WAIS－IVの検査結果が出た

　IQテストの結果をもらった。受けた時の感想は、こちら
⇒WAIS-IVを受けてきた感想｜望月希｜note

大学院や長期インターン先は、みんな優秀すぎて、自分は、能力が低すぎるのではないかと思ったが、結果は、下記の通り、普通だった。

～WAIS-IVの結果～
全検査IQ　107
言語能力　108
知覚推理　109
ワーキングメモリ　109
処理速度　87

ただ、なんか検査の結果を聞いていて、検査結果といよりは、自分が検査を受けている時の雰囲気を見ていられている気がした・・。あんま自分の能力は、いまいちよくわからなかった。

また、言語能力は、文系の方が結果が高くでるから、そこまで気にしないでいいといわれた。

　忘れ物が多かったり、落ち着きがないのが、この検査でわかるかなと思ったが、この検査ではいまいちわからないらしい。公認心理士さんに、検査中に気になることをテストをしながら、聞いていて、驚かれた。普通は、テストをしながら、話せないらしい。ただ、それが集中力散漫だといわれたのは不服。また、下位項目の点数をもらえなかったのは不服。

　また、研究室で同時並行して実験をしていると、実験で使ったもののしまい忘れや、ほかの実験を同時並行しているのをすぐ忘れてしまう。文献発表でも最初の方に説明してもらったことをすぐに忘れていて、最後みんなで質問する時、なんだっけ？ってなる。プライダルのアルバイトも、次々と自分のやることにプラスして仕事を言い渡されて、自分のやらないといけない作業を完全に忘れていいて、めちゃくちゃ怒られた。だから、私は、ワーキングメモリーがすごく弱いんだと思ってたけど、意外とそうじゃなくて、本当に？ってなってしまった。なんか自分ができないことの理由を能力的な欠陥のものだと思って、その理由を知りたかったのに、結局、この検査は、一部の能力をテストしたものに過ぎなくて、なんか、意味なくないって思ってしまった。

　処理速度が低いのは、ふーんって感じだった。そこまで、あまり気にしたことないや。基本的にマイペースで人とあんまスピードを比べないからな。

　自分のペースで働ける塾講師のアルバイトは、学歴もあったのもあるが、マイペースにある程度の知識を持っていれば対応できることがほとんどで、楽だった。

　公認心理士さんに言われたのは、あまりにも能力が高い人々に囲まれて、仕事をしないほうがいいのではないかといわれた。その能力不足を感じるのは、周りの平均IQが高すぎるせいでは？っといわれた。平均よりせっかく能力が高いのに、能力が高い人に囲まれて、低い、追い付かないと思って、鬱になるのはもったいないって言われた。また、注意力散漫で、場の雰囲気を読んで行動や発言するのは苦手だから、日本の大企業みたいなところではなく、若手が多く、スピードが求めれられないで自由にさせてくれるところを探したほうがいいのではといわれた。

　まあ、自分ができないと、基本的に、どうしたらできるんだろう？なんでできないんだろう？って考えて、努力して追い付こうとする人間だから、きっと能力が高い人がスイスイできるものを努力でカバーしてきたんだろうなとこのテスト結果を見て思った。ただ、その努力の結果、得たはずの学校や働き場所で逆に、平均的な能力しか持たない自分が、そのスペックの人たちと同じものを求められて、自分はしんどかったんだろうなと思った。凡人である自分、やっぱし、めっちゃ必死に頑張ってたじゃんとこの検査結果を見て自分をほめたく思った。

　そして、結局、能力がなくてもやれるように工夫をするしかなくて、必死に努力しても追いつけないなら、自分が壊れる前にドロップアウトするしか方法はないなと思った結果だった。