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#自分語り

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今までの私の履歴から、少し引き出して書いています。
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2021年9月の記事一覧

日光に消えかかった…。

日光に消えかかった…。

…日光の中禅寺湖と言えば、華厳の滝と共に超有名な景勝地だ。
しかし、中禅寺湖の西側に「西ノ湖」という小さな湖があることを知っている人は少なかろう。

地図を見て「ここに行ってみようか?」と思い立ち、それを即行動に移せるのは若さの特権だ。
車を道際の小さな駐車場に入れると、カメラバックひとつ持って、熊笹の生い茂る登山道へと分け入った。

まだ日は高くて、周囲には同じように湖を目指す人もいた。
徒歩で

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青森の海に消ゆ(汗)。

青森の海に消ゆ(汗)。

自然は怖い!!。
なめちゃいけない。

…冬の日本海は、演歌が似合う。
北島三郎なんて、もうサイコーだ!。
アイヤー!カモメが凧みたくなって、沖合いの空に飛んで行くぅ…。

JR五能線の深浦駅の近くに「大岩」という景勝地がある。
大きな岩礁だが、すぐそばにまで歩けるように、歩道が設置されている。

私は深浦駅で下車して、この「大岩」で撮影をしようと決めた。
ひとり旅、きまま旅の良いところだ。

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コスモス咲いた!

コスモス咲いた!

秋桜が良い感じになってきましたね。

桜、コスモス、曼珠沙華。
花にも色々あるけれど、この3つが特に好きですね。

コスモスを初めて意識したのは、山口百恵さんの「秋桜」からでした。
…薄紅の秋桜が秋の日の…と続く言葉の美しさ。
さだまさしの株を大いに上げた一曲と言えましょう。

他にもコスモスを題にとった歌は多くて、有名どころでは「コスモス街道」(狩人)がありますね。
当時、この街道はどこなのか?

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クリスマスにはカメラを買おう!

クリスマスにはカメラを買おう!

…わからない人にはきっとわからないことだけど、私は、気分が沈みがちになったり、寂しかったりするとき、カメラを買っている。

このnoteを見ている人の中には、首を縦に振ってくれる、ありがたい方もいるだろう。
でも、多くの人は、この気分はきっとわかってないのである。

気分を盛り上げるためのツールとして、カメラやレンズが欲しいのだ。
そして、買ったカメラを持って、どこかに旅に出る。
知らない町を旅し

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「66」な世界。

「66」な世界。

「ダイアン・アーバス」という写真家をご存じだろうか?。
彼女の代表的な作品は、双子を撮った6×6の写真で、被写体の多くはフリークス(今で言えばマイノリティーか?)だった。

単なる興味本位では無かったろう事は、彼女自信が精神を病んで、自殺に追い込まれてしまったことからもうかがえる。

元々は6×6は「縦でも横でも自由にトリミングできるサイズ」として重宝されていた。
しかし、スクエアのフォーマットを

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キヤノンを持った神様たち

キヤノンを持った神様たち

「これで撮っていただけませんか?」
…渡されたカメラは、古いキヤノンの一眼レフ。
確か50ミリレンズがついた、FTbだったように思う。

ええ、いいですよ?と、いつも通りにカメラを受けとる。
私は肩に、自分のニコンF801を下げ直し、FTbを構えた。

…左手に伝わる感触が変だった。
レンズがガタついている。
マウントに何か不具合があるのだ。

「これじゃあピントが出ないよなぁ」
…内心そう思いつ

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高校生とAE-1。

高校生とAE-1。

Canon AE-1が未来遺産に認定されたという記事を見た。

高校の修学旅行だったか。
私は当時のマイカメラ「PETORI FTE」を、旅行の相棒とした。
まあ、他にカメラは持っていなかったのだけど。

あるクラスメイトが所持していたのがAE-1だった。
「連写一眼」というコピーで売り出したカメラだったが、彼のAE-1にはワインダーは着いてはいなかった。

正直、嫉妬した。

当時の高校生が使っ

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去っていったカメラたち(その③)

去っていったカメラたち(その③)

ヤシカ T4

東京の中野に行き、このカメラを入手した。
その足で、閉園間近の六義園に行き、リバーサルを通して撮影した。

当時は火山の噴火の影響で「ドーンパープル」という紫がかった夕焼けが出ていた。
冬枯れの枝が、掌に透ける血管のようだと後で思った。

RICOH CX2

RICOHのコンデジは、これまで6台使ってきた。
理由は、とにかく使いやすかったからだ。

操作性が一貫していて、露出補正

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去っていったカメラたち(その②)

去っていったカメラたち(その②)

TAMRON 500ミリ F8

一時期、レフレックスレンズに凝ってました。
安い超望遠レンズだから、というのもありますが、最短撮影距離が短く、マクロレンズ的に使えるのがよかったんです。

コントラストが低かったり、ボケがリング状になるのが特徴ですが、色収差がとても少なくて、ピュアな発色をします。

今でも使いたいレンズですが…あまり見かけませんね。

ソニー マビカ

世にも不思議な、3.5イン

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去っていったカメラたち(その①)

去っていったカメラたち(その①)

まずはOLYMPUSのPEN-F。

ハーフサイズ一眼レフ、という、今も昔も貴重なカメラ。
伝説的カメラ設計者の米谷美久氏が手掛けたカメラです。

この写真の場所は、長野県小諸市の懐古園。
小諸には、PEN-Fの縦画面が似合います。

次にOLYMPUSのOM-1。

地元の七夕まつり。
へそ曲がりなもんで、祭りの中心から離れた光景も好きなんです。

コニカ ビックミニ201

青森県の五能線に乗

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カメラ、カメラ…(番外編)

カメラ、カメラ…(番外編)

歴だけは長く、ついに技術は上達しなかった私の写真人生。
長く「カメラ沼」に浸かっていた私だが、それももう長くはないと思う。
写真のデジタル化は、カメラの光学性能以上に、画像を制御することに優れている。
スマホのカメラが良い例で、ひたすら高画素化が進んでいるが、その事によって新たな地平を開いている。
これはフィルム時代では成し得なかった事だ。

そんな写真人生の中で、何か一台だけを選べと言われたら…

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カメラ、カメラ…(デジタルカメラ編④)

カメラ、カメラ…(デジタルカメラ編④)

春四月、桜も咲いたという日に、戻り雪が降った。
仕事の合間の時間に、ある寺の駐車場に私は車を停めた。
雪は相変わらず、積もるかと思う勢いで降っていて、あたりは徐々に、ほの白くなっていった。

私はズボンのポケットからスマホを出す。
桜に積もる雪を撮り、観音菩薩の横顔を撮ったりした。
なんの手も加えたわけではないのに、撮影した画像は美しかった。

その後、違う神社で、今度はムービーを撮った。
若葉が

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カメラ、カメラ…(デジタルカメラ編③)

カメラ、カメラ…(デジタルカメラ編③)

ミラーレスで最初に求めたのは、ソニーのNEX5Nだった気がする。
気がする、というのは、ミラーレスの買い換えが頻繁だったから。
なので思い出す限りを羅列してみる。

ソニー NEX5N、NEX5T、ルミックス GX1、G2、GF3、GF5、オリンパス E-P5。
これらを3年ほどの間に売買している。

どうしてこれ程動きが激しいか、というと、ミラーレスはモニターで構図をとるからで、それが時に鬱陶し

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カメラ、カメラ…(デジタルカメラ編②)

カメラ、カメラ…(デジタルカメラ編②)

ペンタックスistDを求めたのは、そのファインダーのキレイさゆえだった。
大きく明るく、ピント合わせがしやすい。
当時のデジイチは、なぜかピント精度がイマイチで、やきもきさせられる事が多かった。
手動で合わせた方が速いし、正確だった。

istDは、手ぶれ補正が無いカメラだったが、MFの50ミリを着けておけば、特に問題は無かった。

50ミリは今でも好きだが…不思議なことにボディーを選ぶ気がする。

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