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『先月のふりかえり』

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月に一度、先月の自分をまとめてふりかってみようと考えた。(2~3ヶ月後に書くリズムが定着してきました)
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記事一覧

12月のふりかえり|誰も彼も精一杯やってこのありさま

サクッと書きたい。 12月◯日 久しぶりに『PET』(三宅乱丈)を読み返し最終巻で泣いた。ス…

西村佳哲
1か月前
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11月のふりかえり|見えているのに、見ていなかったものが

今月はコンパクトに書きたい。 11月◯日 生活工房へ「子ども・おや・じぶん 親子関係を生き…

西村佳哲
3か月前
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10月のふりかえり|表現者には難しい時代で、同時に、役割がハッキリした時代を生きて…

写真上:前田聡子 先月の遠野滞在のつづきから。今月はなんでだか長い。 10月◯日 「インタ…

西村佳哲
3か月前
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9月のふりかえり|個人性をつぶさない組織や、社会であって欲しい

9, 10月のメモ帳をなくした。忘れちゃったことは、忘れてしまっていいのかな。 9月◯日 西…

西村佳哲
4か月前
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8月のふりかえり|たいていのことは〝たまたま〟なんじゃないか

2ヶ月にわたるワークショップ群が終わった。たまっている月報を書きたい。 8月◯日 大阪へ…

西村佳哲
6か月前
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7月のふりかえり|小説は、叙述と描写と会話で進む

今月は駒沢敏器さんの作品を経て、片岡義男さんと出会い直した月。自分の言葉で書いて、この身…

西村佳哲
8か月前
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2023年6月のふりかえり|やっているうちに面白くなるのに

photo above: Takusen Inamoto 今月のハイライトは、「かがやきロッジ」の看護師・赤池芳恵さんと、丹後半島の鈴木昭男さんとすごした別々の時間が、首位を争奪中。 5月◯日 日本仕事百貨が試している合同説明会(就活)のオルタナティブ「かこむ仕事百貨」が、北軽井沢のTAKIVIVAで開催された。2年目。一緒に滞在して、ファシリテーションのごく一部を担当。 仕事百貨は、でき女やでき男の集まりというわけでない「がんばれベアーズ」的な愛嬌のある連中だが、つ

2023年5月のふりかえり|恩返しをいそがないと

5月は半分以上遠野のクイーンズメドゥ・カントリーハウスですごした。引っ越すわけじゃない。…

西村佳哲
9か月前
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2023年4月のふりかえり|一人では学びにくいので、いい仲間がいる

4月は5月の前の月、と書くとあたりまえだけど、GWにひらくワークショップの準備がいつも中心…

西村佳哲
9か月前
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2023年3月のふりかえり|わからないことを急いで考えないで

4ヶ月たまってしまいました(いま7月)。月々のルーティンを崩した主因は「書くワークショッ…

西村佳哲
9か月前
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2023年2月のふりかえり|春になってしまう

2月◯日 慶應義塾大学SFC 環境デザイン表彰(槇文彦・伊藤滋賞)の講評審査会に参加。24名の…

西村佳哲
1年前
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2023年1月のふりかえり|仕事で忙しくしている場合じゃないな

余裕のある日々をおくっているはずなのに、その余裕のせいでか、2ヶ月分たまってしまった。 …

西村佳哲
1年前
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2022年12月のふりかえり|よく知らないのに親しい人が増えてゆく不思議な仕組みがある

最後の最後でコロナに罹った。いろんな人が言うけど、「どこでもらったのかわからない」。自分…

西村佳哲
1年前
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2022年11月のふりかえり|「つくる」が足りていない気がする

上旬まで出張がつづいたが、中頃からは東京でゆっくり。その割に忙しかったのは、夜の多くを「ゲーム・オブ・スローンズ」に割いてしまったから。 11月◯日 岩手県洋野町の大原圭太郎さんが、彼らの展覧会のトークパートに呼んでくれたので北上。 盛岡は市内を流れる川の岸辺が好きで、歩いて会場に向かうと「鮭が遡上する清流・北上川を守ります」と記した岩手県のパネルが川縁にあった。昭和40年代は上流の鉱山の影響で川が赤く濁っていたこと。その後につくられた中和処理施設がいまも24時間稼働し