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2021年9月の記事一覧
去っていったカメラたち(その③)
ヤシカ T4
東京の中野に行き、このカメラを入手した。
その足で、閉園間近の六義園に行き、リバーサルを通して撮影した。
当時は火山の噴火の影響で「ドーンパープル」という紫がかった夕焼けが出ていた。
冬枯れの枝が、掌に透ける血管のようだと後で思った。
RICOH CX2
RICOHのコンデジは、これまで6台使ってきた。
理由は、とにかく使いやすかったからだ。
操作性が一貫していて、露出補正
去っていったカメラたち(その②)
TAMRON 500ミリ F8
一時期、レフレックスレンズに凝ってました。
安い超望遠レンズだから、というのもありますが、最短撮影距離が短く、マクロレンズ的に使えるのがよかったんです。
コントラストが低かったり、ボケがリング状になるのが特徴ですが、色収差がとても少なくて、ピュアな発色をします。
今でも使いたいレンズですが…あまり見かけませんね。
ソニー マビカ
世にも不思議な、3.5イン
去っていったカメラたち(その①)
まずはOLYMPUSのPEN-F。
ハーフサイズ一眼レフ、という、今も昔も貴重なカメラ。
伝説的カメラ設計者の米谷美久氏が手掛けたカメラです。
この写真の場所は、長野県小諸市の懐古園。
小諸には、PEN-Fの縦画面が似合います。
次にOLYMPUSのOM-1。
地元の七夕まつり。
へそ曲がりなもんで、祭りの中心から離れた光景も好きなんです。
コニカ ビックミニ201
青森県の五能線に乗
カメラ、カメラ…(番外編)
歴だけは長く、ついに技術は上達しなかった私の写真人生。
長く「カメラ沼」に浸かっていた私だが、それももう長くはないと思う。
写真のデジタル化は、カメラの光学性能以上に、画像を制御することに優れている。
スマホのカメラが良い例で、ひたすら高画素化が進んでいるが、その事によって新たな地平を開いている。
これはフィルム時代では成し得なかった事だ。
そんな写真人生の中で、何か一台だけを選べと言われたら…
カメラ、カメラ…(デジタルカメラ編④)
春四月、桜も咲いたという日に、戻り雪が降った。
仕事の合間の時間に、ある寺の駐車場に私は車を停めた。
雪は相変わらず、積もるかと思う勢いで降っていて、あたりは徐々に、ほの白くなっていった。
私はズボンのポケットからスマホを出す。
桜に積もる雪を撮り、観音菩薩の横顔を撮ったりした。
なんの手も加えたわけではないのに、撮影した画像は美しかった。
その後、違う神社で、今度はムービーを撮った。
若葉が
カメラ、カメラ…(デジタルカメラ編③)
ミラーレスで最初に求めたのは、ソニーのNEX5Nだった気がする。
気がする、というのは、ミラーレスの買い換えが頻繁だったから。
なので思い出す限りを羅列してみる。
ソニー NEX5N、NEX5T、ルミックス GX1、G2、GF3、GF5、オリンパス E-P5。
これらを3年ほどの間に売買している。
どうしてこれ程動きが激しいか、というと、ミラーレスはモニターで構図をとるからで、それが時に鬱陶し
カメラ、カメラ…(デジタルカメラ編②)
ペンタックスistDを求めたのは、そのファインダーのキレイさゆえだった。
大きく明るく、ピント合わせがしやすい。
当時のデジイチは、なぜかピント精度がイマイチで、やきもきさせられる事が多かった。
手動で合わせた方が速いし、正確だった。
istDは、手ぶれ補正が無いカメラだったが、MFの50ミリを着けておけば、特に問題は無かった。
50ミリは今でも好きだが…不思議なことにボディーを選ぶ気がする。