雑所感。

今日は理論も筋も何もない僕の雑感、所感でも書き殴ろうかなと。
この先、主題として登場する可能性もあり、ここで成仏されゆく可能性もある僕の雑所感たちのちいさな表舞台に、みなさん、しばしゆるゆるとおたちあいをよろしゅう。

・古来より月というのはなんとも魅力的なもので、詩やら歌やら絵やらと感性の分野と相性が良い御様子。
昔も今も、変わらずこの大きなまん丸からのインスピレーションは尽きぬものらしく、言葉も文化も時代もはたと違いますけれども、通ずるなにかしかがあると思うと、歴史も地続きなのだなあと思います。

夏目漱石が「I LOVE YOU」を「月が綺麗ですね」と訳したとは有名な話でありますが、近頃はどうやら綺麗なお月様をみたら、愛しの君に伝えるよか写真を撮ってSNSでシェアしていおりますから、時を経た逆翻訳を噛ませますと「I"m philanthropist」か「I LOVE ME」になるのですかね。

目視で満月か否かなんてなかなかわかりませんけれども八、九割輝いている方をみて美しく感じる方が、一、二割の陰りをみてまだ違うと感じるよりずいぶんと好ましいかぎりかな。

・テトラポッドって語の響きがかっこよくて好いています。
響きを好いているからかはわかりませんけれどもあの他にない形もなんだか愛らしい。
僕の美的感覚は置いといても、きちんと理にかなった形なんだろうなあと思う所であります。詳しくは知りませんし、隈なく知ってしまうとなんだか愛着が執念に変わりそうですから思うにとどめるが吉かなと。

どうやらテトラポッドの他にも消波ブロックは種類があるらしい。というかテトラポッドは商標登録だとかなんとか。ウォシュレットやら宅急便と同じく界隈を背負って立ちすぎているのでそんなことはつゆ知らず過ごしておりした。嗚呼、てとらぽっど、偉大かな。

それにしても各々の名付け親は日本有数の語感の持ち主でありますことよ。
子供の名前を考える時が来るまでに一つコツなんてものをお教えいただきたいと思う次第です。

さてさてテトラポッドに興味も湧くところではありますが、先に述べた理由から特に詳しく調べはしなかったので興味がある人はご自分でお調べください。

語の響きで言いますと、現存する言葉の中で僕が1番カッコいいと思っているのがNujabesの「Luv(sic.)」という曲。
これがまた、音楽自体もお洒落すぎて、、、ここまで全て完成されたカッコよきモノは古今東西、他にないですから、コレについてばかりは「知らない人は人生の半分損している」なんて大言も堂々言えてしまいますかな。

「ラヴシック」てな響きだけでなく、「Luv」って表記も「(sic.)」て表記もイケすぎていて文句なし。
変な横文字をTシャツにプリントするくらいならば全て「Luv(sic.)」にしてみてはいかがか。

・ひらがな五十音でま行「ま、み、む、め、も」が最も不人気に違いない。
次点はさ行「さ、し、す、せ、そ」である。

・新幹線より自転車の方が体感速度は速い。だからだろうか、寝坊した時に電車や新幹線に乗り遅れ確定でも自転車で駅までは最高速度で駆け抜けるし、遅刻を回避できる可能性すら感じる。
はやる気持ちを抑えたいなら電車や新幹線に乗るよりも自転車に乗れってね。

新幹線や飛行機で長距離移動した時、地図の上での移動距離と体感移動距離に見逃しきれない差があるように思う。
はて、本当にこんな距離移動しましたかね。
座っているだけですから移動していないと言われた方がスンと腑に落ちるかな。

移動に際して、途中寝てしまったなら本当に移動したかどうかはわからぬものですが、降り立った駅の景色をみた時に移動した事実と自分の認識とが重なるところであります。
つまり、舞台の暗転も本当に移動していると言えるわけでありますから場所に加えて時代をも跨ぐ舞台というモノがこの世で1番の遠いところに行く手段なのですよ。

勝手ながら、今回はここでお暇いただきます。

雲をも掴む思いも、氷山の一角であろう感情の起伏もまだまだ身に燻る僕でありますからまたまた勝手に機会をいただき、雑所感を書き殴らせていただこうかなと思っておりますのでその日までよしなに計らってくださいな。

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