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「読む」ように、生きる。

#うすしお のタグをタップしてみたら、見事にポテチの記事しかなかったよ。
ポテチ側からちょーのくんの記事に飛んできたらびっくりするよ。

熱量よりも、これは継続を重んじてよいでしょう!
この往復書簡を書く時が、なんか僕のリセットの時間というか。
ゲームでいうセーブポイントみたいな感じなので。
忙しい日々を、ふっと振り返るためのものにしたいな〜と思います。
なので、約2週間のスパンが絶妙にちょうどよいのである。

14日間までに相手にボールを返す、という緩やかなルールを設けているけど、
多少前後することぐらいはお互い許そうじゃないか。

・ ・ ・ ・ ・

さて、今のぼくのホットなテーマ。
「読む」ことについて書きたいと思います。

読んでいる本があって、『取材・執筆・推敲 書く人の教科書』というものです。
古賀史健さんが、ライターを志す全ての人に向けて書いた、これでもかとエッセンスを詰め込んだ、とっても勉強になる1冊だと思います。

少しずつ読み進めていて、今やっと中盤あたり。
書いてある内容は僕にとってドンピシャで、もう読んでいるだけで楽しくてしょうがない。結構分厚くて、ウッとなってしまう人もきっといると思うけど、僕にとっては心地よい読み応えのある厚みです。

ちょーのくんや、他の友達もこの同じ本を読んでいるとか。
負けへんで…という気持ち。しのぎを削る、心地よさ。出し惜しみしないぞ。
そんな興奮を覚えています。

でも、伝えたいことは、この本の中身じゃない。
この本を読み始めてから、「読む」が僕の中で大盛り上がりなんだ。

・ ・ ・ ・ ・

この本の中でも、「取材するとは、読むことだ」というメッセージが書いてある。

つまり、自分の意思を以ってして、能動的に物事を知ろうとする姿勢そのものを、「読む」ことなんだと著者は言っています。
本を読む、表情を読む、世界を読む。なるほど、全てはこれに通ずるな。

というわけで、僕の中で「読む」の定義が大きく拡大された。

言い換えれば、知的好奇心が止まらないんです。笑
ちっちゃい子どもが、なんで?を繰り返すみたいに。笑

牧場で牛を育てる人の話を聞けば、そもそもA5ランクとかって言葉はどういう基準なの?と思う。

お茶屋さんの話を聞けば、「若者の急須離れ」って実際ほんとなわけ?と思う。

木こりの働き方に興味があれば、どんな人たちがいるんだろう?とTwitterを漁る。

わかったふりをして適当なニュアンスで覚えていた英単語を、一つ一つ辞書を引きながら英文を読み進めているような感覚に陥っています。
時には、その時に出てくる関連ワードまで寄り道をして、また本筋に戻ってくる。

そんなカタツムリみたいな速度で歩いているうちに気づいたこと。
それは、この学習意欲、学生の時に持っておきたかった…!ということ。笑

教育において、好奇心が絶大な薬なんだなと、痛感。
逆に超絶苦手だった歴史の勉強を、取材の感覚で掘り進めていけば、これかなり良い点数取れるじゃん。くそー。

・ ・ ・ ・ ・

そんなわけで、かねてより抱いていた一つの夢が、また少し鮮明になってきた。

「取材と執筆の学校」をやってみたいなという夢。授業でもいい。
取材という行為、そして執筆という高度な作業が、学びの根本的な土壌を作れると思うんだ。できれば、高校生・大学生くらいを対象に、そんなスクールを開いてみたい。

ショートショート塾みたいに、塾でもいいかもな。
そしたら、ちょーのくんをゲスト講師に呼んでみよう。

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