「障害者」という言葉が与える影響

障害者という言葉が与える影響は様々ある。

1.「障害(病名)の診断がおりてよかった」

 自分がなぜ生きづらいのかわからず、理由を求めて病院に行き、
 診断がおりることで安心する方もいる。

2.「自分は障害者じゃない」

 何かをきっかけに、病院に行くことになり、
 おりた診断が「〜障害(病名)」。
 でも、自分は障害者じゃない!と医師の診断に納得がいかない方もいる。

3.「自分は障害者だから無理だ」

 何かに挑戦しようと思っても、
 「障害者」という言葉が頭をよぎり、
  可能性があったとしても、
 「自分には無理だ」と自分の可能性を自分で切り離す方もいる。

4.「自分は他の人と違う。恥ずかしい。」

 「障害者」という診断を、
 「自分は他の人より下だ」という証拠のように受け取る方もいる。

 

私たちは、障害者という言葉があることで、
人(自分・他者)を「障害者」という枠にはめることがある。

私は私であり、あなたはあなた、
それ以上でも以下でもないはずなのに、である。

言葉に惑わされる必要はない。

所詮、その言葉もまた人が作ったものに過ぎないのだ。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?