見出し画像

インストラクター業10年目の経験で見えた私流「身体づくり」の極意①

インストラクターとして活動をしながらインストラクター、トレーナーのマネジメントを含む健康事業の新米経営者3年目として奮闘中の小山です!

インストラクター活動は10年目に入るという節目になり、ここまでの経験の中で私なりに確信してきた「身体づくりとは」を伝えたく、そこに向けて私の過去を振り返りながら自分の一つの記録としても書いていきたいと思います。

これからお話することは自分の経験からの大きな気づきで、できるだけ伝わるよう端折らず書いていきたいと思います。
全4回になりそうです(たぶん、です)。
あまり話したことのない自分自身のプライバシーに関わる内容や写真などをそのまま投稿したいため、初回以降は有料記事とさせていただきます。

どんな人に読んでもらいたいかを考えてみたのですが、これから私の書くことは私個人の一経験であり、「参考」や「導き」をみなさまにお届けします!という力強いものではありません。
ただ、運動を始めた12年前より今が元気で、健康的になったという事実と、運動嫌いで被害者意識まで持っていた自分が、今では運動が日常の習慣になってささやかに楽しんでいるという人生の変化を、そのまま書いていきたいと思います。

では、どうぞよろしくお願いします!

33歳の時トレーナーさんに言われた衝撃な言葉

初回の投稿に書いた経歴のとおり、運動とは無縁の生活だった私が36歳になる年からインストラクターとして活動を始めています。(※ざっくり全体の経歴などは第一回目の投稿をご覧ください☆)
古くから私を知る人の多くは、この仕事をしていることに「え?なんで!?」という反応です。笑

運動のきっかけは33歳頃。

当時、専業主婦で子どもおらず時間がたっぷりあったので、なんとなくでスポーツクラブに通い始めました。
痩せたいとか筋肉を付けたいとかは特に無く、近所だし大きなお風呂もサウナもあるからいいな~くらいな動機です。

しかし・・・申し込み後、最初に行われる体組成計の測定結果とトレーナーさんのカウンセリングが、その呑気な動機を少し変えてくれました(ここが、小さくも後に大きな第一歩目となります)。

カウンセリングの時、測定結果を見たトレーナーさんは真顔で静かに言いました。

「・・・あの、階段とか上れますか?・・・・」

私の筋肉量レベルが各パーツ全て低レベルの範囲のさらに低。
体重は現在より7キロほど少なく、体脂肪率は現在より10%ほど多い数値でした(筋肉量が低の低ですから当然ですね・・・)。
トレーナーさん、言いにくかっただろうなぁと今なら思います(笑)

それでも私は、「見た目が太ってないから別にいいのでは?」くらいなもので、まだ筋肉に意味も興味も持てませんでした。
ただ、家の前の歩道橋を上ると疲労度が半端なく、それを避けたいがために遠回りをしていたのは確かで、痛いところを突かれた感はありました。

なので、ここはひとつアドバイスに従ってトレーニングやってみようと思ったわけですが・・・それはそれはストレスの嵐・・・。

トレーニングマシンの最低重量も苦痛・・・


筋力アップのトレーニングと有酸素運動を組み込んだメニューを作っていただき取り組んだ当時の私は以下の通りです↓

《例1》チェストプレス(胸の筋肉を鍛えるトレーニングマシン)だと、一番軽い重量で5回もできない。→私の気持ち「ただの苦痛」
《例2》腹筋マシンももちろん軽量だが、肩で頑張るため肩を痛める。→私の気持ち「痛めつけられた(被害者意識)」
《例3》ウォーキングマシンは20分と設定されるが、試みてみたところ決められた一定の速度で歩くことが辛く自分で目標設定を「7分」に変更。
→私の気持ち「なぜこんな息があがることをさせられるのか(やっぱり被害者意識)」

自分から申し込んだにも関わらず、やらされてる感を全面的に出すという・・全体的にいつもふてぶてしい自分でした。

(現在まで私も多くの方のトレーニング指導をさせていただきましたが
当時の自分の怠慢ぶりはトップクラスかもしれません(汗))

とはいえ、時間だけはたっぷりあり、営業時間全てを通える会員になっていたため、会費の元を取りたい気持ちも手伝い、毎日スポーツクラブに足を運びました。
軽いストレッチしてお風呂やサウナだけという日もたくさんありましたが、トレーナーさん達が明るく声をかけてくれることもあり、少しずつ少しずつトレーニングの比率も増えました。被害者意識が薄れるまで、1年近くはかかったと思います。笑

こんな「運動をする小さな第一歩」から、次の二歩目のタイミングがやってきました。
ある日、よく顔を合わせるスポーツクラブの会員さんから、半ば強引にスタジオレッスン「ヨガ」に誘われたのです。

音の力

ヨガは、私の(勝手な)被害者意識を再び蘇らせました。笑
開脚は90度より少し開く程度で、骨盤は後傾していて後ろにひっくり返りそうな自分を抑えるのが精一杯。そんな自分の体の硬さを人前で披露することに苦痛を覚えたのです(笑)

ただ、トレーニングの時と少し違うのは、そのヨガのレッスンで「音楽」を使っていたことです。
流れる音楽も私の好きなテイストで・・・、苦痛と音の心地よさの戦いでした。要は集中していない状態ですね(笑)

3、4度受講してみても、やはり要らぬプライドが邪魔をし集中ができない自分。

そんな時、常連さんが私に言った言葉が
「呼吸のことを言ってくれるヨガの先生を選んだらいいよ」でした。

当時はこの言葉自体には「意味不明だ・・・」と思ったのですが、なぜか印象深く、その言葉を軸にスタジオレッスンに複数あった「ヨガ」をすべて受講してみました。
結果私は、その中で一番呼吸に目を向ける先生のレッスンを週に2回受けるようになっていました。

その後訪れる当時の夫との悲しい日々も、そのヨガには休まず行くようになっていました。


スポーツクラブに足を運ぶようになって2年弱の自分です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?