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【執筆記事紹介】ソーシャルアクション・SDGs

長崎の原爆を忘れない。技術×アートで生まれた「祈りの花瓶」が次世代へ平和の大切さを伝承する【ソトコトオンライン】

長崎出身のデザイナー・毎熊さんが手がけるアートプロジェクト。
直接的な繋がりはありませんでしたが、お問い合わせと取材依頼を申し込み、ご快諾いただいて実現しました。

とは言うものの、実はこちらのプロジェクト、以前から知っておりまして。
なんと、数年前に開催された長崎での展示会にぼくは足を運んでいたのです。
当時、まだ大学生。
ナガサキピースミュージアムで作品と出会い、感動したことをよく覚えています。

平和の大切さって、ネガティブな伝え方だけじゃないんだ。
こんなふうに美しさを備えた芸術作品としても表現できるんだ。

しかも、その肝心な部分が伝わりにくいのが平和の継承の難点だと思うのですが、それを見事に「カタチ」や「触感」に落とし込んでいます。
ポジティブな発想の転換、アートの可能性を感じました。

戦争に関連するアート作品は、どうしても悲しいイメージを連想してしまう。容易に触れてはいけないような、改まって正面から向き合わなければいけないようなものとして捉えられる。そのような負のイメージを払拭した、希望のある作品が少しずつ世の中に認知され始めている。これからの未来の世代へ継承していくための贈り物とも言える作品だ。毎日の暮らしの中に花を添えて、平和への祈りが持つ温かな手触りを感じて欲しい。

2021年も8月9日を迎え、こちらの「Vase to Play Project」は東京で企画を実施されていました。長崎にいる身として、エールをもらっている気がしますし、こちらからもエールを送りたくなる想いです。

祈りの花瓶、オンラインショップでも購入可能です。ぜひ。

取材形式:オンライン取材、写真提供

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「多様性」ってなんだろう?性的マイノリティを理解し合える場について考える。【ソトコトオンライン】

LGBTや、様々なマイノリティの人たちの居場所づくり、啓発活動をする儀間さん。
明るく朗らかでありながら、どこまでも愛にあふれた生き方をしています。

インタビューでは、過去のことについて深く教えてくださいました。
儀間さんの半生とも言える大事な部分。

おそらく講演会などで多くの人たちにお話しされてきたとは思いますが、
今の活動に繋がる原体験、そこを知らずして彼女のことを語ることはできません。

正直な話、取材後の記事執筆中は、メディアとプライバシーの狭間に苛まれました。

お話ししてくれたということは、記事にしてOK。
そうだとはもちろん分かっているけれど、誰か1人のプライバシーに関わることを、全国に発信するメディアに乗せるって、すごいことだと思うんです。
どんな言葉で、どんな伝え方をすべきか。
なぜここまで赤裸々に教えてくれたのか、その理由を考える。
考えて考えて、また他の誰かにバトンを渡せるように、悩んで悩んで。

ありがたいことに、この記事は多くの方の目に留まり、
「読んだよ」と声をかけてくださることが多かったです。

カテゴリーの違いなんてなくそう、壁を取っ払おう!というダイバーシティも大事な考え方。だが儀間さんは、カテゴリーの違いを理解して、一緒に生きていく方法を模索していくダイバーシティとしての在り方を追求したいと語る。

ぼくは五体満足で、社会的なマイノリティであると感じたことはない。
そう言う意味では“恵まれている”のかもしれないが、それだけ今までの人生で考える機会は少なかった。いや、考える機会があっても、道徳の授業で出すような綺麗な模範解答しか導き出せていなかったかもしれない。

そうではなく、「受け止められない」も一つの正解なんだと教えてくれた。

彼女の人生に、少しだけ触れてみてください。

取材形式:直接取材、撮影あり

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