「世界に君の価値を残せ」38歳主婦スタートアップコンテスト挑戦中
運命的な本との出会い
人生には、思いがけない出会いが訪れることがあります。それは人との出会いかもしれませんし、新しい経験かもしれません。そして時には、一冊の本との出会いが、私たちの人生の方向性を大きく変えることもあるのです。
最近、私はそんな運命的な出会いを経験しました。『松岡まどか、起業します AIスタートアップ戦記』という本との出会いです。この本は、AIエンジニア兼起業家で、最近の都知事選でも話題を呼んだ安野貴博さんが書いたものです。
「世界に君の価値を残せ」の真意
主人公の松岡まどかが、予期せぬ挫折から立ち上がり、スタートアップの世界に飛び込んでいく姿。AIという先端技術を軸に、スタートアップの世界の熾烈な競争、人間関係の機微、そして自己成長の過程を鮮やかに描き出していく様子に、私は完全に引き込まれてしまいました。まどかはたった一年で時価総額10億円の会社を立ち上げ、途方もない挑戦に身を投じます。それは私とは状況が全然違います。私はまだ個人事業主としてスタート地点に立ったばかりだし、10億円企業を作ろうなんて思ってもいません。
でも、この本の中に出てくる「世界に君の価値を残せ」という言葉は、私の心に深く響きました。それは、必ずしも10億円規模の会社を作ることや世界を変える大発明をすることだけを意味しているわけではありません。日々の小さな決断や行動の中に、自分らしさを見出し、それを世界に残していくこと。そんなメッセージが、この本には込められていた、と思います。
TOKYO STARTUP GATEWAY 2024への挑戦
私自身、この本を読んでいたとき、ちょうどTOKYO STARTUP GATEWAY 2024というコンテストにエントリーし、自分のアイデアを世に問おうとしていたのです。AI活用を含むアイデアで挑戦しようとしていた私にとって、この本の内容は他人事ではありませんでした。
アイデアが成長する3週間
最初の通過のお知らせが来てから、次の選考まで3週間。自分のアイデアを周りの人々にたくさん語りました。最初はぼんやりとしていたアイデアが、人との対話を通じてどんどん形を変え、私らしさを帯びていく。その過程が、本当に楽しくてたまりませんでした。大人になってから、こんなにも純粋に夢を語り、応援されるという経験。それは長年専業主婦だった私にとって、とても新鮮で、心躍るものでした。年齢を重ねるにつれて、「子供のような好奇心」や「純粋な情熱」など大切なものを忘れがちですが、それらは私たちの創造性や挑戦する勇気の源なのだと改めて感じました。
挑戦の過程こそが宝物
この楽しかった経験を単なる思い出で終わらせてはいけない。選考結果がどうあれ、ここで立ち止まるわけにはいきません。一歩を踏み出す勇気を持つこと。そして、その過程で得られる気づきや成長を大切にすること。この過程そのものに大きな価値があることを、身をもって感じたからです。
私たちは往々にして、結果ばかりに目を向けがちです。しかし、挑戦の過程で出会う人々、直面する困難、そして自分自身との対話。これらすべてが、私たちを成長させ、人生を彩るのです。きっと、これからも予想もしなかった素晴らしい経験が待っているはずです。次なる挑戦への準備を始めていきたいと思います。
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