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[心理・投資・行動経済学] 感情が不利益をもたらすジレンマ(感情のパラドックス)

ご覧いただだきありがとうございます。
また為替介入がおそらく入りましたね…



為替介入で大幅に価格が落ちますが
理由はそれだけではありません。

今日は、その原因は実は人間の感情そのものもであると言うお話しです。



話し方が全て

聞き方が全て

この様な書籍や
セミナーを目にしたりしませんか。

一体どっちやねん

と。

今回は一体どっちやねんを生み出す人間の感情についてです。


こちらの投稿は

#経営者
#リーダー
#人間関係
#夫婦恋人の悩み
#将来の悩み
#カウンセラー

むけ

以下の様な専門的用語が登場します。

#囚人のジレンマ

#感情のパラドックス

#ジレンマ

#パラドックス



書籍紹介でご紹介しました。

恐怖のパラドックス。

パラドックスってなんやねんと思い調べました。


パラドックスとは 
Wikipediaには逆説、逆理

と書かれてました。



最近注目をあびる

感情のパラドックスとは


事例を挙げると

旦那にはお小遣い制で「節約しないと」なんていいながら
裏では、高い洋服を購入したり


彼氏は要らない!と言いながら
寂しいのは嫌と言ってみたり

イケメンがいいと言いながら、実際は金持ちのおじさんと付き合ってしまう

そう言う裏腹な言動を

感情のパラドックス


と言うそうです。


組織で言えば、経営者の発言が180度コロコロ変わる様なことです。





囚人のジレンマ


とは


死刑囚A

死刑囚B

がいた場合、

どちらか片方が真実を話せば、

真実を話した片方が無罪になり
片方は死刑になる

両方とも話さなければ

両方とも無期懲役となる


合理的に考えると、
後者の方が双方にとって利益があるはずなんですが
こういう状況下に人間は置かれると

結果的に 双方が損をする 前者を選ぶ
ということです。
(双方とも話して死刑になる)


つまり、両方とも死刑になり双方とも損をすること指してます。



これは、実は毎日の日常でみなさんに起こっており
株式市場の取引でもこういう事が起こっています。



家庭内や恋人同士でも

どちらかが謝れば終わる喧嘩を両方とも折れずに
結果的に分かれてしまったり

会社の経営でも会社を二分して会社がバラバラになるなど

例をあげればキリがありません、




人間の感情がもたらすジレンマで実はみんなが損をする


これと、為替が下がる理由がどうつなるかと言いますと


為替介入が入ると一気に価格が下落しますね、

そうしますと売りの圧力に耐えかねて

これはまずい!!損切りしなくては大変なことになる!!

そうあわてて売った側から

今度は反発していきなり価格が高騰。

これは乗り遅れたらチャンスを逃す!

そう思って買ってはみたものの予想していたほど上がらず

またまた急降下して下落。


あわてて売りに出す。

という事を為替や株の取引をした事がある方なら
一度は経験はありませんか?

合理的に考えれば、

慌てて売りに出さなければそんなことにもならなかったはずなのですが

自分だけは損したくない!

という感情にかられてしまうとその売りが売りを呼び

必要以上に価格を下げ

自分と自分以外の市場参加者がダメージを喰らうという現象です。


これは、為替や株の取引だけではありません、

女子の多い職場なんかでは、

裏では蹴落とす様な事を言っておきながら

何事もなかったかの様に振る舞って仲良くして見せる様な行為なんかも

それに該当すると思います。


なぜか、人は

人の利益=幸福になると考えてしまうと

もしくは、

自分だけは損をしたくない

という感情が表に出できてしまうと

不利益な行動をとってしまうという
何とも悲しい生き物です。


仕事上の取引なんかでも、
互いに分け合えば双方に特になるはずなのに
どちらか片方もしくは、

どちらかが譲らないばかりに

結果的に双方が損をする様な事があったりしませんか。


そういう人間の不合理的行動を予測して
考えられたのが

行動経済科学

という今流行りのやつです。


ファイナンスにおけるメンタルコントロールの重要性



先日ご紹介しました、

メンタルアカウティングなど

近年、
ファイナンスの世界では、投資の方法より
セルフコントロールの重要性が説かれている様です。

結果的に 

損得勘定

 という様に

結局のところ 

損得 は 感情に


よってもたらされるということで

話をまとめさせていただきます。



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