UFOに挨拶して、ネバダとアリゾナの州境に君臨する巨大建造物を見てセドナへ〜Hoover Dam(フーバーダム) / ネバダ
こんにちは。
今回の旅は、カリフォルニアを出てニューメキシコまで行きます。まずは、サンフランシスコからラスベガス(ネバダ州)へ。
一日に走る距離が500マイル(約805km)を超えるとちょっとキツイ。飛ぶと早いんだけどね(1.5時間)。
Jeep Grand Wagoneer
旅の相棒は、Jeep Grand Wagoneer。
砂が柔らかく深いユタやアリゾナのダートロードは、ハイクリアランスの車が必須。クーラーボックスとか本とか、自分の旅に必要な物も、旅先で欲しくなるかさ張る何かも、気にせず全部詰め込んで帰れる車ってやっぱりラク。
長さ545cm、高さ192cm、全幅212cmは思った以上に大きい。右のサイドミラーの遠いこと…走り始めはビビったけどすぐに慣れるものですねー
McIntoshのオーディオで音の質は良いし、パワーシートにはマッサージ機能、シートクーラー&ヒーターがついていて快適だし、渡河性能は水深24インチ(61cm)。自分でその道路状況に合ったパフォーマンスを最適化してくれる頼もしいヤツ。
またMojaveを通り抜け、
Baker
I-15をひたすら走り、なんかポールが立ってるぞ、と思ったらBaker(ベイカー)という町。このポール、世界一高い温度計なんだって。
そしてベイカーは、宇宙人とUFOにも会える砂漠の町なのだ。
まあ、お隣のネバダ州にはエリア51もあるしね。
宇宙人がいたのは、Alien Fresh Jerkyというビーフジャーキー屋さんでした。
この店の外観より、横にあった小さな売店と
来たっ!!!
UFO HOTELってのがカワイかったのだ。
Hoover Dam
見たいものがあったので、ベガス泊にしたんだけど…疲れて諦め。
で、ぐっすり寝た次の日は、I-11を南下します。
ネバダからアリゾナへ。
気分良くブンブン走ってたら、あれっ以前の道と違う!
ベガスからグランドキャニオン方面(アリゾナ)へ往き来する時通るのは、フーバーダムを真横に見ながらのクネクネ道(国道93号線)だったよね???
おー真っ直ぐで快適な道になってるー
なんと、2010年にバイパスが開通して、クネクネ道を通らずアリゾナへ入ることが出来るようになったんだって。
なるほど。「Mike O'Callagham - Pat Tillman Memorial Bridge」(通称:コロラドリバー橋)が出来て、クネクネしなくてもよくなったのね。
日本の大林組とPSM Construction USA(ピーエス三菱の子会社)が進めていたフーバーダム バイパス プロジェクトにより完成したこの橋は、コンクリートアーチ橋として北米で最長だそう。
じゃ、以前のクネクネ93号線はどうなったのか…気になって、寄るつもりのなかったフーバーダムへ向かう。
ひえ〜クネクネはフーバーダムへの専用道に化し、厳ついセキュリティーチェックポイントなるものが設置されていた。
ダムの建設に尽力したHerbert Clark Hoover(第31代大統領)の名を冠するこのダムは、コロラド川を堰き止めて造られ、人造湖ミード湖の真ん中を貫くようにネバダとアリゾナの州境があります。
ネバダ(Pacific Time Zone)とアリゾナ(Mountain Time Zone)は違うタイムゾーンに属しますが、その時差1時間があるのは冬期だけ。夏期はアリゾナがDST(Daylight Saving Time=サマータイム)を導入していないので、ネバダだけ1時間進み同じ時刻になります。
ダムの巨大さってとてつもなく怖い。
どこまでも深い水の色、人造湖に湛えられた水…何かが潜んでそうだし、違う世界に繋がってる感が否めない。
この穴なんて恐怖しかない。
ああ、地下神殿を思い出した。
(記事「防災地下神殿「首都圏外郭放水路」、「第1立坑」を降りてみた!」)
傾斜も恐怖。
説明とかブッ飛んで、あらぬ方向に妄想が広がる。
鉄塔刺さってて岩が痛そうだった。
Route 66
フーバーダムを後にして、I-40(州間高速道路40号線)に入りセドナへ向かいます。Route 66ですねー
シカゴからサンタモニカを結んだ大陸横断道路 Route 66は、州間高速道路の発達によりその役目を終えますが、Historic Route 66として部分的に現存しています。
Route 66は、5本の州間高速道路に分割されカバーされています。I-40はオクラホマシティ〜カリフォルニア州バーストウ間をカバー。
Sedona
今回の旅でとても行きたいところがあったのですが、様々な要因が重なり断念。で、急遽変更してセドナへ。
虹!ああ、きっとセドナに呼ばれたのね。
夕陽に美しい!セドナのレッドロックが迎えてくれました。
続く。
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