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僕らは未だ夢の中。

3月末、ハンブレの城ホワンマンに行ってきた。

イヤホンで聴いていた数々の名曲たちの生音。

その中に普段あまり聴かない
「STILL DREAMING」という曲があった。

何かの合図みたいに 風向きが変わる
きっと間違いないと 蹴っ飛ばすアスファルト
ずっと待っていたんだ こんな瞬間を
人伝に聞いた言葉じゃ物足りないのさ
STILL DREAMING NOW

STILL DREAMING/ハンブレッダーズ

地元に凱旋し、大阪城ホールの観客約8000人を目の前に「ずっと待っていたんだ こんな瞬間を」の歌詞を噛み締めながら歌うムツムロアキラさんの姿を見て、目頭が熱くなった。

きっとこれまで不安な時期もたくさんあって、それでも「きっと間違いない」と自分を鼓舞して走り続けた15年だったんじゃないかと思う。

彼らの音楽は確かに僕たちに届いていて、人生の中の大きな存在となっている。

ハンブレッダーズの真っ直ぐさ、泥臭さ、不器用さ、そのどれもが僕の原動力を支えている。

高校からの大切な友人の1人とあの光景と音楽を感じられたことは僕的にすごく嬉しい。

社会人になって、離れ離れでもきっと彼と僕のヘッドホンとイヤホンの中には同じ曲が流れている。

ちょっと話が変わるけれど、先週末に元バイト先の友人とも記憶をなくすまで飲み明かした。

すぐそこに駅があるのに何故かひとつ隣の駅まで一緒に歩いたり、愉快な写真を撮ったり、そして誕生日プレゼントに3年日記をもらったり。

この3年日記、が格別嬉しかった。

最近こそ投稿できていなかったが僕は自分の気持ちをこうして文字にして残すのが好きだ。

「きっと好きに違いない」と考えてプレゼントを用意してくれたその過程が何より嬉しい。

1年後、2年後の4/1を迎えた時に僕は再びこの気持ちを思い出すと思う。そして飲みに誘って、絶対に会いに行く。

復職して多忙の中で思うことは沢山あるが、
僕にはこの24年の中で心の底から大切にしたいと思える友人とたくさん出会った。

大いなる目的や生きる意味を追い求めてきた24年だったが、そんな漠然としていてよく分からないものよりも身近で大切にしたいと思った人たちのために生きたい。

細かく設定された目標なんて仕事だけで十分。

くだらない日々に乾杯、まともに生きるなんて論外。

きっと間違いない。

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