妊娠中思うこと(キャリア形成について)②

おはようございます。

前回自身のキャリア迷子について書いた後もグルグルと考えていました。
投稿した時より幾分かマイナス思考は脱したように感じます。
やはりホルモンバランスの乱れによる気分の変調のようです。
妊婦って心も体も大変。

私は現在、パート勤務はしているもののほぼ専業主婦状態です。
妊活に専念するため東京の仕事を辞めて夫の住む地方に住んだら仕事が見つからなかったからです。
正確に言うと体感として求人数は1/1000くらいで、年収は150～300万くらい下がった上に待遇が悪い仕事しかありませんでした。（年間休日75日とか専門職なのに最低賃金に近い時給とか・・・私は初めて見ました。）
転居前に情報収集が足りなかった自分が悪いのですが、当時はギャップに驚き、仕事を辞めたことへの後悔や地方への絶望など様々な感情が渦巻いていました。
とにかく、私はこの地では生きていけない。
夫には申し訳ないですがそう感じていました。
ギャップを受け入れることや、やりたいと思える仕事を探すのに時間がかかったため、不本意ながら専業主婦を続ける日々でした。

そんな中知人や友人に会った際、現在専業主婦であることを伝えると
皆一様に「今の時代に専業主婦？」という反応でした。
私だってそう思います。働けるものなら働きたい。
自分の稼いだお金で好きなものを買って、美容院に行ったりエステ行ったり仕事終わりにスイーツ食べたり、独身の時みたいに好きにお金を使いたい。
自分でお金を稼ぎたい。旦那と対等で居たい。
でもそれが叶わない環境を自分で選んでしまった。
夫と一緒になれたことは嬉しいけど、自身のアイデンティティを失ったことは本当に辛かったです。

そして最近、妊娠して思うこと。

妊婦辛すぎない？

私の場合
・妊娠5週目に切迫早産となり3週間のベッド上安静
・妊娠初期はつわりでほぼ動けない
・お腹が大きくなるとともに腰痛。立ち上がるのに5分くらいかかることも
・突然の腹痛で救急搬送(子宮筋腫の変性痛でした）

私の場合働きながら妊婦生活を送るのは難しかったかも、と感じます。

大半の人が働きながら妊婦生活を送る昨今。
本当に皆さん頑張って両立されているんだなと改めて感じました。
平気でこなしちゃう人も居るんでしょうが、無理している人や仕事が原因で流産してしまう人も居ると思います。
だからこそ、専業主婦の選択肢もありなんじゃないか？
と思います。

親の時代は結婚したら専業主婦になるのが当たり前で、働き続ける方が白い目で見られたと言います。（私の母は上司に結婚報告をした際、次の世代にバトンを渡そう、と間接的に退職を促され、それに違和感を感じず退職して家庭に入ったと言っていました。）
それが今は時代が変わって、妊娠しても子育てしながら女性が働くのが当たり前で、専業主婦が肩身が狭い思いをする時代だと感じます。

時代が変わったから考え方も変わった。
でもこれって、真逆の考え方だけど根本は同じじゃないですか？
生き方や選択肢を社会から決めつけられているような・・・そう感じるのは私だけでしょうか。
正社員でいて、産休育休取って、その後のキャリアも保証される。それがベストであることは変わりないと思いますが。
けれども妊娠って本当に人それぞれで、授かるまでも妊娠してからも身体的な辛さは他人にはわからない。だからそれぞれの選択が尊重されて良いのではないでしょうか。
もっと妊活や妊娠出産の個人差に対して理解を深めて、「あなたはその選択をしたのね。」と受け入れてくれる世の中になってほしいなと感じます。
そして、キャリア中断後も復帰しやすい世の中になれば良いなと感じます。

支離滅裂かもしれませんが、今日はここまで。