ミネラル・ザ・ワールドに行ったのに皿を買う
1月の最初のミネラルイベントは両国のミネラル・ザ・ワールドでした。この両国で開かれるイベントは割とリーズナブルな気がしてて毎年楽しみです。
まず会場に入って1番最初に目に入ったのは、アンティーク屋さんの初売りのお得品たち
その中でも、あーこれ素敵だけどお高いんでしょう?って思ってたやつがお見切り品のコーナーにあると気がつきまして、鼻息荒く購入。
この指輪、ソーティングに出してないので、色々判別していないもの。
まわりのマーカサイトの形が揃ってるので古いものではなく(アンティークだと手作業で大きさや形にばらつきがある)
アンティークをオマージュした現代物らしいです。真ん中の石は多分オニキス。
日本製かもとのことです。オニキスのような安い石はソーティング料とか取って判別させるの勿体無いのかもしれません。シルバーの刻印すらなしの手がかりなし指輪
ちょうどオニキスの指輪を探していたので飛びついてしまいました。お財布に優しい値段。
なのでただの中古品として銀の指輪の扱いでお安く売ってました。しっかし重い指輪です。多分身につけないけど眺めてニヤニヤします。
結局石はあまり買わず。せっかくだから何か石見ないと…と、お得品をゲット
そのあと、もうなんか購買意欲がなくて,見ても何も目に映らなくなり(一緒にいた友だちはすでにビーチコーミング並に見尽くしていた)
いつも両国に来ると行く北斎茶房にでも行くかーと歩き出しました。両国駅から北斎通りを錦糸町方面に歩くとあるカフェです。
ここはあんこが美味しいのでおすすめ!
そのカフェに行く途中でアンティークギャラリーを見つけ、
その店先にこの間、平安蚤の市で買ったイゲ皿を発見、さらにもう少し大きい皿欲しいなーと思ってたちょうど良いものがあり小躍りして買ってしまいました。アンティーク欲しい星回りなのか。
その皿を買った時に店長さんに気になってることを質問をしてみたのです。
この印判の皿は伊万里なのか?、と。
伊万里焼きって、手書きイメージがあります。イゲ皿は明治終わりから大正にかけて大衆ウケした印判の皿です。
印判の皿は伊万里ではなく、有田焼…
という回答を得て謎が深まり…
でも、明治終わりの皿なので(確かに明治の皿っぽい厚み)伊万里半分、有田焼半分とのことでした(笑)
調べてみたら、伊万里の港から出港されているから有田焼も伊万里焼と言われていた模様。
製法は一緒で地域がちと違うだけ…めっちゃ近いです。今は伊万里市で作られたものを伊万里、有田町で作られたものを有田焼と言われているようです。
そんなん判別できないやん…
でも有田焼のほうがマニファクチュアリングに成功して,大量生産しているイメージありますよね(個人の意見です)
半伊万里ってどういうことだろ、伊万里の港から出たのはみんな伊万里と呼ばれていた時代に有田町で作られた陶器かしら…さっぱりわかりません。
また誰かに質問してみたいと思います。知らないと質問もできませんからね…
わたしは印判ものに忌避感はないので、模様が気に入れば古くなくても良いと思っています。
家に帰ったら、うちの大人に「もうこれ以上皿はいらないよ!」と言われました。
しかし,食卓に出したら、「この皿いいね…お刺身が映える」とも言っていたのがウケました。要らないんでけど,素敵ではあると思ったらしいです。
三鷹市美術館でやってる榛原展にも先日行ってきました。素敵すぎて身悶えました。ショップで、使わないから要らないと呪文を唱えながら、買うやつを絞る。紫の丸いやつは手鏡です。
『創業一八〇六年
榛原(はいばら)は東京日本橋にて
二百年に渡り和紙舗を営んでまいりました』
展示見ながら、思ったことをインスタにすぐメモったのをこっちにも転載。
『小さい頃から千代紙大好きで集めていたけど、本当に美しい。小さい頃は純粋にその美しさにしか目がいってなくて物しか見てなかった。今は大人になって色々考えられるようになったので、この展示を見て前は見ていなかった視点で見ることができ気づきが多くて展示を楽しめた。
この和紙、紙モノたちを生み出す背景とかを知ってなかなか面白かったです。用途を考える、デザインしてもらうように注文する、デザインする、版画の板を作って刷る、商品として売るという流れを改めて意識しました。』
新年早々片付けて古いものを大量に捨てたら、物欲魔人が炸裂しております。
資本主義の悪い風習ですね…反省。
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