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リュディア書評

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2022年10月の記事一覧

書評 嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか

リュディアです。嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか を読みましたので感想です。

今までで呼んだスポーツノンフィクション中で一番面白かったです。落合氏の人柄もうまく描写されているし、筆者と落合氏の関係もよかったのでしょう。読んでいて興奮状態に陥りました。落合氏が監督であったときの世間の報道や、監督辞任のときにどのように扱われたか知っている人は熱い思いがぶり返すのではないでしょうか。

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書評 「静かな人」の戦略書──騒がしすぎるこの世界で内向型が静かな力を発揮する法

リュディアです。「静かな人」の戦略書──騒がしすぎるこの世界で内向型が静かな力を発揮する法 を読みましたので感想です。

なかなか珍しい切口の書籍でした。新聞の広告で知って手にとってみましたが確かに面白かったです。いわゆる静かな人が、どのように陽気で元気な人になるか、という書籍や情報が多い中、今のままで問題ない、むしろいいことがいっぱいあるということを主張しています。また周囲の人に対しても、声の大

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書評 滅私

リュディアです。滅私 を読みましたので感想です。

著者は羽田圭介氏です。ミニマリストを主題にした小説です。前半はうんうん、こういう人ってそんな感じという描写が多く楽に進んでいきます。後半は考えさせられることが多いように感じました。私も実際、後半を読むのに時間がかかりました。私にとっては自分が想像していたのとラストとのギャップがあり面白く感じました。お勧めです。

では、ごきげんよう

書評 「私」という男の生涯

リュディアです。「私」という男の生涯 を読みましたので感想です。

石原慎太郎氏の物言いが好きなら面白いのでしょうね。個人的に石原氏の文章が苦手なのですが、今回は遺作のようなものだからと思って手にとってみましたが、やはりちょっと苦手でした。ファンの方には申し訳ないです。

では、ごきげんよう

書評 ひろゆきと考える 竹中平蔵はなぜ嫌われるのか?

リュディアです。ひろゆきと考える 竹中平蔵はなぜ嫌われるのか? を読みましたので感想です。

ひろゆき氏がおいつめて、竹中氏がはぐらかして、ということの繰り返しです。動画で見てる方がいいのではないですかね。タイトルは刺激的なのですが、文章で読むと途中で飽きました。

では、ごきげんよう

書評 すばらしい人体 あなたの体をめぐる知的冒険

リュディアです。すばらしい人体 あなたの体をめぐる知的冒険 を読みましたので感想です。

これは面白かったです。素人にもちょうどよい感じに説明してくれてる書籍です。いわゆる体の中の細かい動きを期待して本書を読むと期待外れかもしれませんが、人間の身体の動きを雰囲気で説明してくている良書だと思います。内容を書きたくないので特に書きませんがお勧めです。

では、ごきげんよう

書評 禁断の中国史

リュディアです。禁断の中国史 を読みましたので感想です。

ベストセラーにもなっていますし、今のご時世だと反中国のような書籍も売れるのでしょうが、個人的にはお勧めもしませんし、けなすこともしません。このような書籍もあるのだな、という内容でした。

では、ごきげんよう

書評 教養としての「焼肉」大全

リュディアです。教養としての「焼肉」大全 を読みましたので感想です。

タイトルにつられて購入しましたがいわゆる安易なうんちく本ではなく内容が濃いです。他人にひけちらかすうんちくをちょっとかじりたいというレベルではありません。じっくり読み込む必要のある書籍と感じました。個人的には面白かったですが、読者層のターゲットはどこに設定してるんですかね。焼肉屋さんなのかな?肉が好きで読書も好き、というような

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書評 パリの空の下で、息子とぼくの3000日

リュディアです。 パリの空の下で、息子とぼくの3000日を読みましたので感想です。

辻氏のエッセイ風の書籍を読むのは今回が初めてです。最初にタイトルを見たときに、そもそも私のイメージしていた辻氏とのギャップがあり戸惑いましたが、内容を読んでほっこりした、というのが今の感想です。

夜寝る前にちょっとずつ読むくらいがいいのではないかな、と思いました。エッセイ好きな方にはお勧めです。

では、ごきげ

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書評 ニュースでよくみる「半導体」って何のこと?: 半導体のニュースがみるみるわかる腑に落ちる!2022

リュディアです。ニュースでよくみる「半導体」って何のこと?: 半導体のニュースがみるみるわかる腑に落ちる!2022を読みましたので感想です。

半導体不足の報道に対する最新の情報も含む半導体全般に関する入門書です。技術的な入門書ではなく半導体に関する報道やビジネス誌レベルの内容を理解することに特化されています。

この手のまとめ方は雑誌の記事で見かけたことがありますが、書籍としては珍しいのではない

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