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子供にお金の話をしない国

先日、外国の教育者団体に日本の学校訪問をするアシスタントをして答えにゾッとするような事がいくつかあった。まず小学校で時間割をみて道徳って?家庭科って?と話になって

家庭科は衣食住の事についてお裁縫や調理や暮らしに関わる事をします。

となって質問されたのが

なるほど、じゃあお金の事やマネジメントも家庭科でするんだね!

いや、、お金の授業は家庭科でしないかな、、

小学校でしないんなら中学校で??

いや、、中学校でもないかな、、、


え??いつ学校でするの?
それとも各家庭内だけなの?? 

学校でも、家庭でもあまり経済状況というのは親から大人から子供にはしなくって大学進学とかの時に初めて知るケースもわりとあるかな、、
日本人は友人同士でもお互いの給料とかとにかくお金の話は隠す傾向にあるね。それはお金を持ってても持っていなくても。宗教的というよりもお金を話をしない美学みたいなのがあるのかな、、、


えー!子供の頃にお金の話も授業もなくて社会に出るの困らない??

うん。困ってる知識も何も知らない人はいっぱいいるよ。。。

答えながら悲しくなってきた日本人の私。
子供の頃にちょっとだけお小遣い帳で収支をやっておままごとの様なやりくりしただけで終わってません?家計や会計や収支とか習ったっけ?学費以外にも入試や塾や雑費(用品や制服や修学旅行など)色々経費がかかる子育てとか親になってから気付くとか危うくないですか?色んな意味で子供のまま社会に出るのって不利益でしかないはず。
私は私立の中高一貫校だったからなのかちょっと変わった社会の先生がいて中学生の頃に株式の勉強があり今となっては感謝してます。
授業の内容は各自新聞を持ってきてまず新聞の構成から教えてもらい(ラテ欄しかみてない子供にw)
株式の事と見方を教わり各自手元に100万ある設定で2週間ほどでクラスで誰か1番増やせるのか!というものでした。一括して同じとこを買うも良しバラバラに買うも良しみんな毎日新聞チェックして動向をみた面白い授業でした。今では新聞もとる家も減ってるので違う授業になってるのかな?
私の社会の仕組みを知るのに役立ったのはゲームのシムシティと桃鉄!街づくりで公務員の大切さが分かり桃鉄で決算期を知ったのでした。
きっかけは何であれこういうマネジメントと社会を知るのはとても大事だと思います。三大義務の納税と労働だけどもっと仕組みを早くから知るのは大事だなと思います。金融庁が出してたウンコドリルも子供にはとってもよかったし生きてくのにお金は不可欠!遅い事はないので大人も子供もお金の勉強しないとなーと思います。

#お金について考える


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