ダイヤモンド
この世とお別れするときのこと。
新しい方法がいろいろできていることを知り、びっくりした。
遺骨がダイヤモンドになるのだという。
炭素だから、そうなのかも知れないとは思うけれど、指輪やネックレスになるのだという。
また、遺骨を人工衛星に乗せてもらって、宇宙を旅することも出来るらしい。
しかも、出来ることにもランクがあるという。
家族は、今、人工衛星がどこにいるのかを、スマートフォンで地上から確認できるらしい。
宇宙に行きたかったから、人工衛星に乗せてほしい、とか。
樹木葬でお願い、とか。
生前に希望は伝えてあったとしても、こうなると自分の遺志というよりは、家族の選択になるのか。
ダイヤモンド。
魅惑的な光。
しかし、自らがダイヤモンドになったときには、その光を見ることができるのは、天国からということになる。
でも、自分の放つ光を?
大切な人が、身につけてくれるとしても。
とても不思議な感覚だ。
ダイヤモンドというのは、自分の内的世界を想像するときに、輝いているもののような気がするのだ。
自らの内側にダイヤモンドがあり、それを体現するように指に嵌めたりするもののように感じていた。
自分の心の中の煌めきを投影したものが、ダイヤモンドの輝きであるように思っていたのだ。
自分の想いで熟成させる、または、探して見つけて煌めかせる光。
手に入れるようなイメージを持っていた。
Laura Mvulaの
「SING TO THE MOON 」というアルバムを聴いていた時期があった。
Diamonds (Laura Mvula)
Sometimes the grass ain't greener on the other side.
Maybe the sky is clearer in another place.
But you got diamonds under your feet.
But you got diamonds in your heart.
Waiting for a day of change to come.
And you're beautiful, dancing in a gloomy store.
But you got diamonds under your feet.
But you got diamonds in your heart.
But you got diamonds in your heart.
書くこと、描くことを続けていきたいと思います。