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今を一生懸命に

たまたまYouTubeを観ていたら、近畿大学の卒業スピーチの動画が出てきたので2本観てみた
まずは本田圭佑
次に堀江貴文

「欲望を解放しろ、環境にこだわれ」

この一言に全てが凝縮されているような気がした。みんな挑戦を怖がっている。一生懸命足掻いているつもりでも、今の環境の中でだけだ。全国や世界に出た時にはみたことのない強者を目の当たりにすることになる。
だがなかなか今の環境を変えて身を投じることはできない。環境を変えた先で自分が置いていかれるのが怖いからだ。特に私はそういう節がある。今までの環境の中で上位に立つことに常に安心感を得て生きてきた。故に、強者揃いの環境に入ることに人一倍恐怖を感じる癖がある。
ただ成長を加速させてくれるのは環境である。レベルの高い環境で情報を取り入れ、競争していく。みんなが分かっているにも関わらず、行動に移っていない代名詞だと私は感じ、心に響いたスピーチであった。

「未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きろ」

未来については誰もわからない。全ての環境が大きく変わっていく。それ故、考えても意味がない。考えている時間が勿体無い。
そして過去には執着しない。過去に誰に裏切られようと、次の日には忘れている。失敗しても次の日には忘れている。失敗した時にすることは二つで、防止策を練ることと、お酒を飲んで忘れること。
最後に今を一生懸命生きる。目の前のことに一生懸命になること。ホリエモンは食べることも忘れるくらい物事に熱中するらしい。

世界でグローバル化が進んでいる。最高峰の情報にみんながたどり着ける時代になっている。だから常に情報を取り入れていかなければならない。そして毎日日記などで発信をすること。その結果、思考力が育まれていく。
グローバル化が故に競争率はかなり激しくなっている。日本は呑気に生きてきた中で、周りの東南アジア諸国はものすごい勢いで成長している。安泰や権威といった防具は全て取り払われている。
そんな中で生き残り勝ち進むためには、今を一生懸命いきるしかない。

感想まとめ

私は今挑戦をしようとしている最中である。団体を作り、うまく軌道に乗るなら事業化するつもりだ。ただ一歩目を躊躇していた。ちょうどそのタイミングでこの動画に出会った。
もともと周りには安泰を好む人間ばかりで、私もそのうちの1人であった。ただ1人だけ起業をした。それを聞き一緒に飲みに行った。話を聞いていくうちに、私の中の何かがおおきく崩れ落ちる感覚を得たのを覚えている。自分の人生を全て否定したくなったのだ。今まで何をしていたのだと。私は常に上位にいたつもりだった。そして大学にいき卒業し大企業でヌクヌクと生きていた。結果、蓋を開けてみたら、ぬるま湯に浸かっていただけである。大学名も過去の栄光。今はさまざまな大学卒の人と同じ位置にいる。せっかく上位にいたのに今では一般人である。何をしているのか。このときに、脳みその片隅にあった起業したいという気持ちの殻が破れた。今はその事業化に向けて一歩目を踏むかどうか躊躇していたとこだった。まだ荷物を整えている段階である。そんなときにこの動画に出会った。これから外の世界へ出てみようと思う。うまくいくかどうかではなく、上を目指して、今を一生懸命生きるために。
そんな気持ちにさせてくれるお二人であった。感謝である。

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