あそびたい、あそびたい、あそびたい!
↑小学生一年生の思い。
彼の心は、「あそびたい!ともだちと!」と叫んでいる。
沸き上がる「あそびたい!」のエネルギーを、本人のペースで、どう発散、満足につなげていくのか。
息子は、幼稚園の頃から登園渋りがあり、今は週に2、3日登校している。
(登校すると馴染んで活動してくるが、心は大きく揺れ動き、クールダウンする時間が必要になる)
○何をして遊ぶのか
・回す(牛乳キャップ、ペットボトルキャップ、コマ)
・転がす(ビー玉、ペットボトルキャップ、くみくみスロープ)
・飛ばす(紙ひこうき、ボトルマン、パラシュート)
・組み立てる(ラキュー、ブロック)
・迷路
・作る(工作、折り紙)
・虫と捕ってきて飼う(特にカマキリ、ダンゴムシ、カブトムシ)
・ごっこ(ポケモンごっこ、おにごっこ)
○平日の外出先
・図書館
・児童センター
・お買い物など私の用事
これまで、家では年の近いお姉ちゃんとよく遊んできた。
弟は楽しいことを見つけるのが得意。一緒に遊ぶのは刺激的で、お姉ちゃんにとっても面白いようだ。
その反面、感情の起伏が大きい弟は、大人が一緒に居ても、なかなか手強い!
また、お姉ちゃんは登校、弟は家にいる日が多いので、1日の生活のリズムやエネルギーの使い道が違う。
当然、朝起きてからのルーティーンや夕方の気力体力の残り具合、遊びへの熱量も違ってくる。
お姉ちゃんには、お姉ちゃんの時間が必要。
弟「あそぼ!!」姉「イヤ~」となる場面が増えてきた。
私も息子と一緒に折り紙をしたり、本を読んだりする。自分が好きなことは比較的楽しめるが、興味のない分野については、熱心な息子対して、私の意識は遠のきそうになる。
息子の幼稚園時代、まだ精神科は受診しておらず、臨床心理士さんや園の先生に相談しながら試行錯誤の毎日(今もだが)。
夕方には癇癪の嵐で、遊びたくても簡単には遊べず。時には、帰りの車内で癇癪になることを覚悟して、お姉ちゃんの習い事の送り迎えに連れて行ったり、お姉ちゃんの友達と一緒に遊ぶこともあった。
その息子、小学校1年の9月、有難いことに放課後に友達と遊ぶ約束をしてくるようになった。
嬉しさと興奮で、夜はなかなか眠れないが、今のところ、遊んでいる最中に癇癪になることはなく、友達の中、彼のペースで成長させてもらっていると感じる。
※神経的な疲れやイライラ、不安を感じるとき、口に何か含んでいると落ち着くことを発見。
昆布やスルメ、ガムなど歯応えのあるものを可能な場所ではクールダウンに使う。
11月末には、4月から相談していた放課後デイサービスが週に1度、下校時に利用可能に。
少しずつだが、学校以外にも活動する場が出来てきつつある。
どうしても、滞った感じになるのが、欠席した平日の昼間。友達と会いたいけど、学校はどうしてもハードルが高く、放課後デイサービスも利用不可。
息子は「ともだちと、あそびたい」と毎日言う。
安心して自分を出せる場所。選択肢を増やしていきたい。