仙台からマーケットを変える!LMPマネージャーの業務内容と3名が抱く理想像とは
LINE Marketing Partners株式会社(以下、LMP)には、「LINEサービス事業部」という営業組織があります。
今回はその事業部に属している3チームのマネージャーにお集まりいただき、業務内容や、マネージャー視点でのLMPやメンバーについてなどを対談形式で伺ってきました!
その前に・・・
今回の誰からトークスタートするかは、社歴や年齢に関係なく平等にじゃんけんで決定しました!
まずは経歴を教えてください
中野:2020年4月にLINE株式会社へ新卒入社し、1年間ほどLINE広告のセールスを行なっていました。その後、LINE Fukuokaのチームと連携し、LINE広告のセールス支援やマネジメントに携わっていました。
その後、2021年10月よりLMPへ出向し、LINEで予約というサービスを取り扱うチームでマネージャーを務めております。
松山:前職は同じIT業界でウェブディレクターのようなポジションを務め、2013年の9月に第2新卒でLINE株式会社へ入社しました。入社後は、LINE公式アカウントの前身サービスであるLINE@の立ち上げとして、直販営業や代理店推進、付随サービスの立ち上げなどを担当し、4年間東京のオフィスで勤務していました。
その後、大阪オフィス立ち上げのタイミングで大阪へ異動し、そこでもLINE@やLINE Payなどの営業を4年間務めました。
2021年1月に東京オフィスに戻ってきたあとは、LINE広告の営業チームのマネージャーや、LMPの業務などに携わり、2023年1月よりLMPへ異動することになりました。
中野:転勤の回数、すごい多いですね!
松山:そうなんですよ、LINE株式会社で1番転勤しているのが私です(笑)
岩村:さすが、引っ張りだこですね(笑)
私は、前職がメディア系の企業でして、アニメなどの企画・営業職だったのですが、TwitterやYouTubeなどの広告運用も携わっていました。
その後、2019年の6月にLINE株式会社へ入社し、最初はLINE広告の組織の立ち上げをさせていただいた後、新卒のOJTとして、広告研修などを担当させていただきました。
その後、2021年の4月からはLMPへ出向し、LINE公式アカウントの法人営業やLINE広告のチームでマネージャーを務めております。
みなさんの業務内容を教えてください
岩村:私は、Client Consultingチームのマネージャーを務めており、現在は2つの業務に担当させていただいております。
1つ目はLINE公式アカウントを弊社と直接お取引していただいている企業様へのサポートです。 サポート内容としては、機能を活用しきれていないお客様や、配信内容をもっと改善したいお客様に対しての提案や、弊社では取扱サービスが非常に多岐に渡るので、プラスアルファでお客様の目的に応じた新しいサービスのご提案・営業などを実施しています。
2つ目は、最近新しく取り扱いを始めたのですが、LINE広告の初期設定代行のサービスです。グループ企業のヤフーさんなどでは元々ずっとやられていた事業ではあるのですが、LINEでもついに念願の初期設定事業を始めることができるようになり、チームの立ち上げから担当しています。
どちらのチームもこれからどんどん大きくしたいなと思っています。
松山:私はPartner Consultingチームという、LINE株式会社の広告サービスにおける代理店業務を行なっているチームのマネージャーを務めております。
代理店業務のチームには、大きく分けてセールスとカスタマーサポートという2つのユニットがあり、それぞれのマネジメントをしています。
セールスは、担当企業様のLINE公式アカウントの配信において、定例ミーティングで配信の振り返りや機能の活用について提案をしています。
カスタマーサポートは、担当セールスがついていない企業様に対してのお電話でのサポートや新規案件の申込書対応などの営業事務、他にも画像制作代行サポートなどを担っております。
中野:私は、Vertical Successチームのマネージャーを務めております。このチームでは、飲食店でLINE公式アカウントを既にご利用いただいているお客様に対して、「LINEで予約」という追加機能のようなサービスの推進業務を担っております。
業務内容としては、お電話でLINE公式アカウントの初期設定や、LINEで予約を導入するためのサポート、LINEから予約が取れるような最適なメッセージ配信のコツなどをご提案しています。
最終的には、LINE公式アカウントが他のグルメ予約媒体よりも売上に貢献できるサービスになれればと思っていますし、Zホールディングス全体で見ても、飲食個店領域が非常に重要だと位置付けているので、LMPのノウハウを活かして、よりこの飲食領域のサービス拡販を狙っていければと思っております。
松山:Partner Consultingチームも、現在はLINE公式アカウントを軸に営業をしていますが、最終目標としては広告サービスとかの取り扱いをもっと増やして、SMB領域の他代理店とも対等に戦えるようになることですね。
LINEの子会社という立ち位置ではなく、優秀な代理店としての地位を確立していきたいなとは思っていますね。
岩村:お二人のお仰る通りで、やっぱりどのチームも営業組織なので、数字を追いかけて組織を拡大させていくっていう意識はすごく大切にしています。ただ一方で、なかなか数字だけを追うとなると精神的に辛くなってくるので、楽しみながら追う環境を整えつつみんなで追いかけるというのが1番理想かなとは思いますね。
LMPの成長戦略や目指す方向性とは
中野:このLMPが今後より大きくなっていくために、"LINEの子会社だから"ではなく、”LMPだから”仕事をお願いしたいと思ってもらえるような会社を目指したいですね。
一般的には、子会社と聞くと、親会社の劣化版の仕事をしているみたいなネガティブな印象を持たれることもあるかと思うんですが、LMPは違うじゃないですか。LINEが狙う領域と、LMPが狙う領域でターゲットが切り分けられているので、それぞれの強みを活かして邁進していきたいですよね。
特に、私が今見ている飲食業界でいくと、LINEが大手チェーン店、LMPが個店領域みたいな形で棲み分けされているんですが、アプローチ方法やLINE公式アカウントの活用方法も大きく異なるので、それぞれのナレッジなどもお互いに共有しつつ、広く深くお客様のニーズに対応できるようになりたいなとは考えています。
岩村:目指せ「GAFAM入り」ですかね(笑)
松山:狙っちゃいましょう、「GAFAM"L"」
中野:あとはあれですね、以前のnoteで川上さんも仰ってましたけど、今はLINEからの出向メンバーが管理職についていることが多いので、各チームメンバーをどんどん育てて、LMPに直接入社された方からも管理職を多く輩出していきたいですね。そうすればより土台が太い会社になるんじゃないかな、とは思っています。
マネジメント研修について
松山:そういえば、SV(スーパーバイザー)以上のレイヤーが参加する「マネジメント研修」が今年から始まりましたね。
岩村:そうでしたね。これはLINEの人事に1on1の伝道師と呼ばれているすごい方がいるんですが、その方から1on1のやり方や目的、そしてゴールにどう導くかなどというマネージャーを務める上で必須な知識やノウハウを学べる研修です。
中野:この3人の中だと、私がダントツにマネージャー歴が浅いので、 1on1もそもそも何から手をつけていいかわからなくて、メンバーと喋って仲良くなったり、急に業務の難しい話したりとかしちゃってたんですけど、この研修を受けて正しいメンバーとの目線合わせの仕方などが学べました。なので、すごく有難い研修だなと思っています。
岩村:マネージャーになる前は、みんな1on1される側だったと思うんですけど、いざ自分がする側になった時に苦労しますよね。
これは子育てとかと一緒だと思っていて、子育ても自分が子供の時にされたことしか初めのうちはできないじゃないですか。なので、1on1も自分がされたものベースで実施していたんですが、"本当にこれが合ってるんだっけ""これが求められてるんだっけ"っていうのが漠然とあったんですよね。
でもこの1on1研修を受けて、そもそも視点の持ち方が違ったなと気づいて、ゼロベースで取り組み方が変わるきっかけになったので、すごく学びになりましたね。
松山:そうですね。3時間みっちりパソコンも持たずに真剣にみんな取り組んでいますし、座学だけではなく半分以上はロープレみたいな形で、実際の1on1をマネージャー同士で実施するので、相手がどういう話し方してるのかとかなども知れて、新鮮で面白いですよね。
もうすぐ3回目の研修が予定されているので、次回も楽しみです。
LMPで働く魅力ややりがいを教えてください
岩村:他の記事でも皆さん話していらっしゃいますけど、 いい意味で上と下との距離が近いなと思います。もちろん横との距離も近いですが、上下に関しては特に距離が近くて、人によって"風通しの良さ"の価値観は違うと思いますが、改めてこの会社に入ってからは、「あ、こういう雰囲気を風通しがいいって言うのか」と思いましたね。それはLINE、LMP問わず、どの組織で働いていても感じます。
他には、いい意味で捉えていただきたいんですが、自分の意見を素直に言えて、何かを新しく始めたり、チャレンジさせてもらえる環境なので、非常に自由度が高いなと思いますね。また、その発言した意見に対しても、言って終わりではなく具現化するためにみんなで考えるので、アウトプットに制限が少ないところも、居心地の良さに繋がっているのかもしれないです。
松山:委任してもらえるケースが多いっていうのもあるかも知れないですね。それはマネージャーとかメンバーとか関係なく、全員に対して「1回挑戦してみたらいいじゃん」と背中を押してもらう機会が多いですよね。間違ってたら「間違ってるよ」と正しい道に導いてもらえますし、とにかくチャレンジに関しても自由度高く後押ししてくれる環境が魅力だと思います。
中野:そうですね、実際にメンバーからマネージャーに直接「これやりたいです」って声を挙げてもらうことも多いですよね。役職問わず、挙げた意見がちゃんと議論されたり、検討してもらえたりするので、主体的な方にはやりがいを持って働ける会社なんじゃないかなと思います。
あとは、LINEのサービスって多くの方にご利用いただいているので、自分が知ってるサービスに携われるみたいなところも魅力の一つだと思います。しかもLINEで働くために東京に出ないといけないと諦めることもなく、東北にオフィスを構えているので、東北在住の方や東北へUターンを考えてる人とかにはぜひ来ていただきたいですね。
一緒に働きたいと思うのはどんな人ですか?
松山:柔軟性を持ちつつ、チャレンジ精神があります!みたいな人がやっぱいいですかね。LINEグループ全体として、やっぱりスピード感がとにかく速いので、その変化を都度理解して柔軟に対応できる方が、合うかなと思いますね。
一方で、なにか失敗したときに怒るということはほとんどなくて、むしろチャレンジしてないことの方が怒られるような風潮の会社なので、そういう意味では「どうすればいいですか」ではなく「やっていいですか」というスタンスの方だとより相性がいいんじゃないかなって思います。
岩村:個人的には、失敗・成功や目標達成の有無にかかわらず、とことん楽しめる人と一緒に働きたいですね。これは私がマネージャーとしてチームづくりの上で目指している理想像でもあるんですが、仕事って多くの人にとっては人生の大半を費やすものになるので、そこを楽しいものにしたいと思える人・チームがいいなと思っています。
そのためには、結局LMPの雰囲気ややりがいを魅力的に捉えて、さっき松山さんが仰ったようなマインドの方がいいですかね。結局一緒かよみたいになっちゃいますが(笑)
他には、ホスピタリティがある人はLMPの中でも活躍している傾向が高いように思いますね。もちろんすごくスキルやスペックが高いという人材も重要ですが、それを補うくらいのホスピタリティがあれば、いくらでもできることやその幅が広がると思っています。社内のメンバーも、ホスピタリティが高い人は頼り甲斐があるなって思いますしね。
さて、いかがでしたでしょうか?
普段から仲が良く、サムネからもお分かりいただける通り、ユーモア溢れるマネージャー3名から真面目に通常業務と内に秘めるLMPの理想像を伺えたかなと思います。
他記事では、各役職(取材当時)の方々へのインタビューシリーズを公開しておりますので、ぜひこちらも併せてご覧いただければ幸いです。
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