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アウトプットは難しい
4月から大学院生になった。
ちょうど1年前の6月ごろ、大学院目指そうかなと考えた。
心配したのが、年齢制限。それが心配だった。
だが心配は消え、受験、合格、ワクワクしながら4月を待った。
入学してすぐにワクワクは消えた。
最初の1ヶ月半、苦しかった。
ワクワクから遠い、後悔と劣等感と。
それは、今思えば、
自分の意見が言えなかったこと。
大学院は思った以上に、
意見を交わす場が多く、でも言葉が出てこない。
出ても続かない。
周りは堂々と語り続けるのに
何も言えない。焦って焦って、冷や汗。
5月半頃、授業中議論を交わす中で、ふと目を閉じた。
自分にはアウトプットするものがないのか。
日々追われて、学びも少なかったし
読書もできていないし
だから学びにきたのだ。
ふと、自分がしてきたことが映像として浮かんだ。
それからコツを掴み
経験場面を思い浮かべて、話すようになった。
苦しさから少し抜け出せた。
アウトプットできていなかった私。
今も得意ではないけれど
ぼんやり明かりが見えきた。
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