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フンデルトヴァッサーの「森の渦巻き(ヴァルトシュピラーレ)」 ("Waldspirale"designed by Friedensreich Hundertwasser) / ドイツ・ダルムシュタット②

こんにちは。
マチルダの丘から20分程歩くと見えてきた!ヴァルトシュピラーレ。
ウィーン出身の芸術家、敬愛するフンデルトヴァッサーの建築物。

ダルムシュタットに来たのは、このぐるぐるヴァルトシュピラーレに会いたかったから。

2000年に完成した12階建、105戸を抱える集合住宅。

1000枚以上あるという窓のデザインはすべて異なるそう。

柱やドアノブなどのデザインも少しづつ違ってカワイイ。

「自然界には直線や同一のものはない」というフンデルトヴァッサーの哲学。曲線で構成された彼の建築物は柔らかで優しい。

ドイツ語で「ヴァルト」は森、「シュピラーレ」は螺旋。
ヴァルトシュピラーレは、大きなサンショウウオが横たわった感じの全景。
1階から12階へと緩やかに傾斜する屋上庭園が広がっています。

屋上庭園も地下駐車場も住人ではないので入ることはできませんが、俯瞰して見てみたかった。

「自然は至高の現実であり、世界的な調和の源なのだ」という彼の作品は「自然+美=幸福」という方程式を中心に構築される。

昔はカフェが入っていたそうですが、残念ながら閉店したよう。

大阪の舞洲ゴミ処理場を思い出した。
(記事「フンデルトヴァッサーが手掛けた舞洲ゴミ処理場 / 大阪③」)

クンストハウス・ウィーン。

ロシア正教会を見た後の、フンデルトヴァッサーを象徴する金ピカ玉ねぎ。

またねー。



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