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CONVERSE ALL STARの話 #6 くつひもの結び方編 序

お久しぶりです。リーラです。

この頃リアルが微妙に忙しく、更新出来ず仕舞いでした。申し訳ありません。
 
記事を書いていない間でもいろんなところでnoteの反響をいただいており、本当にめちゃくちゃ嬉しいです。
 
皆さんのオールスターを見る目が変わるような、そんな記事を書けるよう、そんな履き方が出来るよう協力させていただきますので引き続きよろしくお願いします。

さて今回は「くつひもの結びかた」編です。平仮名なのはこれといって深い意味はありません。たぶん

大抵靴屋さんで靴を買うと、靴ひもが通った状態で手元に来ることがほとんどだと思います。靴屋さんが通したのだから、それで間違いはありません。



されど靴ひも、通し方を変えてみるだけでも、印象が変わるだけでなく履き心地まで変わることはご存知でしたでしょうか?オールスターほどシンプルな靴であれば、ここに気を使ってあげるだけでも全然違いが出てきます。

僕自身、靴ひもにおいても並々ならぬこだわりがあるので、今回からは靴紐について、ガッツリ語っていきます。気になるものがあれば、ぜひ挑戦してみてくださいな!なんかもはやオールスター関係ないな!まあいいか!

1.基本をこだわる


語るといっても、全体を通して基本的にこうしたほうがより綺麗に見えるというコツがあります。

それは「外側に向く面を上にむける」こと。

これを意識するだけでどんなシューズであってもシューレース部分はかなり整った印象になります。
 
どういうことかというと、たとえば右足側の靴ひもを通していく際、親指側から小指側に向かう面を必ず上にする、ということです。

↑上のように,外側へ向かっていく面が上へ重なるように通してあげます。

↑通し方が違っても同様。やっぱり整って見えます。

 
紐自体がねじれていたり、折れていたりするよりも個人的にはこっちのほうが気になってしまいます。

自分で通している時に、終盤で最初のほうだけ向きが違った時の絶望感は果てしないので、ゆっくり丁寧に通してあげるとよいでしょう。

あえてランダムにする。というのもありですが、オールスターのようなスリムなシューズでやると野暮ったくなってしまうので、その履き方はボリューミーで靴ひもを締めずに履くようなハイカットタイプのシューズでやってあげるのが僕のオススメです。

2.コットンにこだわる


そしてこの記事をご覧いただいている変わり者の皆様はぜひ、シューレースはコットンのものに交換していただきたいなと思います。

日本製のものやCT70だけでなく、最近発売されているモデルのいくつかはデフォルトでコットン製のレースが付属しますが、この素材のものはオールスターと一緒に履きこむごとに風合いが変わり、気づいたころには90年代製のヴィンテージのような雰囲気になってくれます。アッパーの素材が基本的にコットンキャンバス地なので、見た目の馴染みも良いです。

90年代じゃまだヴィンテージじゃないという意見も聞こえてきそうですが、1999年にしたってもう20年以上経ってます。個人的にもう十分ヴィンテージでは?と思っていて、最近では90年代のオールスターの相場もゴリゴリ上がってきているので、「もったいなくて履けない!」なんて値段になってしまう前に、当時の本物を入手したいものです。
 
話が逸れましたが、それくらいさりげない違いをつけるだけでもオールスターは印象がガラッと変わります。レアなスニーカーで一際目を引くスタイルも好きですが、こういう普遍的なものの影になりやすい部分をこだわって見るのもまた楽しいですよ!
 

3.長さにこだわる

そろそろ誰かの気が狂ってもおかしくないくらい、僕のnoteでお勧めしまくっている「ハイカットでサイズを上げ、くつひもを締めて履く」スタイル、
 
実はこれをやるとめちゃくちゃ紐が長く残ります。普通にちょうちょ結びをしても蝶々が大きくなりすぎたり、一番上まで通しても垂れたくつひもが地面についてしまうこともあるかもしれません、
 
そんな時はホールを一つ空けた状態で履き、足首に靴紐を巻きつけるようにして結んであげるスタイルがこなれ感も出て良い
 
と、いいましたが、
 
僕自身この履き方やりますが、手間がかかるので実はあまり好きではありません。足元に視線が行くように、存在感のある履き方なのでもちろんカッコいいです。
 
けど、なんだか足首周りに違和感があったり、履いていくうちに重なった部分がズレていくのがなんか嫌だったり、どちらかと言えば一番上まで紐を通してバチバチに締めたい!なんて方はきっと居ると思います(自分はその1人です) 
 
そんな人は是非、コットンレースを10〜20cm短くすると良いです。
 
基本的に定番のオールスターは
 
ローカットで
22cm〜24.5cmのものに110cm弱
25.0cm〜30cmのもので120cm程度

ハイカットは
22cm〜24.5cmで140cm前後
25.0cm〜30cmで150cmくらいのものが付属
します。
 
なんでアバウトなのかというと、マジで微妙に、なんなら左右でも長さが少しずつ変わってくるからです。
 
100周年モデルや、シンハイというハイカットよりももう少し丈の長いモデルに関してはこれより長かったりするのですが、基本的にはこの四種類の長さになることがほとんどです。
 
バッチバチに紐を締める履き方をされている方で、よりスッキリさせたい、という方は自分の履いているサイズよりも10〜20cm短くしてみると、ちょうちょのサイズがオオアゲハからモンシロチョウくらいに落ち着くのでぜひお試しください。
 
ちなみに、僕は定番のオールスターをサイズアップし27.5cmで履くことが多いのですが、靴紐はコットン製で140cm程度のものに交換しています。細かすぎて伝わらないこだわりになることがほとんどと思いますが、きっと自分の足元にあるオールスターを見た時、そのかっこよさに思わず笑顔になってしまうはずです。

さて、基本の「き」の字をザーッと紹介したので、次回からようやく「通し方」をご紹介していこうかなと思います。
 
久しぶりの内容がこんなにニッチでいいのだろうかと不安になりますが、きっと、もっともっと、みんな素敵に履けます。
ここまできたらやりすぎなくらいこだわってみましょう!笑 ではまた次回!

リーラ

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