もう一度思い出すべきこと。

去年からずっと日本神話のアニメーションを制作しています。
日本神話の中の一番はじまり  別天神(ことあまつかみ)　のお話。

宇宙のはじまりのお話と言われています。

私は18才の時、初めて日本神話を読んで、それからずっと気になってはいたものの、あまりの壮大さに遠い存在のように感じていた。

だけど、去年から日本神話の根底にある考え方や物事の捉え方を勉強すると、驚くほど真実に溢れていて、この上ない安堵感を感じたのを覚えています。

もう私にとってはバイブルのようになっているし、いつでも戻ることが出来る場所ができたように感じる。

ワールドカップでも話題になっていた日本人の清掃や、相手を思いやる気持ち、私たちが普通にやっていることにはちゃんと意味があるし、知らず知らずのうちに、私たちは古くから伝えられているものがちゃんと根付いている。

こんなにも地に足の着いたスピリチュアルがあるだろうかと思う。
とてもパワフルで、豊かで、多様性に満ちていて、全てが許されているんだもの。

もう一度それを思い出すべき時がきたんじゃないか。
だからもっと自由に、私なりの日本神話を表現したい。

そう思ってアニメーションにすることにした。
これは私のライフワークになるだろうと確信している。

実は、私は４月に出産を控えているのだけど、その前に必ずこの作品を産み出したい。