルを調整してメモを取るのが、長い!!!無理!!!と思ってしまうことが多々ありました。

3. 転機:iPhoneショートカットとの出会い


そんな悩みを抱えていた時、偶然目にしたのが以下の2つの記事でした。

- ObsidianのDaily Noteに一発でメモを残すショートカット【iOS】

-[Obsidian]アプリを開かずに新しいファイルを作成する[iOSショートカット]

これらの記事を読んで、目から鱗が落ちる思いでした。「ショートカット」を使えば、iPhoneでもObsidianを快適に使えるんです!散歩中にふと思いついたアイデア、家事の途中にさりげなくメモしたポイント、寝る前のベッドの中で浮かんだ明日への抱負。これらがスムーズにObsidianに蓄積されていくようになりました。

4. AIの未来に向けて:できること

ここで少し視点を変えて、なぜ私がこんなにメモにこだわっているのか、お話ししたいと思います。

それは、AIの進化を目の当たりにしているからです。

最近のAI、特に大規模言語モデル(LLM)の発展は目覚ましいものがあります。ChatGPTの登場で、多くの人がAIの可能性を身近に感じるようになりました。

そんな中で私が気づいたのは、「AIの学習には大量のデータが必要だ」ということ。そして、「個人の思考や経験を反映したデータこそ、最も価値があるのではないか」ということです。

つまり、私たち一人一人の日々の思考、気づき、経験。それらを丁寧に記録していくことが、未来のAI開発において非常に重要になるのではないか、と考えるようになったんです。

5. 「自分AI」の夢

さらに夢が膨らみます。もし将来、自分の全てのメモデータを学習したAIができたら?自分の分身のように考え、アドバイスしてくれるAIアシスタント。「自分AI」とでも呼びましょうか。

- 悩んでいる時、過去の自分の経験を基にアドバイスしてくれる。

- 創作に行き詰まった時、自分のアイデアの断片を組み合わせて新しい発想を提案してくれる。

- 人生の岐路に立った時、自分の価値観や過去の決断を踏まえてガイドしてくれる。

そんなAIがあったら、どれだけ心強いでしょうか。

この本にも、そんな話がでてきました。

6. だからこそ、今からデータを貯める

日々の思考、気づき、学び、経験。それらを丁寧に記録し、蓄積していく。そのためのツールとして、ObsidianとiPhoneの組み合わせは最適だと私は考えています。

この最強の組み合わせで、私たちは「未来の自分AI」のための貴重なデータを、日々蓄積していけるのです。



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