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迷路のような本屋さん「BookXcess」と「オールド チャイナ カフェ」 / チャイナタウンKL②

こんにちは。
覚悟はしていたけど…KLも湿度高くて暑い。

KLの恭和堂


暑さの中チャイナタウンに着いた途端、おー亀ゼリー!と飛び込んだ恭和堂。

香港の街角でグビっと一杯飲む漢方茶を思い出して。

しかしこの恭和堂、同名の香港の老舗「恭和堂」と全く関係ないらしい
でもまあ、この暑さ。暑気払いにとりあえず亀ゼリーいただくわ。

「亀苓膏(亀ゼリー)」は、甘草など数十種類の薬草を煎じた煮汁に、漢方薬の一つである亀板(亀の胸と腹の外皮)を干したものを加えて煮詰めゼリー状にしたのもの。

漢方味があるのでシロップをかけても。この量もペロリといけちゃう。

清朝の宮廷の漢方甜品として珍重されていたという亀苓膏。宮廷医師であった厳綺文が故郷に帰り、解熱解毒の薬として農民に広めたという。香港の「恭和堂」を創設したのがその厳綺文の子孫だとか。

まあ香港の「恭和堂」とは別物として楽しむ。

BookXcess RexKL店

亀ゼリーで元気になり、BookXcessへ。
BookXcessは2007年に開業したマレーシアの大型本屋さん。ぎっしりとディスプレイされた本たちが特徴的な店舗を展開しています。

2021年11月にオープンしたチャイナタウンに位置するRexKL店は、1947年に建てられた映画館を改装した建物に入っています。

KLのチャイナタウンの象徴だった1000席を有するシングルスクリーンの映画館は、何度も火災に見舞われ閉鎖されました。

2007年に再び火災が発生し、しばらくは廃墟同然だったそうですが、この建物を復活させるプロジェクトが立ち上がり、旧映画館の座席があったエリアがBookXcessとして生まれ変わりました。

迷路のように巡り、本を探す楽しみが仕掛けられています。

とはいえ、ジャンル別にディスプレイされてるので見つけやすい。

ドルで買うより安かった2冊。重いけど持って帰るわー
みんな思い思いに写真を撮ったり、本を探したりしていました。

スリ マハ マリアマン寺院(Sri Maha Mariaman Hindu Temple)

クアラルンプール最古のヒンドゥー教の寺院、スリ マハ マリアマン寺院。

南インドのドラヴィダ様式のゴプラム(塔門)には、228体のヒンドゥー教の神々や従者の彫刻が施されていました。

ここでも女性は横乗りなのね…

内部見学も出来ますが、今回はパス。

神さま、またねー。

お花を愛で、

蓮の花好き。

暑い中お疲れさま。

1887年に建てられたチャイナタウンにある道教寺院、關帝廟。

Shiok Collection

ラッピング用品を豊富に扱っていたこのお店、特にブーケー用のクラフト紙の色揃えが素晴らしかった。

繊細なグラデーションを作りたくなる絶妙な色が揃っていました。

素材屋さんって長居してしまうよね。

オールド チャイナ カフェ(Old China Cafe)

戦前のショップハウスを観たかった私が向かったのが、オールド チャイナ カフェ。

ショップハウスとは、1階が店舗、2階が住居となっている店舗兼住居の建築形態。間口が狭く、奥行きが長いのが特徴。

最近のリノベしたカフェとは違い、ここは戦前のショップハウスそのままを保存しています。

かつてはセランゴール州および連邦直轄のクリーニング協会の組合ホールだったという建物を、1920年代にチャイナタウンのこの場所に移転したそうです。

向かい合う 2 つの大きな鏡は、永遠に幸運を映すと信じられている風水鏡。

2階。

これくらい大きな陶板、欲しいなー

提供される料理は、中国の食材をマレーのスパイスと調理法で調理したババ ニョニャ料理。

19世紀後半、中華系移民の男性が現地のマレーシア女性と結婚して生まれた男の子をババ、女の子をニョニャと呼んでいたことから「ババニョニャ民族」と呼ばれるようになります。

米粉を揚げた帽子型の器に具材を入れて食べる "Nyonya Kuih Pie Tee"

プラナカンとは、各国から移住してきた男性とマレーシアの女性との間に生まれた混血の子孫の総称。なので、中華系移民男性とマレーシア女性との子孫であるババニョニャは「プラナカン・チャイニーズ」と形容します。

昔、シンガポールで初めてこの「プラナカン・チャイニーズ」の文化に触れ、シノワズリ好きな私は夢中になったのよねー

おっ、パスポート写真はここにお願いしたい。

チャイナタウンでしたー
続く。









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