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【シゴトのこと】~やっぱり「営業」って魅力的!もっかいやりたい~

クサいけど、営業って相手の夢を叶えるシゴトかなって思う。

新卒1年目、業務内容もよく分からず入社した会社で「法人営業」なる仕事に就く。

2004年4月。
大学を卒業してファーストキャリアとして選んだのは大手企業の人材・組織開発を支援する100人規模の会社・C社(当時)。

教育×ベンチャーという軸で就活を進めていたものの、4万字を超える卒論提出+6月の教育実習が重なっていたため、とにかく早く就活を終えたくて実質3~4社しか受けないという、結構アウトローな進め方をしていたと思う。笑

そんな中で内定をくださったのが2社あって、1社は教育系の有形商材を扱うA社。そしてもう1社が、無形商材を扱うC社。
A社は社長・役員含めてとても良くしてくださってたため情も湧いていたため、最初内定受諾をしていたものの、心のどこかで悩んでいたのか色んな人に相談してみた。その中で、「将来のことを考えると、無形商材の方が力がつくかもよ」と背中を押してくださった方がいて、一度内定受諾したA社には謝罪して、C社への入社を決める。

この決断は、今振り返っても超ベストだったな、と当時の自分を褒めてあげたい👏

とはいえ、ぶっちゃけ誰がお客さんで、何が商材で、どんな仕事をするのかも全く分からずに入社。笑
ひとまずやれることはやる、勉強する、できるまでやる、というガッツだけで入社式を迎えることに。

当時の上司から言われた「営業10か条」。

最初に配属された大阪で色んな先輩たちに同行させていただきながら感じたのは、「みんなお客さんの話をよく聴くな~」ということ。

商談のフェーズにもよるものの、お客さん個人の近況、会社の状況、案件の進捗、今後のこと、私たち自身のことはほとんど話さず、ひたすら相手の話を聞きながら整理して、必要そうな打ち手のアイデアを出して、宿題として持ち帰る。

営業担当一人ひとりのキャラクターによって、聞き方や提案の仕方は異なるものの、「営業=売る=自分から話す」だと思っていた私からするととても新鮮で、相手の表情が和らいだりパッと輝いたりする瞬間を作れる先輩たちは、純粋にカッコいい✨と営業のシゴトの魅力を日々感じさせてもらっていたように思う。

営業同行しながらお客さんと一緒に何かを創り出していくことの楽しさ・大変さを噛みしめている時、上司から1on1で渡されたのがこの「営業10か条」。当初はよく分からないことも多かったものの、いま振り返るとどんな仕事でも大事なことだな~と上司には感謝しかない。

特に私にとって響いたのは、「⑤お客さんさえも目標達成に必要なチームに組み入れる」という所。1~2年目の時に実感するのは難しかったものの、年次が上がって仕事に慣れてくると、お客さんと一緒に理想を描いて一緒に歩んでいくことの楽しさが段々分かってくるようになってきた。

中学高校で舞台づくりをしていた身からすると、一緒に一つの舞台を作っている感覚。アイデアを発散させて楽しい時も、衝突する時も、悩む時も、それら全部を抱き合わせて、一つの仕事が終わった時に得られる達成感と次への展望。打ち上げする時のビールが美味しいんだ、これが🍺💕

やっぱりまた営業のシゴトをしたいな=誰かの「こうなりたい」を支援するシゴトがしたい。

こうして7年間従事した「営業」という仕事を振り返ると、やっぱりこの仕事、好きだったな、と強く思う。

今は(産休中だけど)NPOという事業会社とは異なる組織体で、未来を担う10代が可能性を拓いていけるように事業企画・運営をしているけれど、「誰かのお困りごとを一緒に解決していきながら、その人個人はもちろん、企業・ひいては日本が物心豊かになっていく」お手伝いができたら嬉しいな~と思ったり。

これから子どもが3人になる中で、働ける時間は限られてくるし、一方で必要なお金は増えていくしで迷うことも多いけれど、自分の命の遣いどころとして、誰かの「こうなりたい」を支援するおシゴトをしていきたいな。

徒然でした😇

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