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ストーカー、死んでた。

詳しい事は書けませんが、発信者情報開示請求をして住所氏名が判明して、これから示談か、それが無理なら民事訴訟と告訴をしようとしていた犯人が、去年の4月末に死亡していました。

弁護士さんでさえも住民票取得に手こずる状態になっていて、犯人の戸籍もなかなか確認できなかった為、10ヶ月遅れで犯人の死を知りました。

※去年の8月(6ヶ月前)には、開示請求訴訟に勝利し、名誉棄損に該当するツイートを書き込んだネット回線の契約者(犯人の父親)の個人情報が開示されていました。
接続プロバイダを何社も間に挟んでいた為、7件も裁判をしなければいけなかったのに、かなり早く進んだと思いますし、その後の調査も予想外の手間がかかって随分と面倒でしたので、このケースにしてはかなり早く進めて頂いたと思っています。
ご尽力頂いた弁護士さん=神田知宏先生には心から感謝しております。


※開示請求に関する説明と『出来事・年表』が長いので、目次『ここから読み始めると楽です』をクリックして、そこから読んでも大丈夫です。

※年表等、数え間違いや表記ミスがあってもご容赦ください。



最初から最後まで特殊なケースでした。


裁判に関しては、この記事の後半で軽く説明しますが、開示請求に詳しい方は「この弁護士さん、凄い」と唸ると思います。
さて、そんな大変な裁判を経て、晴れて、B社(AP)から開示された住所氏名を基にネット回線の契約者の住民票を弁護士さんが確認しようとして下さったら、なんと、当該住所に、世帯主だと思われるネット回線の契約者住民票が無かったのです。

もう、ほんと、かなりのレアケースでは?

(※住民票が無かった ← 意見照会に回答を書いた後=去年の6月以降に亡くなった? ややこしいですが、犯人は4月に死亡、父親はその後の6月以降に死亡したのかな? 父親の方は犯人ではないだろうという事で戸籍を見せて頂けなかったので真偽は定かではありません。弁護士さんは必要な情報しか依頼者に見せてはいけないので、判断に必要な情報を抜き出してメール等に転記して下さるか、書類を見せて頂ける場合も、犯人以外の情報は、例え犯人の家族といえども適宜マスキングされています。犯人かどうかは問わず「この世帯主を訴えてください」と言えば見せて頂けたと思いますが、そういう事はしたくなかったので……)

私の説明では分かり難いかもですが、ネットで権利侵害に該当する書き込みをされた場合、開示請求をし、開示された住所に居住する一家の中から誰かひとりに「この人が犯人だろう」と当たりを付けて、当該人物宛に「慰謝料や謝罪等を要求し、それが遂行されなければ法的措置を取ります」的な内容証明を送るところから示談交渉が始まります。示談で纏まらなければ民事訴訟や場合によっては告訴を行います。
私のケースは、示談交渉の為の内容証明を作成する前に、犯人の条件に該当する人物が死亡していましたので、示談交渉や民事訴訟等は未経験です。
二度と粘着被害には遭いたくないので、今後も経験したくありません。

さて、詳しくは分かりませんが、弁護士さんが様々な方法を駆使して、ネット回線の契約者が住んでいた住所に住み続けていた家族の住民票を調べて下さり、遂に犯人と思われる人物の氏名が判明しました。

6年以上粘着してきた犯人と、その一家の45歳の未婚の長男が、年齢や性別その他の情報が一致していたので、ほぼ確定です。
なぜ「ほぼ確定」なのかと言いますと、法的には犯人と確認できていないからです。しかし、ほぼ犯人と断定できる人物が死亡したなら、遺族を追及して苦しめるのは気の毒ですし、弁護士さんから「どこまでやるか」事前に尋ねられており、その際にお伝えしていた通り、犯人以外は責めないという事で、ここで終わりにしました。
なので、遺族には慰謝料を請求していません。

※賠償責任は相続されるので、犯人が死亡しても、犯人の遺産を相続した遺族に慰謝料を請求できます。今回の私のケースのように、犯人が死亡してから10ヶ月あるいはもっと経ってから被害者が犯人を特定した場合、被害者が慰謝料を請求してくる時期は、犯人が死んでから何ヶ月も後という事になり、相続放棄の熟慮期間3ヶ月を過ぎてしまっていますので、相続放棄が出来ない可能性が高いです。
「自分が死ねば終わり」ではなく、残された家族が慰謝料の支払いで苦しみます。(私は請求しませんでしたが、請求する人もいます)
たとえ「自分には失うものが無い」と思っていたとしても、親や兄弟姉妹がいるなら、家族が慰謝料の支払いで苦しむかもしれません。
軽い気持ちで誹謗中傷や粘着はしないほうがいいと思います。


ところで、「開示請求」とサラッと書いてきてしまいしましたが、それが何なのか知っている方のほうが少ないと思いますので簡単に説明します。
※私は素人なので間違いがあるかもしれませんので、あからじめご了承ください。正確な知識を求める方は専門家の書籍等を参考にしてください。

「開示請求」にはいくつか種類がありますが、私が弁護士さんに依頼したのは、インターネットプロバイダに対する「発信者情報開示請求」です。
ネット上に権利侵害に該当する名誉棄損や侮辱やプライバシーの侵害、場合によっては脅迫等の書き込みをされた場合(通常、脅迫は警察案件ですが)犯人を訴えるには犯人の個人情報が必要になります。
どこの誰だか分からない相手は訴えられませんから、訴状の被告の欄に相手方の住所と氏名を書く為=犯人と裁判をする為、あるいは慰謝料・謝罪・再犯しない約束・権利侵害に係わる書き込みの削除等を求める示談交渉をする為、犯人の住所氏名を特定する必要があるのです。
そこで、書き込みをした犯人がどこの誰であるかを知る為に、インターネットプロバイダに対して、権利侵害の書き込みに使用されたネット回線の契約者の個人情報の開示を求める手続き(裁判)が必要になります。

※被害者を特定できる権利侵害等の書き込み等の削除請求は別途行えるので、犯人に慰謝料を請求せず書き込み等の削除のみを望む方は、削除請求を参照してください。


詳しくは ↓ こちらの本がお勧めです。

第2版 インターネット削除請求・発信者情報開示請求の実務と書式 | 神田知宏


関連法 ↓ こちらです。

特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律 | e-Gov法令検索

発信者情報開示命令申立て | 裁判所 (courts.go.jp)

簡単に説明してくれているのでwikiも貼っておきます。

特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律 - Wikipedia

リンク貼りましたが、私はよく分かっていません。
分からなくても大丈夫なように弁護士さんがいるのです。
素人が本人訴訟で大火傷するよりは、肚を括って弁護士さんに委ねたほうが良いです。餅は餅屋です。

ちなみに、私が開示請求を依頼した時期は、改正プロ責法が施行された2ヶ月後だったので、まだ弁護士さんも手探り状態で「旧手続きと新手続きの両方を組み合わせてやってみます」との事でした。
開示請求界隈では「ワ」とか「チ」とか「発チ」とか「CP」とか「AP」とか、謎の暗号が飛び交っておりますが、「ワ」は2022年10月以前のやり方・訴訟・裁判記録が残る、「チ」は2022年10月以降のやり方・非訟・裁判記録が残らない、とザックリ覚えておけば良いと思います。どちらも(弁護士さんに依頼した場合は委任状に署名捺印して、弁護士さんが)申立書を地方裁判所に提出して、その後の手続きを進めてもらいます。
私は「ワ」でやって頂いたので裁判記録が残っています。
7回も裁判をやったので、どこかで「チ」に切り替えたのだろうと思いますが、弁護士さん任せだったので分かりません。
私はちょうど開示請求のやり方が改正法のほうに移行する試行錯誤の端境期に、開示請求を得意としていらっしゃる弁護士さんを頼った依頼人だったので、お試しが色々あったようです。
今は「ワ」でやるメリットは無いと神田先生もご自身の掲示板で仰っておられたそうなので、これから開示請求を依頼する場合は裁判記録が残らない非訟裁判の「チ」=「発チ」で行われるはずです。
安心して開示請求できますね。

「CP」と「AP」も分かる範囲で説明します。
「CP」はコンテンツプロバイダの略称です。X(旧Twitter)・5ch等の掲示板・amazonや食べログ等のレビュー・その他SNS等(コメント欄も含む)『ネット上に存在する不特定多数が閲覧できるサイト』の管理会社で、権利侵害の書き込みがされた場を管理している会社の事です。
ちなみに、noteもCPです。
「AP」はアクセスプロバイダの略称です。au・docomo・Softbank等のスマホ会社と、その他ご家庭用のインターネット接続サービスを提供している会社の事です。犯人の個人情報を持っているのは「AP」です。
まずは「CP」に犯人のログインIPの履歴とタイムスタンプの開示を請求し(X等に登録したメールアドレスと電話番号も開示されます)、それで犯人のIPアドレスが判明したら、タイムスタンプと組み合わせて「この時間にこのIPからアクセスしていた利用者の住所氏名を開示しろと「AP」に請求するそうです。
AP相手の開示請求裁判では、犯人に「あなたが××に書き込んだ××××××という書き込みは権利侵害であるとして、あなたの住所氏名を教えろと訴えられています。教えていいですか?(意訳)」という内容の『意見照会書』が届きます。
これが、私が過去記事等で何度も「意見照会が~」と言っていた、犯人が「本格的に訴えられている事を知る事ができる重要な通知」です。

※X(旧Twitter)などのCPは、「意見照会」はせずに開示か非開示を決めるらしく、開示した場合はユーザーにメールでその旨を通知するらしいので、その時点で開示請求をされていることは分かるそうです。

ただし、開示請求をすれば必ずしも犯人の個人情報が開示されるわけではなく、何らかの理由で裁判所が開示命令を出してくれない場合もあります。その場合、棄却されるか、訴えた側が申立ての取り下げをします。
つまり、プロバイダから「意見照会」が届いても、犯人の個人情報あるいは犯人に繋がる人物の個人情報は開示されないかもしれないのです。
犯人が死んだ時点では、まだ「開示されない=身バレしないで済む=訴えられないで済む」可能性がありました。
APからの「意見照会」が届いた時から、やっと犯人は裁判に意思を反映させる事ができるようになるのに、私が訴えようとしていた犯人は、なぜか意見照会が届く前に死んでいました。

これ、すごい謎なんです。
犯人が、なぜ、あの日に死んだのか、分からないのです。

開示請求の説明に話を戻します。
開示に成功した後の、犯人に慰謝料を請求する民事訴訟でも、訴えた相手に自分の住所氏名を秘匿できる制度が2023年4月に施行されましたので、益々安心してネットで権利侵害をしてきた人を訴えられます。
(※この制度は施行前だったので私は利用できませんでした。施行される4月まで待っていたら、プロバイダが保存している犯人の書き込みのログが消えてしまう状況だったので、犯人が後に裁判記録を見たら私の住所氏名が分かるという事は覚悟して裁判を進めて頂きました)

大事な事を書き忘れていました。
『ログ保存期間』です。

インターネットで誹謗中傷をされたり、個人情報を晒されたりしたら、犯人を訴えることができるのですが、それには「開示請求」が必要だという事は書きました。
「開示請求」は「プロバイダ」を相手にする裁判です。(※ここではまだ犯人の名前は判明していません。勝ったらプロバイダが教えてくれます)
すごく大事なことなので、声を大にして言います。
開示請求裁判に勝利しても、ログ保存期間が過ぎていると、ログ=アクセス記録が削除されてしまっている為に、契約者情報=犯人の住所氏名が開示されません。
ログ保存期間は会社ごとに違うらしいのですが、短い所は3ヶ月、長くても6ヶ月ほどだそうです。
誹謗中傷での名誉棄損やプライバシー侵害の個人情報晒し等をされたら、その日のうちか、翌日、遅くとも1週間以内には、弁護士さんに相談しないと間に合いません。
「どうしよう……」と迷っていたらログが消えてしまうかもしれません。
すぐ訴える、すぐ弁護士さんに相談する、それが大事です。
お金の心配があるとは思いますが、普通に働いている人なら出せない額ではないですし、犯人がひきこもりや未成年でも家族がいれば慰謝料で回収できます。
(※犯人が生活保護で身寄りもないケースだと回収できません ← 私は犯人に家族はいないと思っていたので回収できない覚悟でやりました。犯人には同居家族がいましたが、低所得者か生活保護受給者しか住めない公営住宅に住んでいたので慰謝料を請求しませんでした)

ネットの誹謗中傷等の被害で苦しんでいる方、我慢せず、弁護士さんに相談してみてください。きっと解決してもらえます。
ただし、裁判沙汰はとても長い時間がかかりますので、そこをあらかじめ納得しておくと、少し気が楽になるかと思います。


開示請求を依頼してから犯人の死亡が確認できるまでの1年2ヶ月、弁護士さんにすべて委ねて待っていただけでしたが、判決や調査の結果が出るまでは、どうしても「まんじりともせず」的な張り詰めた状態になってしまうので精神的に物凄く辛かったです。
(※このケースで1年2ヶ月で片付いたのは早いです)



『出来事・年表』

※私は三流で無名の元・漫画家/漫画原作者/小説家です。

【~2016年】
●仕事は途絶え、趣味で地味に創作活動をしていた
●Twitterにはファンアートをアップしていた

【2016年のハロウィン直後】
●私のイラストに犯人が気味の悪いリプライを送ってきた
●異様にキモかったので即ブロック
●恨まれて、私のTwitterのスクショを晒されてしつこく罵倒された
●その時はガン無視した
●1週間ほど犯人からブロック越しの罵倒が続き、その後……
●犯人が私に対し「羨ましい、許せない」という内容のツイートをする
連日、私のツイートと同じ内容のツイートをされていると気づく
ゾッとしてノイローゼになる
●犯人の名前を検索、犯人が2008年以前から同じ名前を名乗って粘着を繰り返している異常者だと判明
●私とリプで絡んでいたフォロワーさんたちが、次々と犯人にフォローされ絡まれ始める
●「こいつは異常なストーカーだから関わるな」と注意勧告(ほとんどの人は犯人をブロックしてくれました)
●Wさん他数名が「人の悪口を言うなんて」とか「過去にストーカーだったからって更生の機会も与えないのか」と非難してきた
( ↑ ショックでした。しかし、犯人を庇ったWさんは大学受験~四年制大学を卒業し就職した後まで、犯人に彼氏面粘着をされて心を病んでネットを去りました)

【2017年初頭】
●私のイラストを犯人に勝手に無断転載され、キレてTwitter社に著作権の申立て(DMCA)をしてしまう
( ↑ キレていて申立ての説明を隅々までしっかり読まなかった為、相手方にこちらの情報が渡ると知りませんでした。当然、犯人は裁判を避け、異議申立てをしませんでしたが、このDMCAで犯人に私の住所・氏名・携帯番号が知られてしまったわけで、以後、益々犯人に粘着されるようになりました。ちなみに、私の本名を検索すると某研究所の男性研究者さんが出ます。もちろん同姓同名の他人ですが、犯人は私を男性だと思ったようです)
●なぜか犯人からの罵倒が止み、変わりに「友達じゃないですか。裁判なんてよしましょう。仲良くしてください。ブロックはやめてください」的なエアリプをされるようになる
●連日、私のツイートと同じ内容のツイートをされ続ける
●ゾッとしてノイローゼが悪化する

( ↑ 何を書いても真似パクされる気味の悪さは私に取っては深刻なダメージになったのですが、周りの人にはそのキモさを理解してもらえず、神経質でうざい人と思われている気がして孤独になり、段々と人間不信になっていきました)
初期の頃は色々なゴタゴタが起きました。

【2017年4月】
●他に複合的な原因もあるが、ストーカーの真似パク粘着がトドメとなり、メンタルクリニックを受診し、うつ病と診断される

【~2017年夏頃まで】
●犯人に粘着をやめさせる手立てを求めて犯人のアカや掲示板を監視
( ↑ ここで、犯人の性格や特徴、おおまかな年齢、住んでいる場所、社会経験のない無職ひきこもりである事、家族関係が希薄である事、病的な嘘つきである事、自分は女性にモテると思い込んでいる事、精神年齢が低く幼稚で自己中である事、他人の気持ちを推し量れない事、被害者に対しては下劣で執拗な罵倒をするくせに反論されて自分が少しでも傷付くと激しく感情を爆発させ「死にます」と騒ぐ事、粘着は『被害者とまったく交流が無いのに妄想に基づいて行われる親密希求型×無資格型×憎悪/怨恨型』で、拒絶されると発動する事、粘着の対象は老若男女問わず、特に顔出ししている綺麗な女性知的な男性が狙われる事、等を知る)

【2017年夏~2018年末】
●犬が認知症になり、24時間ワンオペ介護で、他の何もできなくなる
●Twitterは鍵垢にして、犬の介護の愚痴を書いていた
●ストーカーの事は脳内から追い出し、忘れていた

【2019年】
●ペットロスで抜け殻になり、毎日ぼーっと過ごしていた
●哲学や歴史の本を読んだり、古着の和服を買って楽しみ始めた
●某水族館の年間フリーパスを買い通い始めた
●年末に気力が湧き、あちこちで面接を受けパートを始めた
( ↑ 2020年8月まで色々やりました)
※Twitterの鍵を開けてパートの話等もツイートしていた
●ストーカーの事は脳内から追い出し、忘れていた

※2年以上無視していたはず

【2020年春頃?】
●ふと思い出してストーカーの名前を検索してしまった
●犯人は新しいアカウントを作っていた
●私のツイートと同じ内容のツイートがズラッと並んでいて、まだ真似パクされていると分かりゾッとした
●犯人は、私が無視していた間も、私のアカを盗み見ていた
●「気持ち悪い」「ストーカー」等と反応してしまった
●1ヶ月くらいキレていたが、どうしようもなく無視することに……
●ストーカーの事は脳内から追い出し、忘れていた

【2020年冬】
●クリスタ講座を受講し1ページ漫画を描き始める
●創作用アカウントを作って詩や超短編小説を書き始める
●念の為にストーカーのアカを検索し、ブロックした
●しかし犯人は副アカで私のアカを盗み見し続ける
●連日、私のツイートと同じ内容のツイートをされ続ける
●ゾッとしてノイローゼが悪化する

●創作用アカまで粘着されていると分かりキレて、また「気持ち悪い」「ストーカー」等と反応してしまった
●しばらくキレていたが、どうしようもなく無視することに……
●ストーカーの事は脳内から追い出し、忘れていた

【2021年初め頃】
●犯人の住む地域から電話がかかってきたので警察に相談した
( ↑ この時にDMCAで個人情報を知られてしまった事も伝えました)
※固定電話からの着信で、心当たりのない地域名=S市がディスプレイに表示されたので、電話には出ていません。怪しい電話がかかってきたのは、この一回だけです。
●自力で調べた結果、犯人が住む地域にある病院の電話番号だった
●犯人は精神科に入院しているのだろうか?と思う
●刑事さんが「この人は一日中ツイートしている。無職だろうし、生活保護だと思う。そんな人はお金がないから、実際に行動する事はないですよ」と言ったので、それもそうかと納得した
●相談には乗ってもらえたが、真似パク粘着は止まず
●どうしようもないので、また無視することに……
●ストーカーの事は脳内から追い出し、忘れていた

【2022年2月~2022年7月】
●ミリタリー用アカを作り、露宇戦争に注視していた
●このアカウントも犯人が探し出して粘着してきた
●連日、私のツイートと同じ内容のツイートをされ続ける
●ゾッとしてノイローゼが悪化する

●あまりにも粘着がしつこいので、遂に我慢の限界になる

【2022年7月24日】
●犯人をモデルにした掌編真似猿をツイートする
●犯人がショックを受けたようでTwitterで発狂「見た人がどう思うか考えて書くべきなんですよ」等と大量にツイートしていた
( ↑ お前が言うのかと腹が立ったが、物語の形で犯人の姿を映した鏡を見せると粘着が愚かで醜いと考えさせる事ができると分かった。異常な粘着を続けていると自滅するからやめろという意図が少しは伝わったと信じたい)

【2022年10月~11月】
●相変わらず真似パク粘着が止まないので、もっと犯人をモデルにした小説を書いてやろうと決める
●犯人が動揺している様子だったが、他の人にも悪影響……小説として常識の範囲内の表現になっている真似猿のみ残して、他は非表示にする
●結局、真似パク粘着は止まず
●「これはもう無理だ、一生粘着される」と絶望する
●どうしようもないので、また無視しようとしたが、Hさんへの異常な粘着を目撃する

【2022年12月7日~12月27日まで】
●悩んだが、Hさんを見殺しにはできないと思い、犯人を名指しで「ストーカーやめろ。その子に粘着するな」と攻撃した
●Hさんがリプライをくれたので、相互フォローになり協力し合う事に
●6年以上も物陰に隠れてこっそり真似パク粘着をしてきた卑怯な犯人が、私を名指しで誹謗中傷してきた
●「やっと訴えられる」と思い、すぐ弁護士さんに依頼した

【2023年1月】
●警察に改めて相談しに行く(←Hさんの為)
●Hさんへの誹謗中傷をやめさせる為「開示請求をしている」と公表
(※この記事を読んでいる方が開示請求をする場合は、早急に公表せず、弁護士さんが公表してOKと言うまでは秘密裏に進めたほうが良いです)
●ストーカー、アカ消し逃亡するも、翌日には別アカで転生
●「開示請求しているなんて嘘だ」「お金もないくせに」等、我々を小バカにし攻撃的なツイートを続ける

【2023年2月】
●私とHさんが毅然とした態度を取り続けたからか、犯人の攻撃の矛先が他の人たちに向いていった
(本当に弁護士さんが開示請求の手続きを進めてくれているという事が心の支えになったので、神田先生のお陰です)

【2023年2月22日】
●Twitter社が犯人のログインIPとタイムスタンプを開示
(※2024年3月3日まで知らなかったんですが、旧Twitter:現XはIP等を開示した事を犯人にメールで報せるそうです。そうとは知らなかったので、犯人には意見照会が届いていない=開示請求されていると犯人は知らない、と勘違いしていました)

Xへの法的請求についてのよくある質問

【2023年3月9日】
●犯人がキレて無関係の人たちに当たり散らしていた
(おそらく、この日にXからIP等を開示したとメールが届いた?)
犯人のその日のツイートの一部 ↓
確証は無いですが、これは私に向けて書いたのではないかと思います。
「訴訟案件は名指しで伝える」「真正面から迎え撃つ」等と書いているので、犯人は法廷で争うつもりだったのだと分かります。
名指しで伝えると書きながら、なぜか名指しではありませんでしたが、私は、この時、犯人から宣戦布告をされていたのですね。
しかし、Xの通知の件を知らなかったので、「まだ意見照会が届いていないのにキレてる。なんだこいつ?」と思っていました。

【2023年3月半ば】
●ストーカー、急に静かになる
●Pさんの存在が犯人に取って大きな意味を持つと知る(※後に詳述)

【2023年4月末頃】
●ストーカー死亡
(我々は10ヶ月後までこの事実を知りません)

【2023年5月19日】
●私、最後の開示請求裁判の委任状に署名捺印
●ストーカーの死亡後に、ストーカー宅にプロバイダから意見照会が届く

※これ以降~開示された情報を基に弁護士さんがネット回線の契約者の住民票の閲覧を申請するまでに、犯人の父親が死亡?

※3月~7月まで、接続プロバイダが多かった為、弁護士さんが開示請求裁判を合計7件もしてくれていた

【2023年7月24日】
●弁護士さんからの連絡で、プロバイダが「意見照会の回答書に犯人は死んだと書かれている」と主張していると知らされる
●犯人が回答書に書いた嘘だと思い「裁判でまで嘘をつくなんて」と腹を立て、まったく信じなかった

【2023年8月某日】
●裁判により開示命令が出され、プロバイダが権利侵害に該当する書き込みがなされたネット回線の契約者情報を開示する

【2023年8月~2024年2月】
●弁護士さんが手を尽くして犯人の住民票の調査をしてくれる

【2024年2月19日~20日】
●弁護士さんからの連絡で、ストーカーの死亡を確認



『ここから読み始めると楽です』


そんなこんなで、弁護士さんのお陰で、やっと犯人の住所氏名や生年月日、そして、死亡が、確認できました。
ええ、はい、そうです……
やっと犯人を突き止めたら、犯人が死んでたんです。

驚いて言葉もありませんでした。
でも、警察にも相談していた悪質なネットストーカーで、資料として持参した粘着のスクショを見て過去のストーカー殺人事件を想起した刑事さんから「この被害者(Hさん)に警察に来るよう言って」と言われたり、相談した翌日に気になる事がある等の理由で警察から電話がかかってきたりして、そういう部分も気を張って大変だったので、終わってホッとしましたし、肩の荷もおりました。
私もHさんが心配だったので、彼女の将来の為に、ストーカー規制法を利用して接近禁止命令を出してもらって、犯人が再犯した場合、すぐに警察に介入してもらえる状態を整えておくつもりで準備をしていましたが、諸々、犯人の住所氏名が判明してからでなければ出来ない事だったので、まずは開示を成功させねばならず、その後の示談交渉の際に犯人に必要な署名をさせるつもりだったので、Hさんは詳細を知りません。(※犯人が判明してから新たな依頼内容を相談しようと思っていたので弁護士さんにも警察に相談しているという事しか伝えていませんでした)
刑事さんに「警察も開示請求はできるよ」と言って頂いたのですが、弁護士さんに依頼する事にしました。後に、私の同定可能性の証明が危ういと分かったので、それを解決できる経験と知識を持っていた弁護士さんに依頼を受けて頂けて幸運でした。
色々ありましたが、犯人が死んだので、これで事件は終わりました。

とは言え、なぜ犯人が、あの日に死んだのか、分からないのですよ。

Xは開示請求がされてIP等を開示した旨を当該ユーザーにメールで通知するので、開示請求をされている事は分かっていたはずですが、まだプロバイダからの意見照会が届いていなかった時期に死亡したので、犯人は意見照会すら見ていないのです。意見照会に回答する事で、犯人の意思も訴訟に反映させることができます。権利侵害の有無について被害者と真っ向から争うつもりならば、意見照会への回答によって「初参戦」になります。
しかし、これはプロバイダを相手方とする訴訟なので、この時点ではまだ犯人の個人情報は明かされていません。犯人を相手方とする訴訟は始まってすらいませんし、自分の意見を初めて反映させられる「犯人が書き込みをしたネット回線のAP」相手の開示請求裁判も始まっていません。
犯人が死んだ時点では、まだ「開示されない=身バレしないで済む=訴えられないで済む」可能性があったのです。

私はずっとXが開示した旨を通知するという事を失念していたので、「犯人は開示請求されていないと思っている」と考えていたのですが、それは私の勘違いでした。
犯人が3月半ばくらいまで「どうせ嘘だ。できるわけない」等とツイートしていたので、「意見照会が届いてないから信じてないって事か。そのうち届くから、届いたら驚け」くらいに思っていて、犯人側がどういう状況なのかまったく分かりませんでした。

しかし、Xが開示した旨を通知するという事を知り、その事によって、埋もれていた当時の出来事が浮かび上がりました。
(裁判で使えるかと思い色々スクショを撮ってありました)
私が気付いていなかっただけで、犯人には、おそらく2023年3月9日にX社からログインIP等を開示した旨の通知が届いており、
その日に……
犯人は暴言ツイートで「法廷で争う意思」を示していました。
※年表より再掲

絶対に犯人が負ける裁判ですけど、慰謝料の減額くらいは可能だったかもしれませんね。
やけくそで虚勢を張っていただけかもしれませんが、犯人は以前から「裁判くらい簡単にあしらう」とか「どうせ名誉毀損でしょ、すぐ終わらせる」等とツイートしていました。
訴えられないと高をくくっていたのでしょう。
そもそも、訴えらて困るなら、他人様(私には6年以上、Hさんには10年、他被害者多数)に嫌がらせをしなければ良かったんじゃないでしょうか。
ネットで「匿名だから」と調子に乗って、何年も他人の嫌がる事をして楽しんでいた奴が、訴えられる段になったら謝罪も賠償もせず「逃げたい」なんて幼稚で我儘です。
「ぼくは一方的な好意と逆恨みから始めた粘着で何年でも被害者を苦しめて良いけど、被害者に訴えられたら死にます」という事ですよね?
そんなの通用しますか?
二度としないと約束し、謝罪と反省は誠心誠意すべきです。
何らかの事情で全額の賠償が無理でも、可能な限り賠償もするよう努めるべきです。

私が1月に「弁護士に依頼した」とツイートした後も、犯人はまったく悪びれず「裁判なんてぬるい」と煽ってきていました。
これは反省している人間の態度じゃないです。
自ら死を選ぶ人間の態度とも思えません。
申し訳ないという気持ちが微塵も無いではないですか。
訴えられない、あるいは訴えられても大した事にはならない、と軽く考えていたのでしょう。

しかし結局、示談交渉すらせず、それどころか意見照会が届く前に、奴は死んでしまったので、色々と意味が分かりません。
何が決定打になって死んだのか心当たりが無いのです。
犯人が死んだ頃、我々は犯人に対するアクションを何もしていません。


そんなこんなで……
犯人が4月末に死んだ理由がさっぱり分からなかったので、犯人の死亡が確認できてから、2週間、じっくり考えました。
やはり開示請求されていた事も犯人を心理的に追い詰めていただろうとは思いますが、4月には訴訟関連の事は何も起きていなかったので、犯人が『あの日』に死を選んだ決定的な理由にはなり得なかったと思います。
4月末には、まだ、犯人は訴えられていなかったのですから。


※この辺、分かり難いですが、Twitter(現X)で権利侵害をされた場合、「まずXに開示請求をし、XがログインIPとタイムスタンプを開示し、次いでそのIPを接続している?プロバイダに開示請求をし、裁判所から開示命令が出たら、プロバイダが契約者情報を開示し、弁護士さんが住民票を確認して、犯人を特定してから示談交渉をし、決裂したら訴える流れ」です。
奴の場合は、APから契約者の個人情報が開示されて、被害者の代理人弁護士から慰謝料等を請求する内容証明郵便が届いた後に、つまり今年の3月に(まさに、これから)法テラスに相談に行けば良い状態でした。
犯人が死んだのは、プロバイダから意見照会が届く前です。慰謝料の額や謝罪や他の条件等を取り決める示談交渉すらしていません。示談で纏まれば訴訟にはなりません。
まだ犯人相手の訴訟どころか、示談交渉すら始まっていません。
私は2023年1月から「開示請求をしています」と公表していましたが、犯人は「どうせ嘘だ。できるわけない」と小バカにしていました。


時系列がややこしいのですが、できる限り説明します。
私は2016年11月から異常なネットストーキングを受けていました。
事件が完全に解決したのは2024年2月20日です。
※2月19日の時点でご連絡は頂いていたのですが、犯人の死亡が確認できる書類を見せて頂いたのが20日なので、20日を終結の日とさせて頂きます。

7年3ヶ月にも及ぶ、長く不毛な戦いでした。


2016年、犯人から初めて誹謗中傷された際には、7年3ヶ月も悩まされるとは思っていませんでした……

粘着され始めてから、2022年末に開示請求を依頼するまでの6年間、なぜ訴えなかったのかといいますと、キモい粘着はされていましたが、犯人が、訴えられるほどの行為を、初期の10日間程と、粘着されて6年以上経ちHさんと共闘した20日間しかしてこなかったからです。
2017年初頭、犯人が私のイラストを無断転載した際にはDMCAをしたのですが(※年表参照)これは失敗でした。正直にやってしまったので、犯人に住所氏名携帯番号を知られてしまい、それも6年以上も粘着される原因になった可能性があります。ストーカーが親近感を持つ理由は様々で「訴えようとしてきたから、身近に感じた」というゾッとする思考もあり得ます。
世の中、正しい手続きを正直にすれば良いというものではなく、適宜必要な対処を、よく考えてやらないとダメですね……

犯人は悪質と書きました。顔出ししている綺麗な女性に拒絶された後の粘着は、ストーカー殺人事件の犯人のような厭らしい名誉棄損(存在しないリベンジポルノの捏造←すべて嘘・犯人の脳内に生じたR18漫画やR18ゲームのような妄想の誹謗中傷を掲示板等に書き込む等という最低のクズ行為)と、逆恨みの暴言(幼稚な言葉遣いで下劣)と、イキッた脅迫(ぶちのめしてやる、とか、ぶち殺してやる、とか、おまえの家に行く、とか、ヤクザに襲撃させる、等)を、執拗に繰り返す悪質なものでした。

しかし、私に対しては微妙な粘着をしていたんです。
私は性別女なんですが、犯人からはなぜか男性だと思われていて、私のライフスタイルや趣味をパクッて、犯人のプロフィールやツイートを恰好良く粉飾する為のロールモデルにされていました。
私がウイスキーを飲んだとツイートすれば、奴も同じ銘柄のウイスキーを飲みましたとツイートし、私が水風呂が気持ち良いとツイートすれば、奴も水風呂は体に良いとか云々かんぬんとツイートし、私が頑張って辞書を引きながら英語の本を読んでいるとツイートすれば、奴は「ぼくは英語の本を読めるんです」とツイートする。他にも、私に対抗してイラストも描けますとか読書家ですとか料理をしていますとか……私は奴を無視していた時期に和装にハマっていたんですが、奴はそれも真似していたようで「休日は和装で過ごしています」等とツイートしていて……
私は努力をしているのに、努力もしない奴の嘘にお手軽に利用されて、非常に自尊心が傷付きましたし、とにかく不気味でキモくて、自己肯定感がメンタル病むほど下がりました。
(※粘着され始めて5ヶ月後、2017年4月には、メンタルクリニックを受診し、うつ病と診断されています。2017年4月の私の手帳に「ツイ消し・真似られ防止」とメモがありました。その時期から、すでに真似パク粘着でノイローゼになっていたのです)

↓ 前後の文脈から私の事だと分かったツイートの一部です。
粘着初期(DMCAをしてしまって本名=某男性研究者さんと同姓同名を犯人に知られてしまう前)から、なぜか私は男性だと思われていて何度も「オヤジ」「オッサン」等とエアリプされていました。なぜ男性だと思われたのかよく分からないです。
※カオ@a_a_rasiaho は創作用に作ったアカでしたが、犯人に粘着され、その後、訴訟用に使用していたので今は更新していません。DMと通知が大量に来るので、カオのアカにDMを頂いても気付けません。

他には、私のハンドルネームを出して「今日はK先生と図書館で会いました」とか「K先生が遊びに来てくれました」とか「K先生は本当は気が弱いんですよ。だからぼくが庇ってあげるんです」とか「K先生とは親友なんです」とか「K先生は眼鏡っ子で、中学の同級生なんです」とか意味不明の妄想ツイートをされたり……
「私はオヤジじゃなかったのか? 気の小さいオヤジって罵倒してるやないかい?」とツッコミをいれたくなるキモ粘着もありました。

粘着の根底には「甘え」があります。犯人から粘着されていた被害者(私も含めて)は、歪んだ愛着を持たれていたのだと思います。
犯人はTwitter等で「キモい」「バカ」等と揶揄するだけの人には粘着しませんでした。正論で批判した人、関わってくるなとハッキリ言った人、体面を気にして無難にリプを返していた人……要するに、犯人を人として遇した人に、犯人は「愛着・尊敬・憧れ・相手が女性の場合は恋愛感情」を抱いて、一方的に「親密な相手」と思い込み「この人たちはぼくを許してくれる」と勘違いして、甘えて意味不明のキモ粘着をしていたのだと思います。

私は、最初に犯人から気味の悪いリプライをされたとき時に「空気が読めないなら関わってこないでください」的なリプをし、即ブロックした後(普通はブロックされた相手のアカは見ないと思っていたので)「変なリプライされた。キモかった」とフォロワーさんに向けた愚痴をツイートてしまいました。これが最初の失敗でした。この頃はフォロワーさんとリプで楽しく交流していたので、それを見た犯人が嫉妬と怨恨を肥大させたのだろうと思います。作品を公開していると変な人に絡まれる事があります。しかし、ブロックしたら大抵の人は退散します。
犯人は、ブロックされても、無視されても、六年以上も真似パク粘着を続けたので、飛び抜けて異常なストーカーだったと思います。
それに対して、私は年単位で無視していても、不意に思い出した時に(メンタルが弱っている時に)犯人のアカを見てしまい、「まだ真似パクしてる。キモい」と嫌味をツイートしてしまっていました。
これは犯人から見たら「反応がある」という事になるので、やってはいけない事だったと思います。

犯人の世界はネットのみで、反応してくれる人は、それが嫌悪の反応であっても、一応は何か言ってくれた=相手にしてくれたという事になり、親近感と愛着を抱き、場合によっては恋愛感情を抱く「ぼくのともだち=粘着のターゲット」になったのでしょう。
甘えたい欲求が満たされず、拒絶されると盛大に逆恨みして「誹謗中傷を撒き散らすバケモノ」になり、その誹謗中傷は度を越していて、名誉棄損や脅迫にすら該当する犯罪行為でしたが、奴はそれでも甘えを抱いていて、いつか許してもらえると勘違いしていたと思います。
それがストーカーの心理だそうです。

ちなみに、私は5chで奴を叩いている人たちとも混同されていました。
ちょっと意味が分からないんですよ。
2022年12月、私を名指しで罵倒してきた時に、犯人は「掲示板で暴れているおまえに電話をかけた。気の小さいオヤジが出た。ぼくが文句を言ってやったら、あなたは訴えますと言いましたね。ぼくは裁判なんて怖くありません。堂々とやってやりますよ(←犯人の文体を真似てます)」等と何度もツイートしていたんですが……
私は女性ですし、犯人から電話なんてかかってきていないですし……何の話をしているのか意味不明でした。
一度だけ、犯人が住んでいるS市の固定電話から着信があった事はありましたが、私はその電話に出ないで警察に相談しました。
業者からの不審な電話はたまにありますけど、犯人を想起させる不審な電話はその一度きりで、他には一度もかかってきていません。ちなみに、その番号はS市の総合病院の電話番号でした。あの着信だけは犯人かもしれないと思っていますが……私は電話に出ていません。
その後の、電話を掛けたとか、気の小さいオヤジが出たとか、色々、犯人の妄想じゃないかと思います。
私は仕事の都合で、20年、携帯番号を変えていません。
「いざ開示請求」という時期に、そんな迷惑電話がかかってきていたなら、それも訴えますよ。
私は犯人にイラストを無断転載された際にDMCAを申請して住所氏名携帯番号を知られていましたし、DMCAは権利侵害をしたとされた側に異議があれば裁判をしろという手続きなので、犯人の中で電話や裁判というピースがハマって、妄想を強化したんじゃないかと思っています。実際の所どうなのか分からないですけど……

2月20日に犯人が死んだと確認できてから、落ち着くまで時間を置き、それから数日かけて、この記事を書く為に過去のメモを読み返すと共に、5chの過去ログも辿ってみました。
それで分かったのですが、犯人は2015年頃から、Twitterとは別のSNSで、Twitterのアカ名とは別の名前で、不特定多数に粘着して5chで叩かれていたようです。
2017年8月に、Twitterとは別のSNSで使っていた名前とTwitterのアカ名が紐付けられて「同一人物」とバレていました。そこから、犯人がTwitterとは別のSNSで使っていた名前を検索して、2015年頃には叩かれていたと知りました。それ以前はログが検索にヒットしませんでしたので分かりません。
5chで犯人を叩いていた人たちは私ではないですし、無関係です。
そもそも犯人は、Twitterで名乗っていた名前を検索すると、2008年頃からすでに掲示板等で叩かれていたと分かる人物なので、そんな大昔からの事を私のせいにされても意味が分からないです。
奴が私に粘着し始めたのは2016年11月なので、それ以前は奴の事など知らずに平和に過ごしていましたよ。
まあ、とにかく意味が分からないです。
犯人には他にも、私が見つけていないストーカー歴があるのではないかと思います。闇が深い……

時系列が前後してしまいましたが……
とにかく犯人は、2016年末頃に私が検索した当時、ネットに残っている履歴で確認できた限り、少なくとも2008年から同じ名前を使用し何人かのセクシーな作品に出演している女優さんに粘着していた異常者でした。今、検索すると2008年の記事は見つかりません。ログが消えたのだろうと思います。
私は顔出しをしておらず男性だと思われていたので、顔出しをしている綺麗な女性たちのように、痴漢のような性的で下劣な粘着はされていませんでしたが、犯人の名前を検索して奴の女性への加害を調べるうちに、ジワジワと犯人のおぞましい粘着性を理解していき、ついに……
「バケモノに取り憑かれていたんだ」と改めて思い知りました。

「無視していれば消える」という人もいましたが、そんな事はなく、6年以上粘着されることになり……
自分の被害を辛かったと愚痴るのは、より悪質で物凄く卑劣で醜い誹謗中傷をされていた他の被害者たちに申し訳ないのですが、キモい真似パク粘着をされていた私の6年半(契約者情報が開示されるまで)も地獄でした。
(※2023年9月から少しずつ創作活動を再開できましたが、結局、犯人の死亡が確認できるまで不安のぶり返しなどがあり苦しみました)
努力をしている人は相応の時間をかけてコツコツと忍耐強く誠実に頑張っているのに、努力もしない奴が「嘘」というコストゼロのインチキで、簡単に努力をしている人の横にしゃしゃり出て、あまつさえ「嘘」で張り合おうとするのは、創作好きに対する最大級の侮辱だと思います。
他にも、犯人は何人かの男性に独特のキモ粘着をして、憧れた人の特徴を上辺だけ掬い取って継ぎはぎし、Twitterで『教養ある大人の男性』のふりをするキャラを作っていました。しかし犯人は頭が良いとは言えず、物事への理解がほとんど無く、真似パクは粗悪な劣化コピーにすらなっていませんでした。そんなメッキは簡単に剥げますから、すぐに教養がないとバレて、しつこく絡まれてキレた女性から「社会経験のないひきこもり」と指摘され、その女性にも誹謗中傷と罵詈雑言の粘着をしていました。私が目撃したのは1人だけでしたが、私が見ないで無視していた時期にも似たような事はあったんじゃないかなぁと思います。分からないですが……
そういう奴に自分の猿真似をされているなんて、不気味なだけでなく不快でムカつきますから、それだけでメンタルがボロボロになりました。
あまりにも執拗に真似されるので「私を神と崇めるのはやめてください」という嫌味をエアリプした事もあります。犯人は、毎日、私のツイートをお手本にして、毎日、同じ内容のツイートをしていたので、そんなに崇めてくれなくていいよと思うのも無理からぬ事かと……

見ていなかった時期のほうが長いのに、真似パクされるのが嫌過ぎてトラウマの衝撃が強くて、記憶が濃縮されちゃって、見ていなかった時期が塗り潰されてしまって、まるでずっと真似パクされるのを見続けていたかのような記憶に上書きされちゃってるんですよね……恐ろしい……
手帳や日記を見返すと、犯人のアカを見ないで忘れていた時期は(犬の介護とペットロスは辛かったですけど、その後は)京都ひとり旅に行ったり、あれこれパートをしたり、水族館に通ったり、クリスタ漫画講座を受けに行って漫画を勉強しなおしたり、独学で和服を着てみたり、うつ病仲間と交流したり……楽しくやっていたのですが、それがサクッと切り落とされて、おぞましい粘着の記憶だけひとつの流れとして繋がってしまっています。
犯人の粘着に変化がまったく無く続いていたので、そこだけ時間が止まっているからかもしれません。
あるいは、今は「犯人が死んでいた」という事実に驚いて動揺しているからかもしれませんし、この記事を書く為に記録と記憶を掘り返しているからかもしれません。
今現在、被害の記憶は奇妙な状態になっています。
そんな感じで、私がされていた粘着は誹謗中傷ではなく、毎日ツイートを盗み見られて真似パクされるという意味不明のもので、妄想の友達に私の名前をつけられたり、ブロックしてもブロックしてもネット上で執拗につきまとわれるとか、おそらく私の事を言っているのだろうと分かる文句を大量に垂れ流しているとか、とにかくキモいとしか言いようのないものでした。

2年以上見ないで忘れていた後に、犯人のアカを見てしまった時の衝撃がいちばん酷かったです。
2017年夏頃、愛犬が認知症になり24時間ワンオペ介護で生活がいっぱいいっぱいになって他の事をする余裕が無くなったのと、犯人の粘着をやめさせる手立てが無かった事もあり、諦めて無視する事にし、2020年春頃まで、視界に入れずに過ごしていました。
犬の介護中は鍵アカにし、その後は鍵を開けて、ペットロスが緩和されていく際に読んだ本や、様々な事に挑戦したり新しく始めたりして楽しんでいるツイートをしていました。
2年以上経てば「さすがにもう真似パクしてないだろ」と思い、2020年の春頃……何の気なしに犯人の名前を検索したら、まったく同じ名前のアカウントがありました。
見なければ良かったのに、好奇心に負けて「今は誰に粘着してんだろ」と面白半分で犯人のホームを開いてしまいました。
ディスプレイに犯人のツイートが表示された瞬間、ゾワッと鳥肌が立ちました。私のツイートを希釈させて理解が間違っているツイートが、ズラッと何十個も並んでいたのです。まるでホラー映画でした。
本当に不気味でキモかった……

見ないで無視する以外に対策は無かったのですが、無視していても真似パクをされ続けていました。ブロックしても別アカから私のツイートを盗み見て、本アカで真似パクツイートをし続けるのです。私が新しいアカウントを作っても、奴はどこまでも追いかけてきました。

noteも見られていました。2019年7月から利用しているのに、2022年8月以前の記事がほとんど無いのはストーカーに見られていると気付いてキモさに耐えきれずに消したからです。
2022年8月以降の記事は、犯人に見られている前提で書いたものです。Twitterで真似猿を読んだ犯人が激しく動揺していたので、魔除け札としてnoteにもアップしていました。
真似猿は犯人が読めば人真似ばかりしていると身を滅ぼすから真似パク粘着やめろという意図が伝わるはずの内容でした。

そもそも、粘着され始めた最初の5ヶ月で(2017年4月には)真似パクがキツ過ぎてメンタルを病んでいましたし、それまで打ち込んでいた趣味の創作活動がマトモにできなくなっていました。
こんな奴がいたのでは「作品を見てください」と宣伝できません。
私とリプライしている人が粘着された事もあり、リプライで交流するのが怖くなり、人と関わる事も難しくなりました。
(2017年から、片手で数えられる程の人数としか交流しなくなりましたし、新しい友達ができても私の自己肯定感が低く拗れてしまっていて上手くいかず、元々苦手でしたが、今も人付き合いが苦手です)
2年以上、犯人を無視して、ちょっと元気になりつつあった時に「真似パク粘着が終わっていなかった」と知ったショックは筆舌に尽くしがたいものがありました。
無視しても真似パク粘着は終わらないと思い知らされたからです。
実際、しばらくの間は見ないで無視して過ごせても、ふとした瞬間に「奴はまだ私のアカを盗み見て、真似パクしてるのかな」と思ってしまうとトラウマが蘇り、うっかり犯人のアカを見てしまい、新しい真似パク被害を見せつけられて苦しみ続けるという地獄の6年半でした。(犯人は2023年4月末に死亡していましたが、私はその情報を知らず、契約者情報が開示された8月まで犯人のせいで創作活動ができなかったので、地獄だった期間は6年半とカウントします)

この間、何か解決策は無いかとストーカーの心理に関する書籍を読み漁ったので、人格障害等について無駄に詳しくなってしまいました。
戦いは7年3ヶ月に及びましたが、最後のほうは弁護士さんのお陰で粘着が減り、10ヶ月前に犯人は死んでいたので当然その頃からは被害は無くなっていたので、地獄だったのは、6年半です。
(※HさんもインスタやYouTubeやTikTok等すべてのアカウントに追いかけてこられて粘着されたと言っていました)


6年以上も打つ手がなく歯噛みしていたのですが、Hさんを2022年12月7日からTwitterで公然と庇った事により、12月25日~27日にかけて、ストーカーが私に対して直接リプライで名誉棄損をしてきたので、ついに訴えられる状況になりました。
Hさんの協力を得られて、そのお陰で、勇気をいただきました。
※Hさんはアーティスト活動をしており、所属事務所や活動内容等を告知しなければならず、犯人もそれを追えてしまうし、男性だと思われている私に対する粘着より悪質で厭らしいストーキングをされていたので、私の独断で、私ひとりで、ストーカー規制法で接近禁止命令を出してもらうには何をすれば良いか警察に相談に行きました。
この時点では、まずは開示請求をする以外に道は無く、警察に委ねるか、弁護士に依頼するか、の二択でした。
法律や制度がよく理解できていなかったし、警察は捜査の内容を逐一教えてくれないだろうと思いました。
犯人は長年、私のツイートを盗み見て真似パクしてくるという異常な粘着をしていましたが、私を名指しで誹謗中傷する事は初期以降、ここに至るまでまったく無かったので「犯人を訴えられる千載一遇の機会は二度と巡ってこない、このチャンスは絶対に逃がせない」と思っていました。
( ↑ これを書いた瞬間に気付いたんですが、7年前にDMCAを送った事で、私は『法的措置を辞さない人間』と警戒されていたから、6年以上直接の誹謗中傷はされなかったのかもしれません。
しかし、犯人は私を男性だと思っており、Hさんに恋愛型の粘着をしていたので、私とHさんが相互フォローになって協力し合うようになったことで、嫉妬に狂って、それまで誹謗中傷しないように気を付けていた相手=私に罵倒リプを送ってきたのかもしれません)
ともかく、刑事さんに相談した時は直感でしたが、開示請求裁判の流れを都度ごとに相談できる弁護士さんのほうが良いと思えました。


そして、12月27日に弁護士さんに依頼を受けて頂けないか問い合わせをし、受けて頂ける事になり、2023年1月には被害者仲間のHさんへの誹謗中傷をやめさせるため「開示請求をしました」と公表しました。


でも、犯人は「開示請求してるなんて嘘だ(原文ママ)」とか「裁判なんてできるわけない。お金もないくせに」等と何度もツイートしていましたし、訴えられるという事を頑なに信じようとしていなかったので、「開示請求しました」というのは私の脅しだと思いこんでいて、おそらく3月初旬にはXから開示したという報告メールを受け取っていたはずなのに、その後も、「まだ自分は大丈夫」という態度で、誹謗中傷や罵詈雑言の垂れ流しを3月半ばまで元気に続けていました。

↓ 私が「弁護士に相談しました」とツイートした日の犯人のツイートです。(※この日に相談し、年明けに正式に契約していただきました)
3月半ばまで多方面に対してずっとこんな調子でした。

誤解する人はいないと思いますが、念の為に書いておきます。

犯人は、私とは、一度も会った事の無い、赤の他人です。
ネットで絡みがあった時期も無いです。
即日ブロックしたので、交流一切無しです。

ブロックしたら逆恨みされ、罵倒と共に私のTwitterのスクショを晒され、その後、なぜか憧れられて毎日ツイートを真似パクされて6年以上……
一方的に粘着されていて、ノイローゼになって、それでも年単位で無視しており、ふと思い出してしまった時は「真似パクやめろ」等と反応してしまっていましたが、すべて「粘着キモい」という内容だったので、コミュニケーションとは言えません。
Hさんへの粘着を見て「もう許せん」とキレて犯人を名指しで「ストーカーやめろ」とツイートしたのは、2022年12月7日~12月27日までの20日間しかないので、奴とは本当に関りが無かったんです。
なぜ、こんな奴に粘着されていたのか、意味が分かりません。


その後、私が強気で何度も「開示請求してます」とツイートしたので、犯人も「もしかしたら」と思い始めたようで、私とHさんに対する誹謗中傷は次第にトーンダウンしていきました。
まずは、私が6年以上もされていたキモい真似パクは「弁護士さんに依頼しました」とツイートした途端にピタッとやみました。
その後、一時的に、私とHさんに対する目を覆いたくなるような誹謗中傷とはらわたが煮えくり返るような罵倒が激しくなったのですが、それも徐々に減っていきました。
これは弁護士さんの御威光です。
私が毅然とした態度を貫けたのは弁護士さんが依頼を受けて下さったからなので、依頼を受けて下さった後に起こった良い変化はすべて弁護士さんのお陰です。本当に心から感謝しております。
頼りになる弁護士さんが付いているとなれば被害者側は気の持ち様が変わってきます。誹謗中傷をされても「はいはい、裁判所で会いましょう」とカエルのツラにナントカでいられますし、「我慢もあと少し」と思えるので粘着のダメージが軽減されて動揺しなくなります。
そうすると犯人がグラついてくるんでしょうね。他の人たち(有名な知識人の男性たち数人)に粘着して暴言を垂れ流すようになり、2月くらいから、私とHさんには絡んでこなくなりました。

その頃、犯人がどんな感じだったかと言いますと……

XからIP等を開示した旨のメールが届いたと思われる(確証はありません)3月9日の犯人のツイートのスクショが、こちら ↓ です。

祟りを撒き散らす怨霊みたいになってますね……
こんな感じの罵詈雑言を毎日50~100ツイートくらいしてました。
「5~10」ではなく、「50~100」です。
「毎月」とか「毎週」ではなく、「毎日」です。
誤字ではありません。
罵詈雑言を吐かない日もありましたが、そんな日は朝から晩まで「自分は会社経営者だ」とか「女の子が大勢遊びに来ている」とか「妻と子供が~」とか「友達が~」とか「高級酒を飲んでいます」とか「今日は本を50冊読みました」とか「哲学やフェミニズムについて」とか「趣味について」とか、真似パクで構成された幼稚で稚拙な嘘を大量に垂れ流していました。
※被害者への誹謗中傷粘着もこんな勢いでやっていたので、この犯人に取り憑かれた場合は、鍵アカにして沈黙し犯人に見える場では誰とも交流しなくなるか(←誰かと交流しているのを見られると、その人も犯人に粘着される為)、耐え続けてメンタルを病んでネットを去るか、二択です。
とにかく、それまで通りの活動は不可能になり、粘着は何年たっても止まない地獄でした。

弁護士さんが依頼を受けて下さったお陰で、私とHさんの受ける被害は2月中旬か末頃には、かなり少なくなっていましたが、他の人たちへの誹謗中傷と暴言粘着は相変わらず激しく続けていました。


3月半ば、急に犯人が静かになる。

そんな犯人が、3月半ばに、他の人たちへの暴言もやめて唐突に静かになりました。その理由はなんとなく察しがついています。
後に詳述するPさん(犯人にとっては特別な人だった)に、私が「被害者の会を作って一緒に訴えませんか?」というような内容のリプライをしたからではないかと思っています。

Pさんの存在はネットストーキングの被害に遭い始めた当初から知っていました。2017年の夏くらいまで「何か策はないか?」と、犯人のアカウントや犯人が晒されていた掲示板を見ていたので、Pさんが私より前から犯人に執着されていた事は分かっており、犯人とのやり取りを見て「この人、なんでキモリプされても平気なんだろう?」と思っていました。

内密にDMで伝えたかったのですが、PさんはDMを開放しておらず、犯人にも見られてしまうリプライで伝えるしか方法がありませんでした。
Pさんも犯人から7~8年ネットで付き纏われていたので迷惑しているのではないかと思っての事だったのですが、Pさんの返事はすげなく「私は特に被害に遭っていないので、訴訟をするならあなたたちだけで勝手にやってください。××さん(犯人)には昔からお世話になっているので迷惑です」との事でした。
その時は「ええぇ」と思ったのですが、後にPさんのその態度がどういう種類のものだったのか理解することになります。
ちなみに、上掲のスクショのような汚い罵詈雑言ツイートだけでなく、女性を逆恨みして発する卑猥な誹謗中傷や、他の被害者に粘着している酷い内容のリプライや引用リツイート(公序良俗に反しますし、被害者への二次加害になるので載せられません)も、Pさんは見ていたはずです。
Pさんは犯人と相互フォローだったので、ミュートしていなければTwitterのタイムラインに犯人の暴言ツイートや、他の女性に粘着して誹謗中傷しているツイートが流れてきていたはずです。
もしミュートしていたとしたら、理由は「当該アカウントのツイートを、自分のタイムラインに表示させたくなかったから」ですよね。いつ頃からかは分かりませんが、Pさんは犯人のツイートが酷い罵詈雑言と誹謗中傷ばかりだと知っていたからこそミュートしていた、という事だと思います。
理由もなくミュートしませんからね。
つまり、3月半ば、犯人をミュートしていても、ミュートしていなくても、どちらであったとしても、Pさんは、そもそも「犯人が大勢に粘着している異常なネットストーカーだと知っていた」という事です。
犯人が、その事実に気づいていたのかどうか、ちょっと分からないんですよね。普通は気付くだろうと思うのですが……


さて、ここで疑問が浮かんで来ます。
犯人は、なぜ、3月半ばに静かになったのでしょうか?
普通の感覚だと「Pさんに、自分がストーカーだとバレて絶望した」と考えますよね。
私も当初はそう考えていました。
犯人は絶望したから静かになったのだろう、と……

しかし、今になって思うのです。
私が何もしなくても、Pさんには、とっくの昔に奴が異常なストーカーだとバレていました。さすがに犯人も分かっていたんじゃないでしょうか。
あの量の暴言を日頃から垂れ流しておいて「ぼくはストーカーじゃない」は通用しないでしょう。う~ん、ちょっと、ここは分からないです。自覚できないからストーカーを続けていられたのかもしれないですし……
いずれにせよ、犯人はかなり特殊な感覚の持ち主だったので、もしかしたら3月半ばの私とPさんのやり取りを「Pさんが庇ってくれた」と解釈していたのかもしれない、と不意に思いました。
祟りを撒き散らす怨霊のようになっていた人物が、絶望して急におとなしくなるのは妙な気がします。荒れ狂って誹謗中傷と暴言粘着を毎日50~100件もやらかしていたような異常者が絶望したら、もっと荒れて粘着が酷くなるのではないでしょうか。
怨霊を怒らせれば、普通、祟りはもっと酷くなるものでしょう。
ですから、3月半ばに起きた出来事は、犯人にとって、絶望をもたらすものではなく、喜び救いをもたらすものだったのではないか……と、一年近くの時間を経て思うのです。
Pさんが「私は特に被害に遭っていないので、訴訟をするならあなたたちだけで勝手にやってください。××さん(犯人)には昔からお世話になっているので迷惑です」と答えた事は、犯人の目には「庇ってくれた」と映ったのかもしれません。
荒れ狂っていた怨霊は、3月半ばに、Pさんによって一時的に鎮められたのではないでしょうか?
もちろん、あくまでもひとつの可能性でしかありません。

普通に、私がPさんに「被害者の会を作って一緒に訴えませんか?」とリプライしたせいで、犯人は絶望して静かになったのかもしれません。

とにかく、絶望したにせよ、庇ってくれたと希望を抱いたにせよ、いずれにしても、犯人には「Pさんに受け入れてもらえている確証が欲しい」という切実な動機が生じていただろう事は分かります。


ここで、重要な事実を確認しておきます。
犯人は3月半ばまで(ターゲットは私とHさんではなくなりつつありましたが)ネットでの粘着をやめていませんでした。
発信者情報が開示されたら犯人は身バレするのです。現に今、私は犯人の個人情報を得て、犯人がどこの誰だったか知っていますし、犯人がいつどこでどうやって死亡したかまで知っています。
※開示請求で得た情報は口外できません。
が、犯人がそこまで深く考えていたようには思えません。
これから身バレするのに調子に乗って犯行を重ねるバカがいますかね?(いるかもしれませんが……)身バレしないと思っていたと解釈したほうが自然です。
XからIP等を開示したという通知メールが届いた後も、「開示請求してるなんて嘘だ(原文ママ)」とツイートしていました。
犯人は我々をバカにしていてか、防衛機制の否認でか、開示請求をされているという現実を頑なに認めようとしていませんでした。犯人の中で、開示請求されるという事は、あり得ない事になっていました。
しかも、プロバイダからの意見照会が届く前に犯人は死んだのです。

時期がおかしいのです。
その時期に死ぬ『トリガー』が無いのです。
開示請求をされていた事も(本人は頑なに否認していましたが)犯人が死んでこの世から逃げたいと思う原因のひとつだったとは思います。
それでも、4月には、その感情が爆発するきっかけになる出来事が、開示請求関連では何も起きていないのです。
Xが開示したと通知したのは3月初旬、プロバイダから意見照会が届いたのは6月のはずです。
開示請求をされた事=訴えられる事を苦にして死ぬのであれば、4月ではなく、もっと前か、もっと後でしょう。
Xからの通知で「開示請求されてる!」とショックを受けたとしても、2ヶ月近くも時間を置いたら冷静になってしまいます。
自ら死ぬには、ショックを受けたその日に、冷静に考える間もなく、脊髄反射のように、衝動的に、パッとやってしまう勢いが必要です。(逆に言えば、ショックを受けた日に誰かが止めればなんとかなります)
開示請求されていることにショックを受けて死ぬなら3月初旬、意見照会が届いてから死ぬなら6月以降のはずです。
いよいよ訴えられたと確認してから死ぬなら、示談の条件が書かれた内容証明郵便が届いてからなので、今年の3月以降、これからです。
去年の4月末には、内容証明どころか、まだプロバイダからの意見照会すら届いていなかったんですから、その頃に死ぬ動機が無いんです。
我々は、犯人が死ぬ『トリガー』になる事をしていません。
確証はありませんが、もしかしたら、犯人は死ぬまで「開示請求は成功しない」と思っていたという事もあり得ます。

ネットで検索すると、私のアカウントは「同定可能性を肯定できない」という結論に至るはずです。
●顔出ししていない
●本名アカウントではない
●リア友と交流していない
●ペンネームですらなかった
この条件で同定可能性を肯定できると裁判官に証明できるのは、世界広しと言えども神田先生だけなのではないでしょうか。もちろん、同定可能性を肯定できる正当な条件を私は持っていました。その為に出版社との契約書も提出したのですが……この奇跡の種明かしはしません。

上の条件に加えて、犯人はアプリ経由でTwitterにログインしていたので、犯人の生IPに辿り着くまで3回も裁判をしており、他方、3つIPを開示していただいたので裁判の合計回数は7回!! とにかく犯人の自宅に意見照会が届くまで通常の開示請求より時間がかかっていましたので、益々犯人は「開示請求してるなんて嘘だ(原文ママ)」という思い込みを強化させていたと思われます。

それなのに、突然、4月末に死にました。


何があって急に死んだのか?

なぜ、意見照会も届いていない4月末に死んだのか?
まったく分かりません。
「裁判くらい簡単にあしらう」とか「どうせ名誉毀損でしょ、すぐ終わらせる」等とツイートしていたのに?
訴訟をすると宣言されて「もしかしたら」と思って、念の為におとなしくするというのは分かるんです。
というか、普通の人は「訴える」と言われれば嫌がらせをやめます。「訴える」のさらに上の「弁護士に依頼しました」と言われた後も執拗に誹謗中傷をしていた犯人は異常です。
3月半ばに静かになる直前まで、トーンダウンしたとはいえ、かなり執念深く多方面に誹謗中傷攻撃をしていたので、奴のしぶとさは並大抵ではなかったです。
そんな奴が、なぜ急に死んだのでしょうか?
その理由がまったく分からないのです。
繰り返しになりますが、XからIP等開示したと通知が届いても、奴は「訴訟案件は名指しで伝える」とか「真正面から迎え撃つ」等とツイートしていたわけですし、生きていたら、意見照会が届いた後も判決で開示命令が出るまで「まだ身元がバレるかバレないか分からない、ワンチャンある」と考えていたと思います。
そういう、ちょっと常識では考えられない図々しさを、あの犯人は持っていました。なにしろ、確認できるだけで16年以上もネットストーカーを続けていた常軌を逸した異常者なのです。
本人がTwitterで「40年こうして(他人に嫌がらせをして)きたから、今さらやめられない」的な発言をしていたくらいなので、そのあたりの図太さは常識の斜め上を行っていました。
12年前の掲示板にも被害者女性から「訴える」と言われて見苦しい言動をした記録が残っていました。犯人にとって「訴える」と言われることは日常茶飯事だったのです。そんな人間が、まだ訴えられたかどうかも分かっていない段階で死ぬでしょうか?

記録と記憶を掘り起こしているうちに様々な事が分かってきました。
そもそも、犯人が死んだ日だけでなく、場所もおかしいのです。
場所は詳しくは明かせませんが、犯人の自宅から結構な額の交通費をかけて何時間もかかる場所で、正午頃に死んでいました。
あれこれ調べて分かりました。

その翌日、犯人が参加したいイベントがあったのです。


『他に何か重大な事が起きた』

その頃、我々は犯人にショックを与えるアクションを何もしていなかったという事は、「我々とは関係の無いところで、何かショックな事が起きて、犯人は反射的あるいは発作的に死を選んだ」と考えるのが自然です。

突然の死には『トリガー』があるものです。

私の身内にも突然死んだ人がいますし、私自身もうつ病で突然死にそうになった事がありますし、職業の関係で突然死んでしまった人も身近に多くいましたし、メンタルを病んでいる友人も多かったので突然死にそうな事をしてしまった話もよく聞いていました。そんなわけで、突然死んでしまう時の状況は(未遂も含めて)多くのケースを知っています。

突然の死には、必ず、当日に『トリガー』があるのです。

数ヶ月前、あるいは数日前から死にたくなるような出来事が進行していたとしても、決定打が無ければ、ジリジリと悶えながらも決行せずに過ごしてしまうのが人間です。
希死念慮がある人でも、何も無い日に「よし、死のう」と死んでしまう事はほぼありません。絶対ないとは言いませんが、あまり無いでしょう。
突然の死には、何らかの感情を動かす出来事が必要です。
いわば決定打です。
突然死ぬ人は、死ぬ当日に、決定打となる何らかのショックな出来事に遭遇して、それが最後の『トリガー』になって、突然の死をパッと決行してしまうものなんです。
その『トリガー』になる出来事は、他人から見ると些細な事(友達に既読スルーされたとか、試験に落ちたとか、会議で詰められたとか、親に叱られた等)である場合も多々ありますが、それでも、何らかの『トリガー』になる出来事が、大抵は、死ぬ当日に起きています。
突然の死には、当日に『トリガー』がなければおかしいのです。
2023年4月。
私は犯人が死ぬ1週間以内はツイートしていませんでした。
Hさんも特別なツイートはしていませんでした。
法的措置関連の通知も届いていませんでした。
その『トリガー』になり得る事を、我々はしていません。

ひとりだけ『トリガー』になり得る事を出来る状態だった人がいます。
Pさんです。
犯人が死ぬ3日前、Pさんは、彼女が4日後に「居る場所」と「居る時間」が「誰にでも分かる」ツイートをしていました。分かりやすく言うと、彼女は自分が参加するイベントをツイートしていたという事です。(※そのツイートは今現在も残っています。だからこそ、何ヶ月も後に、犯人が死んだあたりのPさんのツイートを見る事ができたのです)
Pさんは顔出しをしていました。
顔が分かるわけですから、Pさんに会おうと思ったら、彼女が参加するイベントの会場入口で、イベント開始から終了まで(10:00~19:00まで)ずっと待ち伏せしていれば会える状態でした。
会場は犯人の自宅のあるS市から遠い場所だったので(飛行機を利用しても約5時間、新幹線と特急を利用しても9時間近く、交通費を限界まで節約すると26時間かかる)、前日には、会場の近くに到着していなければ(午前中にPさんがイベントに行ってしまう可能性もありますから)Pさんと会えないかもしれません。
だから、Pさんと会いたいなら、犯人はイベントの前日に、会場の近くに到着している必要があったのです。

ちなみに、犯人が死んだ時刻から逆算して、足取りは判明しています。
飛行機を利用した可能性は除外できます。なぜなら、犯人の住んでいた地域から犯人が死んだ地方都市までより、イベント会場までのほうが、安い航空券があるからです。
新幹線を利用したのだろうと思い時刻表を調べたところ、死んだ当日に自宅を出発したのでは、始発の電車に乗っても、犯人が死んだ現場にその時刻に到着できません。新幹線を利用するなら、死亡現場への到着は、死亡時刻の1時間10分後だと分かりました。
つまり、イベントの二日前には自宅を出ていた事になります。
あちこちの時刻表を調べて、ようやく、必然的に「犯人が死んだ場所・死んだ時刻」に、ちょうどピッタリ、極めて自然に「その場所に居る」旅程が見つかりました。
イベントの二日前の夕方に自宅を出発し、T港から夜のフェリーに乗船して15時間、翌朝の10時にS港に到着し、そこから死んだ場所までバスで40~50分、そして現場に到着してから20~30分煩悶する時間があり、極めて自然に、あるいは極めて不自然に、突発的に死を選んでいます。
大抵の人は死ぬまでに様々に思いを巡らす時間が必要なので、現場に到着してから20~30分の煩悶は極めて自然です。
反して、イベントの二日前のフェリーに乗船していることから(予約が必要なチケットを手配したり、乗り換えも考慮した旅程を練ったり)旅自体は計画的なものであると推量できるので、死ぬ為の旅ではないという事も推量でき(死そのものが目的であるなら、Pさんに会った後にイベント会場の近くか死に相応しい場所で決行するでしょう)それなのに、目的地への途中で唐突に死んだ事は不自然です。
フェリーに乗った後~現場に到着するまでに、何か、死ぬほどショックな事が起きたのではないかと思います。

Pさんは、犯人と唯一リプライを長期にわたって和やかに交わしている人でした。犯人はPさんに対してだけは罵詈雑言を吐いたりせず、それなりに礼儀正しくしていた印象です。
Pさんに対しては待ち伏せをするとは思えませんでした。
他の被害者にならチャンスとお金があれば平気で待ち伏せをするタイプだったと思いますが、Pさんに対してだけは、一応、イベントに行っても良いかという程度の許可は取るんじゃないかなと……
正直、イメージが湧かないのですが……
イベントの前日に会場へ向かいながら、Pさんに「会いに行っても良いですか?」とか「ぼくもイベントに行くので、イベントの後にお茶でもいかがですか?」とか、リプライなりDMなりする程度の事はしたんじゃないかと思います。ストーカーにそんな社会性があったかどうか分からないですけど、虚言の中で、奴は自分を紳士だと嘯いていたんです。
他の被害者に対して投げつけた罵詈雑言と名誉棄損も甚だしい誹謗中傷を見ると、あまりにも内容が下劣で異常なので、そんな事はあり得ないと思ってしまうのですが、あの犯人はPさんに対してだけは態度がまったく違ったんです……
Pさんは、要するに「異常なファンのあしらいが飛び抜けて上手い人」だったのですが、その人が特定の日の自分の居場所を明かしており、犯人はPさんに縋っていました。
Pさんは、どのコミュニティでも、誰に絡んでも、女性からだけでなく男性からも、常に「キモい」と嫌われ、拒絶されていた犯人にとって、唯一の「普通に相手をしてくれる女性」=『聖母』でした。
某配信者さんが「しょうもない物と引き換えに、常識も人生経験も無くてマトモに人と接する事のできない孤独な人間と笑顔で握手してくれるセクシーな作品に出演している女優は福祉(意訳)」と言っていたのですが、まさにソレだと思いました。
相手がどんな人間であろうと、たとえ他の被害者に対して活動に支障が出るどころか活動停止に追い込まれる程の悪質な誹謗中傷をしているクズだとしても、自分を褒め称えてくれるならば、そして、自分にさえ攻撃してこないならば「ファンとして遇す」という、ある意味、徹底的に割り切った芸能人気取りの人でした。(※Pさんは芸能人ではなく主婦です)
我々から見たら、他の人の被害や苦しみを無視して、犯人を増長させていた最低な人ですけど……犯人から見たPさんは、優しく甘えさせてくれて、全てを許し受け入れてくれる、頼りにし、縋るべき『聖母のような存在』だったのでしょう。
人や物事は、見る角度によって、まったく別の姿形をしている場合がありますね。Pさん然り、犯人然り、私も然りでしょう。
その『聖母のようなPさん』握手会(仮)お断りされたら、それは犯人にとっては、突然死ぬ決定打になり得るのではないかと思います。
赤の他人から見れば些細な出来事でしかなくとも。

確かに、大勢の被害者を執拗に誹謗中傷していた(Hさんには10年も粘着して卑劣で汚らわしい嫌がらせをしていた)異常に図太い人間が、Pさんにお断りされた程度の事で、突然死んでしまうような繊細な反応をするなんておかしいと思います。
でも、そもそもPさんに対してだけ態度が別人のようだったのです。
Pさんは犯人にとって唯一の特別な人だったのでしょう。
犯人があちこちに執拗に書き込んだ卑劣で醜くおぞましい誹謗中傷の数々を見ると、とても信じられませんが、Pさんに対してだけ、犯人は異常なネットストーカーではなく、ただのコミュ障のオジサンでした。
ずっと犯人を監視していたわけではないので、もしかしたら私が犯人を見ないようにして無視していた時期(のほうが圧倒的に長いです)に、Pさんに対しても、他の被害者に対するように「返事しろブスババア」とか「お前の仕事は底辺の××だ」とか「おまえはデリヘル嬢だ」とか「××でぶち殺してやる」とか、その他etc……酷い暴言粘着と事実無根の誹謗中傷をしていたかも知れないのですが……
でも、他の被害者がやられていたような汚い粘着をされていたら、さすがのPさんも「私は特に被害に遭っていないので、訴訟をするならあなたたちだけで勝手にやってください。××さん(犯人)には昔からお世話になっているので迷惑です」とは言えないんじゃないでしょうか。
犯人はPさんにだけは暴言を吐いていなかったのだろうと思います。
そういう特別な相手だからこそ、犯人が、些細な拒絶で大きなショックを受けるという繊細な反応をする可能性もあったのではないかと……

この考えは間違っているかもしれません。
ただのこじつけ、ただの推測でしかありません。

しかし、犯人が死んだ日は、Pさんがイベントに参加した前日でした。

去年の7月、開示請求裁判で意見照会の回答に「犯人は死んだ」と書かれているとプロバイダが主張してきた時、弁護士さんは「犯人が死んだ場所がおかしい」と訝しんでいました。
私も「おかしいですね。犯人の嘘だと思います」と返信しています。

あれから半年……
「やっぱり犯人は死んでいました」と伝えられ、どうにもスッキリせず、あれこれ読み返したり検索したりしているうちに、ふとPさんの事を思い出し、犯人が死亡した日と伝えられた辺りのPさんのツイートを検索してみました。日にちを絞って検索する方法があります。
そして、Pさんの「某イベントに4月×日に参加します。フォロワーさん、お茶しませんか」というようなツイートを見つけました。

犯人が死んだ日は、Pさんがイベントに参加した前日でした。

そして、犯人が死んだ場所は、犯人の自宅からPさんが参加するイベント会場へ向かう途中、中継地でした。

弁護士さんには言えませんでしたが……
(※特定できないようツイートの文は変えています)

ドンピシャで、犯人が死んだ日、『トリガー』になり得る事を出来る人がいて、その日に犯人は死んだ……
しかも、犯人が死んだ場所は、犯人の自宅から遠く離れた場所で、なおかつ『トリガー』になり得る事を出来る人が翌日に確実に居る場所へ向かう中継地だった。
そんな偶然、あり得ますかね……

「点でしかない事実」を繋げただけで、真相は分かりません。


ちなみに、プロバイダが「意見照会に犯人は死んだと書かれている」と主張していると弁護士さんから伝えられた時は、犯人は生活保護の独居男性だと思っていました。
「死亡した場所までの交通費は節約しても片道3万円、往復6万円。それをどうやって捻出したのだろう。奴が金を持っているわけがない。生活保護費を交通費に使ってしまったら生活費が無くなって飢え死にしてしまう」と考え「そんな場所で死ぬなんて、あり得ない」と、その可能性は切り捨てていましたし、犯人は嘘をついて生きていると思っていました。
後に、犯人である可能性のある一家四人の住民票の情報(必要な部分のみ抜粋。他の部分は弁護士しか閲覧できない)を提示され「この中の誰が犯人だと思いますか?」=「誰を訴えますか?」と問われた際、犯人が独居ではなく、両親に加えて姉とも同居していた事を知りました。この時点でも、まだ犯人は嘘をついて生きていると思っていました。
犯人は死んでいたと判明した今、「交通費がないから嘘だ」という考えは間違いだったと分かりました。
犯人の一家は市営団地住まいだったので(所得制限があり、低所得か生活保護でなければ市営団地には住めません)貧しくて慰謝料は払えないだろうという部分は変わりませんが、でも、家族3人それぞれの財布等を漁れば、特に年金や生活保護費が支給された頃であれば、家の中で数万円を搔き集める事は可能だったのではないでしょうか。
交通費は、家族のお金に手を付けさえすれば、あったのです。


改めて手帳を見返してみましたが、犯人の家に届く意見照会を出すプロバイダを相手方とする裁判の委任状にサインしたのは5月19日でして、4月には我々は犯人に対して何のアクションもしていないのです。

犯人が死んだ頃、我々は何もしていません。
裁判に関わる事は、犯人側には、何も起きていないのです。
意見照会さえ犯人の元には、まだ届いていません。

これが最大の謎です。

我々は何もしていなかった時期に、犯人が、なぜ、唐突に死んだのか、我々には、まったく分からないのです。


話が前後しますが……

実は、去年の7月に、裁判でプロバイダ側から「犯人は死んだ」と主張されたと弁護士さんから聞いてはいました。
ですが、犯人は6年以上も粘着してきた異常者で、しかも病的な虚言癖がある人物だったので(前述の交通費の問題もあり)「裁判でまで嘘をつくのか。騙されないぞ」と警戒して、意見照会の回答(ずっと犯人がくだらない嘘を書いたんだと思っていましたが、父親が書いたものだったのでしょう)を、私はまったく信じていませんでした。
今年に入ってから、弁護士さんに「犯人が亡くなっている場合の事も考えておいてください。賠償責任は親に相続されるので、犯人が亡くなっていた場合、親に慰謝料を請求できますけど、しますか?」と言われたんですが、「親には罪は無いので慰謝料は請求しません」としっかり返事をしておきながら、「あの犯人は絶対に生きているに決まってる。死んだなんて嘘だ。油断しないぞ」と思っていました。
7年もストーカーに苦しめられると、人間って、それくらいになっちゃうんですよ。疑心暗鬼で常に警戒状態。
「何も信じられない」って状態になります。

そんなわけで、犯人は去年の4月に死んでいたという事実を踏まえて読み返すと、おかしい記事が何個もあります。
以下の記事、「騙されてなるものか」と思っていたので、「犯人はまだ生きている。私のnoteは犯人に見られている。まだ警戒が必要!! 絶対に反省させてやる!! 再犯しないという保証が得られるまで気は抜かない!!」という無駄な気迫が漲っています。
もう居ない相手をめちゃくちゃ警戒していて……

不気味なストーカー、裁判。|かえる君 (note.com)

ストーカー被害、感染します。|かえる君 (note.com)

生活保護でも慰謝料の支払い義務有り。|かえる君 (note.com)

ストーカー、無知。|かえる君 (note.com)

対ストーカー裁判が終わったら、|かえる君 (note.com)

10ヶ月もの間、すでに死んでいた犯人を警戒していました。

ちなみに、まだ生きていた犯人に向けて「真似パクやめろ」「もう私のアカ見るな」「キモい」等々と書いた警告とかを纏めた記事もありましたが、犯人に向けて書いたものなので、コンプラアウトな発言が自分でも引くほど並んでいました。これはアカンと思い非表示にしました。

犯人に「おまえがしているのはこういう事だ。人真似ばかりしていると身を滅ぼすから、いいかげん真似パク粘着やめろ」と分からせる目的で、犯人をモデルにして書いた作品も、常識の範囲内の表現になっている一作のみ残して、他は非表示にしました。

掌編/真似猿|かえる君 (note.com)

6年以上もキモ粘着されてると誰でもおかしくなります。私もうつ病とノイローゼでヤバかったです。
本当に一日も早く真似パク粘着をやめて普通に生きて欲しかったです。
いつまでも終わらない異常なネットストーキングは地獄です。
これは味わった人間にしか分かりません。

契約者情報が開示された2023年8月までは「奴は一日中ネットで誰かを誹謗中傷しているから生活保護の身寄りのない独り暮らしだ」と思い込んでいたのですが、弁護士さんが調べて下さった事によると、なんと、両親と未婚の姉(50歳)との4人家族しっかり同居していました。(既出)
一緒に暮らしていた家族は、犯人が異常なネットストーキングを少なくとも16年以上(同じ名前を使い続けていたので検索で確認できる)も続けていたのに気付かなかったのでしょうか。
掲示板の書き込みに、犯人は、地元の趣味サークルのオフ会に参加して「家事手伝わず」と揶揄され嫌われていたとか、管理人(サークル主催者?)から怒られていた等という証言がありました。その頃からすでに虚言癖があったようで、S市の図書館に大量の寄付をしたと嘘をついていたそうです。犯人が住んでいたのはS市なので、当時の犯人を知る人が書き込んだものと思われます。
「家事手伝わず」は「家事手伝いなのに家事すら手伝っていない」という意味でしょう。「家事手伝わず」と揶揄されていたという事は、当時の犯人は学生でもなく就職もしていなかったという事ですね。
裏付けになる情報は無いのですが、犯人は中卒で仕事もせずに30年も実家に寄生していた子供部屋おじさんだったのではないかと思います。あまりにも社会性が無く幼稚なので、高校や大学、ましてや就職は、ちょっと考えられません。物分かりの悪い小学生を相手にしているような感触でした。
ネットで見ただけの女性に一方的に好意を抱いて、拒絶されると激しい逆恨みをして卑猥な誹謗中傷(事実無根の嘘)を毎日毎日執拗に掲示板などに書き込み続けて某界隈で有名になっていた奴。
男性にも憧れと嫉妬を拗らせて不気味で執拗な粘着をしていた奴。
奴は、毎日毎日ネットにかじりついて、一日中、誰かしらを執拗に罵倒し続けていた異常なネットストーカーだったのです。
ご両親とお姉さんは、息子/弟が、45歳で死ぬまで、何もおかしいと思わなかったのでしょうか……


ともかく……
2月19日と20日にかけて、弁護士さんが「戸籍で、犯人の死亡状況が確認できた」とご連絡をくださって、やっと「去年の夏、意見照会の回答に書かれていた事は真実だったのか……」と理解しました。

7年3ヶ月にも及ぶ、長く不毛な戦いが終わったのです。

最後の10ヶ月は犯人が死んでいる事を知らずに毛を逆立てていたので、なんとも言えない感じですが、弁護士さんに依頼していなかったら犯人が死んだ事も知らずに、一生ストーカーの影に怯えなければならなかったので、弁護士さんに依頼して本当に良かったです。
(開示請求をしなかったら、まだ犯人は生きていたかもしれませんが、その場合、我々はずっと粘着され続けたでしょうし、もはや訴える他にどうしようもない状況だったので、権利を行使した事に悔いはありません)
神田先生には、ただただ心から感謝しています。
開示請求裁判での見事なご手腕は素晴らしかったです。あまりにも鮮やかな勝利だったので落ち着いたら小説にしたいです。出てきた超大手のIPアドレスや、私の同定可能性の証明などレアケースで難しい戦いでした。
犯人の情報が開示された後、様々な手を尽くして犯人の死亡を確認していただくまでも、かなり大変だったと思います。
「そこから辿るの?」と瞠目するようなやり方で、プロは凄いと改めて思いました。

裁判は、なんと、7件!!!

※冒頭で「後半で詳述します」と申し上げた裁判の概要です。
まず最初にTwitter社から開示されたIPアドレスが特殊でした。3つのログインIPが開示されたのですが、その1つが、誰でも知っている超大手の有名企業でした。IPがもろ社名だったので最初は動揺しました。弁護士さんの雰囲気的に、名誉棄損をしたのがそこの社員なら慰謝料は期待できる……という流れだったのですが、私には物凄い違和感がありました。
一日中誹謗中傷しているネットストーカーが大手の社員なわけがありません。「絶対、無職のひきこもりだ」と思っていました。
案の定、超大手K社は、やはり超大手D社のIPを開示し、D社はここも大手のN社のIPを開示し、N社は個人向けネット接続サービスのB社のIPを開示しました。それが犯人の生IPなるものでした。
Twitter社が開示した他2つのIPのうち1つは、その生IPでしたが、最初の裁判では「複数人が使用しているIPアドレスだった為」開示されませんでした。
「開示請求って失敗することもあるのか……嫌な流れだな……」と思っていましたが、Twitter社が開示したログインIP3つすべてに開示請求をして頂いたお陰で、最終的には開示に成功しました。
3つのIPの最後の1つは、個人が運営していたTwitterアプリを経由してのログインで、これは管理人さんの個人情報が開示され(※第三者の個人情報なので弁護士さんが法に則って秘匿し、私は知らされていません)、管理人さんが犯人の生IPを開示し、N社が開示した情報と2つ合わせて最後の裁判をして頂き見事に勝って頂いたというわけです。

流れを簡単にまとめると……

●Twitte(現X)→3つのIPアドレスを開示
●B社(犯人の生IP)
※複数人で使用していたIPだった為非開示、申立て取り下げ
●K社→D社→N社→B社
●G社(アプリ管理者を開示)
※アプリ管理者が犯人の生IPを開示
●B社(N社とアプリ管理人から開示された情報を基に再び提訴)
遂に、犯人に繋がる契約者情報が開示される

凄いですよね。7件も裁判してもらったんです。
※Twitterが開示したIP3つすべてに開示依頼して良かったです。

ちなみに、私の同定可能性を証明するのも難しく、出版社と交わした私の作品の販売契約書などを証拠として提出する場面もありました。
※弁護士さんを信頼しすべてお任せしていたので(急遽本を買って勉強しましたが難しくて裁判の仕組みがイマイチ理解できませんでした)期日の総数が何回になるのか、私ごときには分かりません。
簡単な裁判なら本人訴訟も可能かもしれませんが、私のケースを本人訴訟でやっていたら確実に詰んで負けていたと思います。
本当に依頼を受けて頂けて幸運でした。

神田先生、心から感謝しております。
御恩は一生忘れません。

ネットトラブルで困っておられる方、神田先生をお勧めします。
私が依頼したケースは何度もプロバイダと裁判をしなければならず、私のアカは同定可能性を証明するのが難しく、開示は無理かもしれないと半ばあきらめていたほどでしたのに、見事に開示に成功してくださいました。
開示請求といえば神田先生といわれるほど有名な方なので、まずは神田先生に問い合わせをしてみるのが得策だと思います。
リンク貼ります。

ネット上の誹謗中傷・風評被害対策/削除【IT弁護士 神田知宏】 (kandato.jp)


この記事を書く為に、2週間、考えに考えて、知らなかった事や勘違いしていた事なども自分なりに理解したんですが、弁護士さんから犯人が死んでいたとの報せを頂いた時は、何が何やら分からない状態でした。
依頼をした頃から、この案件が片付いたら謝礼にシャンパンを贈らせて頂こうと決めていたので、呆然としながら、決めていた通りに、感謝のメッセージと共にシャンパンを送らせて頂きました。
その時点では、犯人は開示請求をされていると知らなかった=開示請求は犯人の死とは無関係だと思っていたのです。
しかし、2週間、考えに考えた今では、この件で謝礼にシャンパンはおかしかったなと思います。
「犯人は死んでいました」
「ありがとうございます。お礼のシャンパンです」
こんな依頼人、恐いわ……すみません、神田先生。
分かっていなかったんです。

犯人の死には開示請求をされていた事も関りがあると思います。
ですが、開示請求をされた事だけが死の理由ではないと思います。
生育環境や本人の性格や特性その他諸々の積み重ねと、長年ネットで誹謗中傷をしてきた罪の多さ、社会に居場所が無い事、家族との関係、経済的困窮等が原因で将来を悲観し死のリスクが高まっていたところに、現実と向き合わざるを得ない訴訟沙汰が起こり、さらに何らかのきっかけがあり、突発的に死を選んだのではないか、というのが私の結論です。

というわけで、ストーカーとの戦いは終わったのですが……

正直、まだ実感は無いです。

というか、犯人が人間だったという実感がないです。
犯人を直接見たことがないですし、最初に奴がリプライしてきた時に生理的に無理で「キモい」と即ブロしたので、拒否るリプを一度しただけで、それ以後ずっと(結果的に7年以上)ブロックし続けていましたので、まったくもって完璧な赤の他人で、なんの繋がりもありませんでした。
そこまでして拒否っていたのに、相手が一方的に私に粘着して真似パクしていただけですし……エアリプで「キモいストーカー。真似パクするな。もう私のアカを見るな。粘着してくるな」等の罵倒はしていましたが、そんなのはコミュニケーションではありませんし、とにかく、相手が一方的に粘着真似パクをしてきていただけで、一切、何の関わりも無かったので、ひとりの人間という感じがしていません。
ただのネット上の不気味な現象みたいな感じでした。
まあ、結果、6年以上も粘着されており、その間、何度か「また真似パクしてる」とキレて、その時期は(何度か波がありました)集中的に相手のアカウントを監視したりもしていたので(←完全にノイローゼですね)「40過ぎの独身のひきこもりオジサンで、アイドルやセクシーな作品に出演している女優さんや女子高生や主婦や様々な職業の女性、有名な作家や知識人の男性にまで粘着をしている。社会経験がなさそう。友達がいなそう。働いてなさそう」くらいの事は分かっていましたが、その程度でした。
あとは、5chで晒されていた情報を見ただけです。5chでは犯人が自撮りした写真も晒されていました。


弁護士さんに依頼して遺族と連絡を取って頂いて、慰謝料を請求しない代わりに、「犯人が、なぜ16年以上にもわたって(ネットが普及した時期を考慮すると20年以上?)大勢の人に異常なネットストーキングをしていたのか」そして「犯人はなぜ死んだのか」を尋ねてみたいとも思ったのですが、遺族も今さら犯人が生前にしていた異常な粘着の内容を知らされたくもないだろうと思い、やめました。
特に顔出しで活動していた綺麗な女性に対する粘着は、とんでもなく卑猥で下劣で、とても女性に見せられる内容ではないです。
刑事さんからも「Hさんに警察に来て欲しい」と言われたくらいで……(確かに、Hさんはストーカー殺人が起こりそうな粘着をされていたので刑事さんの気持ちはよく分かります)
遺族が息子/弟が残したおぞましい書き込みを見たら酷いショックを受けると思いますし、遺族はそっとしておくべきですよね。

ちなみに、私はあまり周囲から心配してもらえませんでした。
私は顔出ししていませんし、犯人はなぜか私を男性だと思っていたようですし、その上で「神を崇める系の粘着」←意味不明をされていたので、私も何をされていたのかなかなか理解できなかったですし、被害の深刻さが外からは理解できないのは仕方ないと思います。


もしかしたら「開示請求をされたから」と遺族に思われて逆恨みされているかもしれないなとも思います。でも、開示請求をして犯人の責任を問う意思を明確に示していなければ、私とHさんは今後何年も粘着され続けダメージを負い続けたでしょう。それは、さすがに……

それにしても……
犯人は開示請求は成功しないと高をくくっていた様子でしたし、意見照会が届いていない時期に死んでいるので、犯人が参加する訴訟沙汰は、まだ何も始まっていませんでした。
犯人は「開示請求してるなんて嘘だ(原文ママ)」と、ずっと我々をバカにしていました。

それなのに、なぜ死んだんでしょう?
これが本当に謎です。

犯人は、なぜ、あの日、あの場所で 死んだのでしょう?


   END



コメントはご遠慮ください。
犯人の冥福を祈られても困りますし、祝辞は相応しくないですし……
ご意見や批判やアドバイスも困りますし……
犯人やPさんを特定できる事を書かれても困ります。

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