風のように水のようにあなたを思ってる

太陽みたい あなたの光が
いつまでも輝いていますように

足下を見てはいませんか?
空を忘れた鳥たちよ
あなたの願いは未来の先に

雨が落ちて ぬかるんだ道
霧のように纏わる過去が塞いでも
翼で 切り裂いてしまうでしょう

風が吹けば進んでしまえる
思えば遠くへ来たものと
微笑むことだってできるわ

水のように
風のように
あなたを思ってる
変わりゆく今を
共につないで

何もかもが苦しくて
進めないくらい重いなら
捨ててしまっていいんだよ

あなたがさいごに残るなら
すべて昨日に置いといで
「私」だっていらないから

幸せになりたいと願って
自分に聴いてみてほしい
あなたの幸せは何かって

水のように
風のように
あなたを思ってる
隣じゃなくても
必要になれるわ

太陽みたい あなたの光が
いつまでも輝いていますように

水のように
風のように
あなたを思ってる
あなたが幸せでいることを
私は願っている



©2016  緋月 燈

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