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第9号 助言受取。


ついにこの日がやってきた!!(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
我々のコンポストを助言してくださるスペシャルゲストが来てくれるこの日が!!


コンポストアドバイザー、とってぃー降臨!


左からよこぴー(遊びに来てくれた)、とってぃ(アドバイス中)、そして話を聞くねーさん。

とってぃは大宮交通公園で、LFCコンポストをそこで実践したり、園内に落ち葉堆肥コーナーを設けたりと実際に堆肥作りをされているのだ!
よこぴーが管理人として常駐するシェアハウスでも数々の"おいしい"や"楽しい"イベントを開いていたり、滋賀でも地域関連の活動を始めるなど、コンポスト以外のことでも手広く、そして人脈も広く、そして爽やかなとってぃー。
この日は他にも興味を持ってくださった仲間も連れてコンポストの視察とアドバイスに来てくれはった!

TIPS:大宮交通公園LFCコンポストについて!知らない方は下記をチェック!↓


白いシャツを着た両サイドの2人も、とってぃーに誘われて一緒に見に来てくださった!筆者はお二方とも後ほどおしゃべりして仲良くなりました。

まず、前回などでも取り上げていた、もはや無視しそうになってまでいた"問題"
その虫が湧くこと自体に対して、特に問題ではないそう。
どうやら、米ぬかを投入しすぎたあまりに栄養過多になったり、そのニオイに釣られて卵を産みつけたアブたちの影響ウジがワキワキしたそうな。。。

確かに文献などで調べてみると、むしろ分解を進めてくれる存在ではあるため、不快ではあるけど実質的な害はないとも書かれていた。
そうか。。。そうなら重く受け止めなくてもよさそうやなぁ。
僕はとってぃーの話を聴きながらそんなことを考えていた。

そしてそして!

例えば生ゴミとはまた別に、落ち葉のみを堆肥にすれば、ニオイも出ないしそのおかげで船岡山公園内にも撒きやすく、また大量に作れるのではということも指摘していただいた!
あとは、生ごみを含む堆肥よりも、落ち葉のみの堆肥の方がコンポストのライト層でも取っ付きやすいため、2種類で分けて作る方がいいかも、というメリットも!

確かに、現在は緑色のこのビニール素材でできたコンポスト容器を使っているので
湿気も水分もたまりやすく、よくなかったのかもしれん・・・。

ちなみに天候も悪く、こんな足元の悪い中お越しいただいたみなさんには頭が上がらない!


実はできていたもう一つのコンポスト?

とってぃが言う。「排水溝のところとか、あの植物が生えてるところは、自然に落ち葉が腐葉土になって、土ができてるから、今こうやって植物が生えてる

およよ・・・?実は私たちが気づかなかったもう一つのコンポストができていたのか?とってぃーの言葉を聞いてふと視線を向けると、確かに生えてる、植物が。

そういえばただの風景と化していたこの雑草もよくよく考えればコンクリの溝から生えてる。土がないとこうはならない!
写真左奥も、確かに緑が生い茂っている!そこには山盛りの土と砂が!

なるほど、と思った。
つまり排水溝をのぞけばそこには落ち葉コンポストのいい例が現在進行形で保存されていたと言うことか!

なんということでしょう!!(既視感)


船岡山公園管理事務所・建築事務所のSTUDIO MONAKAから共同代表の1人の岡山さん(中央左)や社員の奥山さん(中央左)も途中から加わる。

岡山さんいわく、「水はけ問題、ちょっと気になるけどパレット(荷物を載せる時に使う荷役台)を下に敷くとかしたり、対策すればそこのスペースに広げちゃってもいいかもしれへんな」

そう。いっそのこと広げてしまい、このゴミ箱が置かれているコンクリートスペースにうつしてしまうのはどうかということに。 

確かにいいスペースかも。

こんな感じでこれからの作戦をたてつつ、悪天候のためこれ以上は長くいられない!と一行は管理事務所へ戻った。

可視化されたコミュニティ

陰ながらコンポストのもう一つのやりたいことが気づいたら形になっていた!
"コンポスト"を中心に人と人が交流する機会が創れたらな・・・・と。

まさに今、それが見えた。

管理事務所棟内で談笑する私たち。
周辺地域の話題や近況について盛り上がった!

以前少し触れていたコンポストでできた堆肥を使った「アーバンファーミング」を周辺地域で作られようとしているお話も、とってぃーから聞いた。


なんか、このユニット(とってぃーと岡山さん)いいな。

そのアーバンファーミングプロジェクトは、紫野界隈にある再建築不可の土地を利活用して、その地域だけでなく他の地方でもモデルとなるようなものができればと考えられているらしい。
そしてそこには荒川さんという地主の方や、農業に精通する江頭さんという別の方も巻き込んでのプロジェクトで、後日、新大宮広間にてそのミーティングが行われるそう!僕はそこに参加することになった

この時間を過ごして、岡山さんの言葉で特に印象に残ったものがあった。
地域で生まれたエネルギーが、地域で消費されたらいいよね」

そう、それは私たちの目指す本質やった。
資源循環が船岡山公園や周辺地域で行われれば、それは間違いなく地域活性化の一筋になる。
現に、この船岡山公園や紫野などの一帯地域は衰退しているわけではないけど、
より活性化することはなんぼあってもいいことではあるのだ。


次のオープンパークに向けて!

そうや、忘れたらあかんやつがあった。
次のオープンパークでは生ごみ回収をするのだ!

生ごみ回収をするにあったって、STUDIO MONAKAの三上さんと
3人で話をすることになった。

(あいにくその様子を写真に撮り忘れたのはここだけの話)

ある日のオープンパーク。船岡山公園では毎月第3日曜に交流・出店がたくさんされるイベントが行われている。

オープンパークは私たちも毎月顔を出してるからわかるけど、飲食の出店は何店舗かがある。

でも、
実際にその場で調理をすることは少なく、それよりも仕込み段階で生ごみが出たり、業務用のカット食材を使ったりとかして生ごみがあんまりでーへんかも・・・。
そもそも人が数百人単位で来るようなイベントじゃないから、食べ残しもそんなにないやろうし・・・・

三上さんとねーさんとそう考えた結果、この2軸で生ごみを集めるのはどうだろうということになった。
①出店者さんから生ごみを集める
②食べ残し用生ごみ回収BOXを既存のダンボールゴミ箱に設置!

ということで、生ごみ回収に向かい、その回収BOXのデザインをこれから話し合ったり、
出店者さんグループでの生ごみ回収呼びかけをすることが決定!

どんなデザインになるのか、そして生ごみは集まるのか!?


つづく


ライター:ヤマグチ コウタ
(京都精華大学メディア表現学部4回生)

協力してくださった味方:とってぃ(コンポストアドバイザー)、
            シェアハウスやSTUDIO MONAKAからの見学者たち

実績解除:「自然な発酵」
  EXP:+100p(とってぃーのアドバイスを聞いてうなづいた回数)

NEXT→コンポスト地の整備とニオイ消しの投入

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