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高齢者の就業実態

こんにちは!ルミエールコンサルティングです。

総務省が2022年9月に発表した資料によると、日本の総人口に占める高齢者(65 歳以上) の割合は過去最高の29.1%に達しました(同年9月15日時点)。
それに伴い働く高齢者も増えています。ここでは同資料から、高齢者の就業実態をみていきます。

高齢就業者は900万人超

上記資料から高齢者の就業状況をまとめる と、下表のとおりです。

高齢者の就業者(以下、高齢就業者)数は 2012年は596万人でしたが、2021年には過 去最多の909万人になりました。


高まる就業率

高齢者の就業率をみると、2013 年に20% を超え、2020年以降は25.1%になりました。なお、65 ~69歳に限ると2021年には50.3%と 半数を超えています。  

就業者総数に占める高齢就業者の割合で は、2019 年以降は男性が14%台に、女性が 12%台になっています。


高齢就業者が多い産業は

2021年時点の高齢就業者数を産業別にみ ると、卸売業,小売業が130万人で最も多く、 農業,林業が104万人、サービス業(他に分類 されないもの)が103万人、医療,福祉が101 万人という状況です。


雇用環境の整備が重要に

少子化による労働人口の減少は、企業の人 材採用を難しくさせています。そのため、高齢者 を雇用することが人材不足を補う一つの方法と なります。
高齢者が働きやすい環境を整えるこ とが重要となります。  



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