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すべてのものには価値がある

全ての価値は、一つで決まらない。
物事の価値はいつだって、自分で決めていいんだ。

価値とは?
どれくらい大切か、またどれくらい役に立つかという程度。
またその大切さ。

子供が成長していくとともに、
「なにものでもない私」は、
何か特別な事ができるわけでもなければ、
器用な訳でもなく、
キャリアを積んできた訳でもない。
歳を重ねるごとに、
自分の中で下がっていく自分の価値。

しかし、昨年から自分と向き合うようになり、
いろんな人と出会い、仲間ができ、
たくさん本を読んで、新しい世界に踏み出したことで、
たくさんの価値観と出会いました。

見方をかえるだけで、
新たな価値を知る事ができるということを知りました。

最近、
凪良ゆうさんの「汝、星のごとく」という本と出会いました。

自分が自分でいること。たかがそれだけのことがどれだけ困難か。

「汝、星のごとく」凪良ゆう

この本では、
生きることの自由さ、不自由さ、
そして、愛の形は一つではないという事を物語で表現されています。

『こうでなければならない』という、
思い込みから解放される物語でした。
人は一人一人違って、
皆んな自らを生きる権利があるのだという
メッセージがいろんな所に散りばめられていました。

人、モノ、あらゆるものをはかる『モノサシ』は人それぞれ。
自分にとっては、価値が無いと思うものも、
他の人から見れば価値があるかもしれない。

そう。価値はひとつじゃない
いろんな形があって良い。
そう思えた本でした。

私はそんな価値観を大切にしていきたいと
思っています。


使われないものに命を

きっかけは『ユズ』

昨年、主人の同僚が、
自宅のユズが大量に余って困るから、
皆んなに貰って欲しいと会社に持ってきたという話がありました。

ユズの瑞々しくて、他の柑橘とは雰囲気の違う独特の爽やかな香り。
そんな素晴らしい原料が、余っているなんて。
その余って困るユズが私には
『宝物』に感じました。

たしかに、一般家庭で、
柚子の木になっている全ての実を
食用として消費するのは難しい。
私の実家でもそうだ。
消費できずにそのままになっている家庭も多い。

事業者や農家が不要だと思っているものでも、
蒸留器を持っている私なら、
それらのものを「香り」として、
また命を吹き込むことができるのでは?

そんなきっかけから、アップサイクル事業に取り組むことにしました。

まだまだ始めたばかりですが、
・大工さんが使わないヒノキのカンナ屑の利用
・お庭に咲き誇るラベンダーやハーブを香りに変えたい など

ありがたいお話しを頂き始めました。

また、私の住んでいる地域では、
空き家が増えており、空き家を活用してもらえるように維持管理されている方がいます。
そして、空き家を整える際に出てくる数々の不要品。

その中には、時代を感じる素敵な古道具や
大量生産では出せない風合いの素敵な雑貨が
残っていたりします。
買い手がなければ、廃棄される素晴らしい小道具たち。
これらの雑貨も香り商品に活かしていきたいと考えています。

小道具と香り


リードディフューザー

第一弾は、
一つとして同じものがない
とっても可愛いガラスのトックリ。
華奢なシルエットで、様々なカタチの気泡が所々にある
とても愛嬌のあるトックリ。

このトックリをリードディフューザーとして使わせていただくことにしました。私の住んでいる加美町の植物原料をもとに香りを組み立てていきます。
オンラインショップBASEにて9月頃に販売を予定しております。

調香の過程などは、インスタグラムで発信してまいりますので、
ぜひご覧ください♪
https://www.instagram.com/sow.aromacreator

この取り組みをきっかけに、少しでも宮城県を、加美町を
知ってもらえたら嬉しいです。



人、モノ、コト、
何に、どんなものに価値を感じるかは人それぞれ。

いろんな価値観を大切に。
そして、いろんな価値観をかけ合わせて、新たな価値を生み出していきたいと思っています。


自然と共に作り出される商品なので、
その時期、その年によっても
全く同じものになるとは申し上げられません。

「今」だから味わえる自然の恵みを愛で、
均一ではない、自然のゆらぎを楽しめる。
そんな商品を作っていきたいなぁと思っています。


すべてのものには価値がある

そんな風に物事をみることができたら、
きっと、人生が1ミリでも楽しくなるはず!


では、また!

お問い合わせは、
インスタグラムのDMにてお受けいたします。https://www.instagram.com/sow.aromacreator



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