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希望を持って、給料が上がる社会を迎えにいく

【 自己紹介 】

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このブログでは、2019年7月にうつ病を発症し、それをきっかけにその年の12月からブログを始めて、それからブログ更新してきました。しがないサラリーマン弁護士である僕が、日々考えていることを綴っています。

毎回ご覧くださってありがとうございます。本当に励みになっています。

【 今日のトピック:希望と昇給 】

2日ブログをお休みしてしまいましたが、そんなの関係なく、今日も書いていこうと思います。

さて、円安が止まりません。そりゃそうですよね。アメリカでは金利を導入して、日本ではゼロ金利を続けているわけですから。

インフレによって物価が上昇していますが、日本では、給料は上昇しないので、生活は圧迫されます。インフレは、好景気の条件でもありますが、給料も一緒に上昇しないと、ただただ物価上昇によって生活を圧迫するだけになります。

だから、アメリカは、金利を導入してインフレを抑制しているのです。

しかし、日本では、金利を導入していません。なぜなら、金利を導入すると、日本経済が壊滅する危険性があるので、ゼロ金利を変える政治判断なんてできないからです。

ただ、もう商売を退いた年寄りから見ると、金利を導入して円高に触れたほうが、同じ金額で買えるものが増えるので、イイ感じだと思います。

だから、僕が政治家なら、年寄り向きの政策に振って、金利を導入してもいいのかなと思います。

ゼロ金利を前提に回っていた日本経済で金利を導入したら、そりゃあもう、株価は大幅に下落するでしょうし、景気が悪くなるので、消費は落ち込むでしょう。

ただ、ゼロ金利になってからも、日本経済は少しずつ少しずつ下降してきました。

バブル期に日経平均が3万8000円をつけてからずっと、株価が再度その金額までたどり着くことはありませんでした。

日経平均株価が3万8000円だった頃、アメリカのダウ平均は1万ドルくらいでした。それが今は、3万1000ドルです。

この3万1000ドルも、「最近株価が大幅に下落した」後の金額です。

ダウ平均は、コロナでガーンと下がった後も、すぐに最高値を更新しました。上がったり下がったりを繰り返しながら、ダウ平均は上昇し続けてきました。

これに対し、日経平均は、最高値をつけてから30年も経過しましたが、まだ最高値に届きません。日本の経済は、どんどん縮小し続けてきているのです。

こんなんじゃあ、将来に希望は持てません。タイトルの話になりますが、給料を上げるのは、将来への希望なのです。

給料を上げるということは、給料を支払う会社から見れば、負担を増やすことを意味します。

しかも、日本は年功序列・終身雇用ですから、上げた給料を下げることもできず、そのまま支払い続けなければなりません。こんなんだと、おいそれと給料を上げられません。

とにかく早く、年功序列・終身雇用を崩壊させて、会社が安心して給料を上げられる素地を作るべきなんですが(解雇が可能となれば、会社としては、給料を上げても安心です。だって、解雇すればいいので)、ただ、将来に希望が持てない状態で終身雇用を崩壊させるのは、ほぼ不可能でしょう。

将来不安があるからこそ、終身雇用にしがみつきたくなります。だから、若ければ若いほど、終身雇用を望むという現象が起きているのです。

バブル以降に生まれた世代は、全員、リアルタイムでは不景気でした。必ず、「最近不景気ですから」とか「お金がない」とか、そういった話を聞かされ続けてきました。

そんなんだから、将来不安を抱くに決まっています。「将来はきっとよくなる」なんて、思えるわけありません。しかも、ヒトという動物は、遺伝子レベルで不安を抱くことがインプットされています。

「不安」という感情は、ヒトという動物の習性でもあるのです。この「不安習性」と、「不景気報道」は、非常に相性がいいです。

不景気を報道すればするほど、耳目を集めるんです。本能に訴えるので。だから、不景気ばかりが報道され、若ければ若いほど、将来不安を抱くようになり、ますます、終身雇用は維持されるようになります。

日本は、終身雇用を維持したまま、少しずつ少しずつ、ただ着実に貧しくなっていきます。

年寄りたちは、若者たちに希望を伝えられなかったという「原罪」を償うことなく、若い世代の収入を食いつぶして死んでいきます。

僕の声なんて、本当に、本当に小さいですが、それでも僕は叫びたいです。「将来はきっとよくなる」と。

今、僕より若い世代も、きっと世界の発展を見てきたはずです。iPhoneによって世界が変わったこと。コロナによって、ZOOM会議が当たり前になったこと。

毎日毎日、TwitterやInstagramで、世界中の情報がリアルタイムで入ってきます。こんなの、たった10年の成長です。たった10年で、世界は大きく前進しました。

世界は、必ずよくなります。もっともっと、便利で楽しくて、人々が幸せになれる世界が待っています。

この「希望」こそ、給料を上げる原動力です。「将来はきっとよくなる」と思えるから、会社は昇給するのです。

会社にとっては、昇給すると経費負担が上昇するので、確かに、会社は昇給したくないバイアスに常にさらされています。

じゃあ、昇給するかどうかは会社次第なのか、というと、それは絶対に違います。だって、昇給しないような会社からはさっさと転職すればいいからです。

「将来はきっとよくなる」と思っていれば、転職をおそれる必要はありません。だって、「将来はきっとよくなる」わけですから、給料をしぼって人材確保を怠るような会社は、生き残れるわけありません。「将来はきっとよくなる」という「知識」を知らないような会社からは、さっさとオサラバしましょう。

「将来はきっとよくなる」と思うことが、昇給の条件です。だったら、まずは自分から「将来はきっとよくなる」と思いましょう。

僕も、そう思っています。だって、これまでがそうだったから。「不景気報道」はウソでした。全然不景気になっていません。世界中の富の総量は、どんどん増えています。

日本だって、不景気から取り残されていません。グローバル化で世界中の経済はつながっています。

将来に希望を持って、技術的にも、経済的にも、心情的にも「豊かな未来」を迎えにいきましょう。

それではまた次回!・・・↓

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