“熱中は努力には勝てない” 死ぬこと以外かすり傷/箕輪厚介【読書メモ】

ホリエモンの「多動力」「逆転の仕事論」前田裕二氏の「メモの魔力」佐藤航陽氏の「お金2.0」など、次々と人気作を生み出してきた編集者・箕輪氏の著書。まさに「多動力」実践編のような内容で、動きの量とスピードがすごい。
発刊直後の箕輪氏のオンラインサロンの盛り上がりは、当時本を全く読まなかった僕ですら感じた。けれども、その熱狂が強烈過ぎたのでなんとなく宗教ぽくて嫌で、読むことはなかったんだよね。改めて読んでみると、彼らは、動画やデザイン制作でトップ企業とのコラボに熱中していたみたい。お金を払ってもやりたい経験がそこにあったらしい。
箕輪氏は去年不祥事起こして担当シリーズが廃刊になったりしたみたいだけど、最近は変わらず元気そうで何より。


ルース的おもろかったとこ3選

①球拾いを極めてもクリスティアーノ・ロナウドにはなれない

→仕事はスポーツだ。その下積みは本当に活かされるのか。「やりたい」と「やります」は全然違う。今すぐボールを蹴ろう

②機能ならユニクロで十分。ならばどのストーリーでTシャツを売るか

→機能が同じなら、人がモノを選ぶ基準は「物語」。本などのコンテンツになると、なおさら機能では選ばれない。

③副業解禁は単に時間の切売り(バイト)を奨励するのではない

テレビ出演も芸能事務所に所属していなければなかなか難しいように、個人ブランドを稼ぐには、会社の後ろ盾が有効。個人ブランドを築いたら、そのブランド力で副業でガッツリ稼ぐ。
その経験を会社にも還元して、会社の業績も上げる相乗効果が本来の目的。

こんな人におすすめ

幻冬舎のビジネス書を読む人
ホリエモンの本を読んだことがある人

(2021年3月11日読了)

“※僕の読書メモは本の”要約”ではなく、僕が個人的に『珍しい表現だ!メモしとこ~』と思ったことベスト3を挙げています。類似ジャンルの本を読んでいると、どの本にも共通して書いてある点がありますが、それはさて置きユニークなとこだけ拾ってます。言い方を変えれば、"要約"ではないため、全然ネタバレになってません(いいんだか悪いんだか 笑)


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