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“1冊の本に書かれた真実はわずか1%” 「成功本」50冊 超読書術/水野俊哉【読書メモ】

ビジネス書マニアの著者による、本の1%だけが真実だよーという、割とドライなビジネス本のガイド本。(Kindle版だと無料みたいだ!汗)
趣旨としては「世界のエリートが読んでいるMBA必読書50冊を1冊にまとめてみた」と同じだけど、「世界の~」は海外著者の訳書をしっかりと要約をしているのに対し、本書では国内の本を中心に、要約はごく軽くにとどめて、それより「分かりやすさ度」「実現可能度」など読書ガイドの側面が多く盛り込まれている。

ルース的おもろかったとこ3選

①ビジネス書はエロ本じゃないから恥ずかしくない

→いわゆる、少年がエロ本売り場の前で人目を気にしてうろうろするのに似た現象(著者談)。でもビジネス書はむっつりと読むんじゃなくて、開き直って堂々読もう

②1冊の本に書かれている真実はわずか1%

200ページの本なら、そこから得るべき真実は2ページにすぎない。しかも、人それぞれ違う。だから、誰かがまとめた要約を読んだだけで読んだ気になるのはとても早とちり。自分の目で読んだうえで要約しよう。

③成功者は読書家であり、定番の同じ本を読んでいる

→本書と「世界の~」では、共通する本も紹介されている。また、こういった要約本でなくとも、ビジネス本を読んでいると参考・引用書籍がよく紹介されているが、共通する本を推薦していることがある。みんな読んでいるということは重要なことが書かれている本であり、読んでみる価値がありそう。

こんな人におすすめ

まず何から読もうかというビジネス本初心者な人
次はどんな本読もうかなってビジネス本中級者な人

(2021年3月30日読了)

※僕の読書メモは本の”要約”ではなく、僕が個人的に『珍しい表現だ!メモしとこ~』と思ったことベスト3を挙げています。"要約"ではないため、全然ネタバレできていません(いいんだか悪いんだか 笑)


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