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オナカのチカラproject 

この腸活ブームを一過性に終わらせずに、美容・健康の本質の理解を促し、より多くの人々の健康増進、ウェルネス向上に貢献することを目的としています。

食育とは、「様々な経験を通じて、食に関する知識と、バランスの良い食を選択する力を身に付け、健全な食生活を実践できる力を育むこと」。

日本は世界に先駆けて食育基本法が2005年に国会で成立しました。食育は、生きるための基本的な知識であり、知識の教育、道徳教育、体育教育の基礎となるべきもの、と位置づけられています。単なる料理教育ではなく、食に対する心構えやマナー、栄養学、伝統的な食文化についての総合的な教育でもあります。

大人になってからも「食育」

食育は、子どものものというイメージを持たれる方もいらっしゃいますが、食べることは生涯にわたって続く基本的な営みでもあり、健康に多大な影響を与えることからも、子どもはもちろん、大人になってからも「食育」は重要です。

昨今の「腸活」ブームは、大人が「食に関する知識と、バランスの良い食を選択する力を身に付ける」大変良いキッカケではないでしょうか。

私たちと共生しているマイクロバイオーム

生理栄養学や分子栄養学だけでなく最新の生命情報科学で明らかになりつつある、私たちと共生している微生物群(マイクロバイオーム)が及ぼす影響など、広範囲に渡るエビデンスや洞察から、生き物が本来持つ免疫力や治癒力を適正に維持する知識とそれを実践できる力を育む機会を作りたいと考えています。

様々な疾患と腸内細菌との関係

親の腸内環境の悪化は世代を通じて

近年益々免疫(アレルギー・自己免疫疾患)、腸(炎症性腸疾患・過敏性腸症候群・大腸がんなど)、神経(うつ病、自閉症、パーキンソン病など)、代謝(肥満、糖尿病、動脈硬化症、脂肪肝・肝がん)などの疾患が増えています。そして、これらの疾患が腸内細菌と相関性があることも分かってきました。

また、子どもたちのアレルギー疾患、精神・神経系疾患の急増とともに、子どもたちの味覚障害や肥満も増加してきています。味覚障害は偏食を助長することになり、子どもたちの腸内環境が正しく育成できない一因にもなります。

そして、親の腸内環境の悪化は世代を通じて、子孫の腸内環境の益々の悪化につながるという研究報告もあります。親自体の健康・不健康が子どもたちの将来の病気にもつながるのです。

ウェルネスの輪を広げる

「オナカのチカラ」プロジェクトは、食だけで止まらず、免疫力や治癒力の鍵となる腸内環境と血流・血糖値の改善、自律神経、さらに骨盤のバランスを整えるための、知識や情報を一緒に学ぶキッカケを作っていきたいと思います。

私たち自身の美容・健康改善は、子どもや家族の笑顔、そして健康寿命にもつながります。

そして、ウェルネスに関わる輪を広げ、参加者みなさんの笑顔を作るとともに、このウェルネスの輪で生まれた利益が将来の予防医療や医療技術の発展につながる循環サイクルを作ることを目指しています。

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