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大人だって全力で遊ぶもん

ドイツのミュンヘンに到着しました

今回で2回目のドイツ ミュンヘン

昨年はクリスマスマーケットの時期(激寒)にいきました。今回も日本よりかは涼しいのかなと思っていろいろ上着を持っていったものの、まさかのイングリッシュガーデンの川で泳いでいる人いたし、公園で水着になって体を焼いている人はいるし、街中はみんなタンクトップで普通に日差しも強くてびっくり

ミュンヘンのこの時期といえば
Oktober Fest

オクトーバーフェストは1810年、バイエルン皇太子ルートウィヒと、皇太妃テレーゼの結婚を祝う競馬会で、領民にビールがふるまわれたことから始まったと言われている。

そうこのビール祭り!すごいのが1Lのジョッキしか売ってない笑
ひよってその半分「500mlありますか?」と言って笑われた私は「ラードラー(Radler)」というビールとレモネードを1:1で割ったカクテルにした。
流石にこれは全部飲めたわい!!!Prost! (ドイツ語:乾杯の意味)

今年で213年!

過去には悲しいテロが起きたり、コロナで開催が中止になったこともあったがこうやってまたたくさんの人が集まって開催しているところを見ると感慨深いものがあった。

驚くのがたった1ヶ月のために用意する?という常設の遊園地顔負けの移動遊園地。普通に入場料とってるような遊園地ぐらいバリエーションが多い

ドイツに着いたばかりからかハイになってしまったのかいきなりHung Overという垂直に落っこちるアトラクションをシラフで乗るという。
普通になんで乗ったんだろうレベルで怖かったけど地上から85mからミュンヘンの街を一望したのは良い思い出。やはり高いビルがなくてとにかく綺麗

高いビルから景色を見るのは好きだが東京のように高いビルが凸凹とあるのはあまり好きじゃないことが今回でわかった笑

2日目は朝11時から参戦、1日前より混んでいる
ドイツでは金曜日は仕事が早く終わるらしい
ここで驚きなのが参加者の大半がバイエルン地方の民族衣装を着て参加していること。それも老若男女問わず!
日本の夏祭りで浴衣着ている比にならないくらい。

女性は白いフリルのブラウスに、エプロンドレス。この可愛らしい衣装は「ディアンドル」と呼ばれていて
男性はレーダーホーゼンという鹿の革で作られた半ズボン。半ズボンとサスペンダーが一体化したレーダーホーゼンに、帽子、シャツ、ソックス、シューズを一式として着用します。



現在のレーダーホーゼンは、1着を作るのに1頭~2頭の鹿の皮を用い、質の良いものだと10年以上長持ちするほどの丈夫さ。だから重そう&高いみたい!観光客用のレンタルのものやネットで販売しているのもあるけど現地の人からしたら「買うなら本物でしょう。」と言ったところだそう。
現地で出会ったイタリア人の方は15年毎年オクトーバーフェスに通っているらしく彼はイタリア人だけどモノホンのホーゼンをゲットしてた。

仕事を休んで有給使ってオクトーバーフェスに行っている大人もいれば
家族全員で伝統衣装を着て楽しんでいる家族
おじいちゃんおばあちゃんも杖をついて、車椅子で着ていて
「若い時はよく行ったな」
なんてことを言わせないような参加率の伝統的な祭りは心が暖かくなった。
大人がビール飲んでアトラクション乗っているし
犬も来ているし
おばあちゃんもジョッキのビール極々飲んでいるし

クリスマスマーケット昨年行って感じたけど
大人も子供も遊んで良いんだ
子供を抱きながらジョッキを片手に飲んでいいんだ

そう思えた

日本に住んでいるとママになったらもう遊べない
結婚したら監獄の始まり
なんだか生きづらいって誰かが決めた固定概念のせいで
それに締められて歳を重ねることや大人になることが怖くなたりする人も少なくないだろう

ドイツで感じた
仕事する時、遊ぶ時のスイッチの切り替えが本当にうらやましかった

大人だからってしっかりする必要ない
大人だからってやっちゃいけない
そんなことまじで(日本語で表現しにくいので英語で)Bullshitだなって思った

海外に来て私がなんで居心地が良くなるか気付いた

みんな人のことどうでもいいから
周りも自分のこと気にしないから
自分らしく生きれるわけなんだ

日本では自分勝手、わがまま、図々しい
と捉えられるけどこっちでは立派な主張って時もある。

このマインドだから生きやすいし
これだから私はいつも日本で浮いてたのかもしれない

そして大人でも遊んでて楽しそう
これからはヨーロッパで歳を重ねたいなと思った



Have a great weekend

Luna


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