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第三者から見たときの関係性

こんにちは、りんごです。


ボディタッチの時とも話と少し話がかぶることがあるけれども……。「なんで付き合ってないの?」っていう言葉はどう対処すればいいのかを教えてほしい。

そんなの告白してないからに決まってんじゃん

私は、お兄さんと付き合いたいと思ったことは当初はそんなになかった。アイドルみたいな推しのような立ち位置に降臨していただき、毎日のように崇め拝み……という日々で満足していたのだから。だから、付き合いたいとかじゃなくて「幸せになってほしい」という願望を色々な人に伝えていた。

お兄さんは幸せになってほしい。

一回り上のタカヒロさんという男性がいる。私はその人に絶大なる信頼を持っていた。タカヒロさんは、私に言った「りんごちゃん彼氏いないの?」のあとに「大原くんとかどうよ?」「お似合いだと思うけどねぇ」「大原くん彼女いないんだよ〜いっちゃえ!」と

あ、大原くんはお気づきかと思いますがお兄さんの名字です。タカヒロさんは、私にお兄さんと付き合うことを勧めてくるのである。そのたびに、私は

「いやいや、大原さんには幸せになって欲しいんです」「いやー、私なんかにはもったいないです」「大原さんに悪いです…!」と、喜べないのであった。きっと、肯定感の高い人だったら「えっ、ホントですか〜!」とか言って自身もてるんだと思うけど、生憎、私には自己肯定感というものがほぼなくて。謙遜というより自分を卑下しがちなのである。


同じく、絶大なる信頼をしている一回り上の小山内さんという方にも、タカヒロさんさながらの発言をしてもらったことが多々ある。小山内さんには「私は小山内さんがいるので!」とか既婚者だとわかっていてもこの返しで逃げていた。


一つエピソードトークをしよう。以前、めちゃくちゃ寒い仕事場で、受付業務をしていたのだが吹き付ける北風なのかを全身に受け、ただひたすら座って来訪者を待つ。それこそ、タカヒロさんが温かい飲み物買おうと思ったのに自販機が全部コールドなんだよぉ!と嘆いていたのだ。小山内さんは、もこもこウォーマーをひざ掛け用に持ってきてくれた。お兄さんは、受付の前を通るたびに「マジで寒いね、ここ」とちょくちょく声をかけてくれていた。それだけで頑張れてたし、時々小山内さんがハグしにきてくれた(アメリカンスタイル)りして、暖をとっていたのだが

少女漫画的展開が待ち受けていた

「はい、どっち!」と、急に差し出されたのは紅茶とほうじ茶。ほうじ茶の蓋の色はオレンジ色だった。「俺はどっちでもいいから、選びな」と言われ、頭が痛くなっていたのもあって、糖分を取ろうとカバンのチョコレートを探していたタイミングだったので、少女漫画さながら紅茶(ミルクティ)を選んだのだ。ひえええええ、となりながら「ありがとうございます!ごちそうさまです〜」とお礼を言えた。暖かった。

私よりも先に帰ったお兄さん。「まだ帰れないの?」と帰りには心配もしてくれた。私の仕事が終わったのは終電30分前だった。お兄さんがやり残した仕事を少しだけやっておいたので、そのこともお兄さんに伝えようとLINEをした。紅茶のお礼も一緒にした。(俺が飲みたかっただけ、給料入ったから2本買ったんだ)と可愛いな、と思う回答も貰った。

このエピソードトークをすると、大概聞いた人は「いや、付き合ってんじゃん」とか言ってくるが、付き合ってはない。という永久ループに突入するのだ。


この前も「ホントは付き合ってんじゃない?」と言われたときは、お酒も入っていたから「実はそうだったのかな?言われてないだけ?」などの切り替えしが出来たし「のちのち大人の関係になってたりして」とも言われた。付き合う準備も抱かれる準備もしないといけないのか………。忙しいね。いっそのこと、付き合ってるとかの噂が広まって、そうなってほしいなぁとか安易なことも思うが、やはり、根本はお兄さんに迷惑かけるわけにも行かないから、そんな噂をもみ消すと思う。来月はバレンタイン。チョコ渡せるかなぁ……となんとなく考えてみようかな。では、また。


りんご)大学一年生の6月に、サークルの先輩4人と同期1人の計5人と付き合っている噂が流れた魔性の女残念なことにサークルの先輩の顔と名前が当時一致していなかった 

お兄さん)改め大原さん。

タカヒロさん、小山内さん)私のことを褒めてくれる一回り上のイケオジたち。自己肯定感を上げてくれる大切な存在。

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